いよいよ実現！ 箕面市と御堂筋線が直結、南北線延伸線を2023年度末に開業（1/2 ページ）

「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」も誕生。

[大泉勝彦，ねとらぼ]

　大阪府箕面市と北大阪急行電鉄は、南北線延伸線を2023年度末に開業すると発表しました。

南北線延伸線の路線図（画像：箕面市、以下同）

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　南北線延伸線は、南北線を千里中央駅から北へ約2.5キロ延伸し、「箕面船場阪大前駅」（みのおせんばはんだいまええき）と「箕面萱野駅」（みのおかやのえき）の2駅を新設する路線です（関連記事）。

　延伸線の開業により箕面市とOsaka Metro御堂筋線が直結し、箕面市から大阪都心部への乗り換えなしでのアクセスが実現します。また、バスと鉄道の結節点を現在の千里中央駅から箕面萱野駅に移し、バス路線網も大幅に充実させます。

　延伸線事業は2016年に着工し、当初は2020年度末の開業を予定していましたが、工事工程の見直しなどから2019年に開業目標の延期を発表していました。

　2022年5月末には箕面船場阪大前駅から千里中央駅間のトンネルが貫通し、高架橋やトンネルなどを構築する土木工事は全工事区間でおおむね完了しています。現在は軌道、電気設備、駅舎関連工事と車両製造を進めており、これらの工事も順調に進んでいることから、開業時期が決定しました。

（大泉勝彦）

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