「避難所に行った時に困っていたのはトイレ」 サンドウィッチマン、被災地へトイレトレーラー寄贈

東北魂義援金に集まった約2000万円を宮城県からの提案でトイレトレーラーとして寄贈。

» 2022年03月11日 20時06分 公開
[のとほのかねとらぼ]

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が3月10日、宮城県気仙沼市役所を訪れ、災害時に避難所などで活躍する「トイレトレーラー」を同市からの提案で寄贈。11日には伊達みきおさんがブログを更新し、「きっと、非常時にお役に立てるはずです」と当時を振り返りながら、今後も支援していくことを伝えました。

宮城県気仙沼市役所に訪れたサンドウィッチマン トレーラートイレを寄贈したサンドウィッチマン(画像はサンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログから)

 2011年3月11日に発生した東日本大震災当時から、毎年被災地を訪れているサンドウィッチマン。同年に設立した「東北魂義援金」で集まった4億円超(2021年3月末まで)の金額は、宮城県、福島県、岩手県の各県庁に届けており、震災から10年を控えた2021年2月には「これからは形になる何かを被災地に寄贈出来ないかと考えております」と伊達さんがブログで伝えていました。

岩手県庁へ義援金を届けたサンドウィッチマン 2019年3月には岩手県庁へ義援金を届けたサンドウィッチマン(画像はサンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログから)
宮城県と福島県へ義援金を届けたサンドウィッチマン 宮城県、福島県へ義援金(画像はサンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログから)

 そうしたいきさつから、今回は東北魂義援金に集まった約2000万円をトイレトレーラーとして寄付。納品は8月となるため目録を贈呈しており、菅原気仙沼市長はTwitterで「観光スポット、災害時、そして災害支援時に使わせて頂きます」とコメントしています。

 伊達さんもブログを更新し、「震災直後、避難所に行った時に困っていたのはトイレでした」と震災を経験した自身の意見をコメント。「水が流れないとか、悪臭がとか…当時、様々な話を避難所で聞きました」「きっと、非常時にお役に立てるはずです」と願いをつづっています。

 また、「震災後に全国の方々から支援して頂いた事に対し感謝を忘れずに、これからも東北沿岸の現在を発信して行きます」「コロナが落ち着いたら、是非とも東北旅行にいらして下さい」と感謝をコメントしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」