「国語が苦手な子の一部に、問題文を真ん中から放射状に読む子がいる」 国語講師のツイートに「自分もそう読んでいた」という声が続出(1/2 ページ)
そういう読み方をする人もいるのか。
日常のまさかな出来事をつぶやいたツイートを、イラストとともにご紹介する企画「そんなことある?」。今回は当たり前だと思っていたやり方が、人によってはそうでもないようで……というお話です。
国語の問題文を「真ん中から放射状に読む」?
はじめは信じ難かったが、国語ができない子の一部に、問題用紙の真ん中から放射状に読む子がいる。たかだか50名ほどの個別教室で年間5人ほど確認できていた。
(ピクセルスタディさんのツイートより)
国語講師のピクセルスタディさん(@PixelStudy2022)は、受け持ったなかで国語ができない生徒に、少なからず見られる癖を見つけたといいます。それは、国語の問題文を冒頭からではなく「真ん中から放射状に読む」というもの。
しかも、そういった読み方をする生徒は「たかだか50名ほどの個別教室で年間5人ほど」、つまり、10人に1人程度の割合で見受けられたといいます。
「真ん中の文章がまず目に入り、そこから放射状に拾い読むのが癖になっているのでは」と、ピクセルスタディさん。さらに自作の例題などを投稿し「その子たちがどのように文章を読み、どう考えて問題に答えるのか」「どのように指導しているのか」という点も解説しています。
このツイートにネット上では「自分がキーワードだとおもうことばだけをつなぐんですよね」「そう言えば、英語が苦手だった頃は、英語長文は放射状に読んでいました。わかる部分をつなぎ合わせてパズルの様に解いていく」といった声が現れました。
成績面については「国語は苦手で、そういう読み方をしていた」「そういう読み方だったけど、むしろ得意だった」とマチマチ。また、「冒頭から文章を読んでいく方法と併用していた」「学年が上がるにつれて通用しなくなり、読み方を改めた」という声も見受けられます。
国語が苦手な子どもだけでなく得意な子どもでも“放射状読み”をする場合があること、問題文の読み方が人によって意外と違うことも含めて、勉強を教える大人側にとっては悩ましい問題かもしれません。
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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