残念だけど憎めない迷車 『ざんねんなクルマ図鑑』を手にしたAZ-1オーナーの写真が話題(1/2 ページ)
「時代が追い付いていなかった」「当時は迷車でも今は名車」など高く評価する声も。
ガルウィングドアを開いた1台の小さなクルマと、1冊の本を収めた写真がTwitterで話題になっていました。
「ざんねんな車のオーナーです」という言葉とともに桜霞(sakurakasumi)@ツチノコ(@AZLapin)さんが投稿したのは、愛車である「マツダ・オートザムAZ-1」(以下、「AZ-1」)の写真です。
「AZ-1」は1992年に発売されたミッドシップレイアウトにガルウィングドアを採用した小さなクルマ。ホンダ「ビート」、スズキ「カプチーノ」などと90年代を代表する軽スポーツカーとして知られています。
高出力のエンジンに小型ならではの軽さで、走り心地を追求した「AZ-1」でしたが、1995年に生産終了。一部にコアなファンがいたものの、「狭い」「不便なシート」など居住性の悪さや、発売時期にバブル崩壊が重なったといった理由で売れ行きが良くなかった「ざんねんなクルマ」と言われています。
そんなAZ-1と一緒に写されているのは、どこか憎めない珍車・迷車をまとめた書籍『『ざんねんなクルマ図鑑』(昭和自動車研究会・著)。
「勢いよく走るだけで使い勝手は度外視」と評された「AZ-1」ですが、桜霞さんは「蔑んだ意味合いの『ざんねん』ではなく愛のこもったいい意味合いでの『ざんねん』なので」と補足。どこか愛嬌があり、憎めない愛車の写真もたっぷりと披露しています。
桜霞さんの投稿には、「メッチャカコイイ!」「一度でいいから運転してみたい車」など、AZ-1に好意的な反応が寄せられていたほか、「時代が追い付いていなかった」「当時は迷車でも今は名車」と高く評価する声も見られました。
画像提供:桜霞(sakurakasumi)@ツチノコ(@AZLapin)さん
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