“ジャニオタ”社員が作った「オタクのための推し活グッズシリーズ」 第3弾はオタバレしない推し色バッグ&推しを持ち歩くマルチファイル(1/2 ページ)

オタクによるオタクのための推し活グッズ、第3弾!

» 2022年06月10日 12時30分 公開
[ちゃすこねとらぼ]

 老舗アパレルメーカー「クロスプラス」は、アイドルやアニメキャラクター、アーティストなどの「推し活」をより楽しむための雑貨シリーズ「推部屋plus(オヘヤプラス)」の第3弾商品を発売しました。現役の“オタク社員”3人が企画・開発をしたこだわりのアイテムについて、詳しい話を聞きました。

推部屋plus 大きなキャンバストートバッグとアクスタや写真が入れられるマルチファイルが新登場!(撮影:編集部)

 「推部屋plus(オヘヤプラス)」は、クロスプラスに所属している“オタク社員”が「自分が推し活で使いたいもの」を企画し、商品化しているグッズシリーズです。好きなものには惜しみなくお金を使い、コロナ禍でもSNSを通じて趣味を楽しむ“推しがいるオタク”に向けて、「推し活がもっと楽しくなるアイテム」を提案しています。

 過去に発売されてきたのは、アクリルスタンドを収納して持ち運べるiPhoneケース(2999円、関連記事)や9色から選べるロゼット(全9色/1999円)、コンサートの必需品であるファンサうちわを簡単に作れるセット(暖色系・寒色系 各999円)など。推し活をする中での「ほしい」を形にした商品を発売してきました。

シリーズ第3弾が新登場

 そんな「推部屋plus」の新作は、ライブやイベントなど“現場”に行くときに便利なトートバッグ(4999円)とマルチケース(888円)です。

推部屋plus 硬質ケースがそのまま入る透明ポケットが便利。アクスタやチケットもまとめて入れられます(撮影:編集部)

 トートバッグは、涼やかな素材が春夏の推し活にぴったり。バッグ内側にはペットボトルを収納するための仕切りが付いていて、汚れにくいコーティング加工が施されています。取っ手部分にはキーホルダーを取り付けられるDカンがあるため、お気に入りのバッグチャームやぬいぐるみストラップがつけやすい仕様です。

 横にしたジャンボうちわや自作のうちわがすっぽり入るワイドサイズは、1泊程度の遠征時にも使いやすい大きさ。背面にはキャリーバッグに通せるタブが付いています。

推部屋plus キャリーケースの持ち手に通せて便利!

 開発した3人のこれまでの“推し活”での「こんなバッグが欲しかった」を反映しているというこのバッグ。魅力の1つとして、「オタバレしにくいシンプルなデザイン」があります。

 全9色展開ですが、色を主張するのは1か所入ったカラー名の刺繍のみ。その他は共通してキナリのキャンバス素材です。スーツ姿に合わせても違和感がないため、職場帰りにライブやイベントに行くときにも気軽に持って行くことができそうです。

推部屋plus さりげなく推しの色を主張できます

 同じく9色展開のマルチファイルも、各カラーのポリプロピレンケースにお花の線画をプリントした、シンプルなデザイン。描かれている花の種類は、色ごとに異なります。

 海外のポストカードをイメージしてデザインしたというこのケースは、“現場”に行くときの必須アイテムであるチケット、アクリルスタンド、写真やファンクラブの会員証など、「こまごましたアイテムをまとめて持ち歩けるファイルが欲しい!」という思いから開発に至ったそうです。

 特に、写真を収納できるポケットの大きさにはこだわりが。多くのオタクが使用しているという「硬質ケース」に入れたままポケットにジャストフィットするよう、絶妙なサイズを追求したのだとか。

 アクリルスタンドを収納するポケットも、さまざまなサイズのアクリルスタンドを入れられるように、ポケットの巾を調節したそうです。また、厚みのあるアクリルスタンドを入れても分厚く膨らんで違和感がないように、3ミリのマチを入れるという細かい気遣いも。日常的に「推し活」をしている3人だからこそ開発できた、ささいな「困った」を解決してくれそうな商品でした。

推部屋plus 推部屋plus マルチファイル(パープル)
推部屋plus アクスタがひょっこり!

生み出しているのは3人のオタク社員

 推部屋プラスの商品を企画・開発しているのは、デザイナーのデザイナーのゆうさん、ぎいこさん、えいさんの3人。3人とも、ジャニーズ事務所のアイドルを推している“ジャニオタ”だといいます。

 ゆうさんの推しは、「King&Prince」の岸優太さん。社会人になると同時にジャニオタになったというゆうさんのオタク歴は、今年で丸9年となります。ゆうさんいわく、“オタク歴は短め”なんだとか。それってガチの人がよく言うやつだ……!

推部屋plus ゆうさんの推し、岸優太さんのメンカラは紫

 もともとバンドの追っかけをしていたというぎいこさんの現在の推しは、「ジャニーズWEST」の中間淳太さん。「中間君は私のオタク人生最後の推し」と決めて、熱烈に推しているといいます。

推部屋plus ぎいこさんの推しである中間淳太さんのメンカラ、イエローのトートバッグ

 ぎいこさんは「どの界隈を推していても、推しの所属するグループ全体の活躍や、個人仕事の夢を一つずつ叶えていくのはすごく嬉しくて、自分も頑張ろうと思えます。推しと出会って広がった出会いもあるし、叶った夢もあるので、これからも推しと一緒に過ごしていきたいなと思っています」と、推し活が生活に潤いを与えていること、“推し”に日々励まされていることを語ってくれました。

今後の推部屋plusは……

 最後に、今後の「推部屋plus」の展望について伺いました。

 「このシリーズはこの先も基本的に自分たちが欲しいもの、着たいものを作るワガママな企画でありたいと思っています。情報収集やSNSでの発信等、日常で行っていることを仕事に活かし、お客様に喜んで頂ければそんなに良いことは無いと思います。が、やはり1番は自分たちの楽しさを忘れずにこの先もこのシリーズを続けていきたいです。また今後は社内で2.5次元・アニメ・漫画等々のエキスパートが名乗りを上げて、協力してくれればなぁ……と思っています。おそらく社内に隠れているので……」。

 3人に今後開発してみたい推し活グッズを聞いてみると、「ぬいぐるみ用のバッグ」や遠征用の「トラベルポーチ」の声が挙がりました。また、企画中のアイテムではコンサートに着ていく「参戦服」、双眼鏡やペンライト用のポーチ、観劇用の小さなバッグなどがあるそうです。今後の展開商品も楽しみですね。

 「推部屋Plus」シリーズは、クロスプラスが運営するWebショップで販売中。公式Twitter(@OHEYAplus)やInstagram(oheyaplus)では、開発者チームの3人が商品のこだわりや楽しみ方を紹介しています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2403/26/news158.jpg 元横綱・貴乃花、再婚後の激変ぶりに驚きの声 ヒゲ生やした近影に「ショーケンみたい」「ワイルドー」
  2. /nl/articles/2403/27/news130.jpg 中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
  3. /nl/articles/2403/26/news169.jpg 「『ちゅ〜る』の紅麹色素は大丈夫?」 小林製薬の「紅麹」報道で飼い主に不安広がる
  4. /nl/articles/2403/27/news126.jpg ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
  5. /nl/articles/2403/26/news161.jpg 【まとめ】小林製薬「紅麹」問題 味噌や酒など紅麹原料使用メーカーの自主回収相次ぐ 20社以上が発表
  6. /nl/articles/2403/27/news127.jpg 日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
  7. /nl/articles/2403/20/news067.jpg 「紫のトトロ買った」 “ジブリを1ミリも知らない”友だちから連絡→まさかの正体に爆笑 友だちはその後ジブリを見た?
  8. /nl/articles/2403/26/news016.jpg ドイツ人家族が日本のバウムクーヘンを実食、一番おいしいと絶賛したのは…… 満場一致の結果に「参考になります」「他の食べ比べもお願い」
  9. /nl/articles/2312/30/news041.jpg 「紫のトトロ買った」 “ジブリを1ミリも知らない”友人から連絡→まさかの正体に爆笑「それトトロやない」
  10. /nl/articles/2403/26/news145.jpg 「ご安心ください」 “紅麹ショック”でDHCとファンケルが声明…… サプリ販売は継続中 小林製薬では死亡患者がサプリ摂取
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」