「タイヤ値上げ、嫌?」 夏タイヤは「グレードを下げて安く」したい人が30代で2割に GfK Japan調査

「安ければOK」な人も多くなっていますね。

» 2022年06月25日 14時00分 公開
[大泉勝彦ねとらぼ]

 GfK Japanは、自家用車を保有する1万4762人を対象に「夏タイヤ購買行動に関する調査」を実施し、調査結果を公表しました。

タイヤ交換 ドライバーを対象に「夏タイヤ購買行動に関する調査」を実施

 2021年11月から2022年1月にかけて、タイヤメーカー各社が国内市販用タイヤの出荷価格を引き上げることを発表し、これに伴いタイヤの国内販売価格も引き上げられました。

タイヤアンケート タイヤ値上げについての考え(画像:GfK Japan、以下同)

 これに対する考えを聞いたところ、36%が「タイヤの溝がなくなる(スリップサインが出る)まで今のタイヤを使い続けたい」と回答。値上げがあっても欲しいタイヤを買いたいと考える人は21%だった一方、15%の人がタイヤのグレードを下げて費用を抑えたいと回答しました。中でも30代は22%と世代別で一番多く、「欲しいタイヤを買いたい」の20%を上回る結果となりました。

 夏タイヤの購入場所について、直近1年での夏タイヤ購入者のうち80%がカーディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどの店頭で購入していることが分かりました。購入店舗は「いつも使っているお店だから」が48%、「タイヤの価格が安かったから」が28%という結果に。

タイヤアンケート 夏タイヤ選定の理由

 タイヤの選定理由は「信頼できるメーカー」が30%で最も多く、「安定性、乗り心地」(27%)、「店員のおすすめ」(24%)と続きました。購入検討に際し、交換前に使っていた夏タイヤと同じメーカーを重視する人が40%を占め、インターネット購入者(31%)と比べると重視度が高くなりました。

 参考情報としては「店員のおすすめ」が34%と最多で、「店頭での価格」「店頭の商品展示」と続き、店頭で得られる情報を重視し、インターネットでの情報収集には積極的ではない姿勢が見られました。

 インターネットで夏タイヤを購入した人は全体の20%で、商品の選定理由は「安価な価格」が39%で最多に。「コストパフォーマンス」と答えた人も30%存在しましたが、「安定性、乗り心地」「運転中のノイズの少なさ」といった性能面への関心は店頭購入者よりも高いことが分かりました。

 情報源については「価格比較サイト/ショッピングサイト」が37%、「検索サイト」が31%と、インターネットの情報を参考にしている人が多い結果になり、「YouTube動画/広告」を参考にした人は6%でした。なお、購入検討段階で39%が店頭を訪れており、実際の商品を事前に確認する消費者も少なくないことが明らかになりました。

 調査は2022年4月18日〜5月1日にインターネット上で実施されました。

大泉勝彦



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」