カズレーザー、Z世代の発言にピシャリ「昭和だと思われます」 ひろゆきとの対話では“老害”に「なってても全然いい」（1/2 ページ）

Z世代とは一般的に、1990年代後半から2010年代初頭生まれの若者を指す言葉。

[Yuka，ねとらぼ]

　お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんが9月10日、自身のYouTubeチャンネルで視聴者の悩み相談に答える動画を更新。2000年代生まれらしき視聴者から届いた「老害が多すぎて嫌になる」という質問の回答に注目が集まっています。

　これまでにもたびたび同チャンネルで、視聴者から届いたさまざまな悩みや人生相談にコメント返しをしているカズレーザーさん。今回も「なぜ最後には死ぬのに生きているのでしょうか」という人生の質問に、「最後が死ぬかどうかと生きてるは関係ないと思う」とずばり回答。楽しいやおいしいなど今感じていることと、最後に死ぬこととは結びつかないとあくまで冷静に指摘します。

真剣に答えていくカズレーザーさん（画像はカズレーザー 公式YouTubeチャンネルから）

　動画の後半では「2000年代生まれのZ世代です」と、1990年代後半から2010年代初頭生まれの若者とおぼしき人から相談が。

　相談者は「いつまでも、昭和の価値観で物事を判断したり、老害が多すぎて嫌になります。（男はこうで女はこうあるべきや、結婚してない＝ダメや、過度なパワハラ、セクハラを悪いと思わなかったりなど）」と、まずは老害に対する苦情をつづり、“大御所芸人”がMCとして仕切るバラエティー番組に「昭和の嫌な価値観を感じます」とウンザリした調子で心中を吐露。“老害”と“Z世代”の狭間に位置するカズレーザーさんに昭和の価値観の是非を尋ねていました。

キッパリ（画像はカズレーザー 公式YouTubeチャンネルから）

　質問を読み終えたカズレーザーさんは、「Z世代とかY世代って上の人が勝手に作った枠組みなんですよ」「本当に今の価値観にアップデートしたいんだったらこういう言葉は使わない方がいいですよ」と、一部の若者が上の世代を批判しつつ、相手の作った枠組みにうまく取り込まれてしまっている矛盾を指摘。

　「もしZ世代に当てはまっているんだったら、絶対Z世代なんてダサい言葉使わないでください。昭和だと思われます」と強く注意喚起し、次の質問に移ったのでした。

「昭和だと思われます」（画像はカズレーザー 公式YouTubeチャンネルから）

　多くの質問があった中で、コメント欄には視聴者から「Z世代の質問に対する返しが秀逸」「z世代以外は古臭い、と言うのは、『今の若者は』ステレオタイプおじさんと考えてることと一緒ですよと」「今時と思うなら結果を出せば何も文句は言われなくなると思います」と、Z世代の質問に対するカズレーザーさんの回答を絶賛する声が集まりました。

　なお、今回の質問には直接持論を展開しなかったカズレーザーさんですが、2022年6月11日に「2ちゃんねる」開設者の“ひろゆき”こと西村博之さんとのコラボ動画で、「老害になるのはやっぱ嫌っすか？」と直球質問。

“老害”に対する2人の意見（0:51:55〜）

　「老害になった時に自覚ができるかどうかで。自覚してたらそれはそれで、まぁ……アリなのかなって気もするんですけど」と答えたひろゆきさんに対し、カズレーザーさんは「自分老害だなってなってても周りが気遣ってくれてんだったら全然いい気がしますね、体感的に」「全然楽というか、それ理想だろと思う」「だってもう周りが『しゃーないな』って思って面倒見てくれてんだから」と笑いながら自身の意見を述べていました。