「ドローンで撮影した静岡の水害」AI生成のデマ写真が拡散 投稿者「投稿が広まると思わなかった」「ざまあww」(1/2 ページ)
疑問視する声が多く寄せられていました。
台風15号の影響で県内の各地が大きな被害を受けた静岡県(関連記事1/2)の様子を写したとする写真について、投稿者がデマだと認め、謝罪しました。9月26日16時00分現在、該当投稿はいいねとリツイートともに3600以上を記録するなど、大きく拡散されています。
出回っている写真は、とあるTwitterユーザーが「ドローンで撮影された静岡県の水害。マジで悲惨すぎる...」という言葉とともに投稿したもの。町全体が水没していたり、住居が流されたりしている様子が写されています。
しかし、これらの写真は住居部分が雑然としていたり、電柱が写っていなかったりするなど不審な点が複数あること、また投稿者が過去にもAI(人工知能)が生成した画像を複数回投稿していることから、昨今話題になっているAIで生成した画像ではないかと疑問視する声が多く寄せられていました。
投稿者はこのような騒動を受け、写真はデマであり、画像生成AI「Stable Diffusion」に「flood damage,Shizuoka(水害,静岡)」というキーワードを与えて生成したものだと認めました。
また、デマを流した背景については「大した目的はない。そもそも安易にこれが広まるとは想定していなかったので、それを元にした計画など立てていない。今までの投稿から、自らの投稿が広まるとは思えなかった」と弁明しています。
投稿者は「偽情報を発信してしまい、申し訳ありませんでした。また、実際に被害を受けて苦しんでいる静岡の方々にも申し訳ないことをしました。謝罪いたします」と反省の意を示した一方で、「騙されて拡散した人『明らかにおかしい』と言って騙されていないフリをしている人 ばーか!ww ざまあwwwwwwwwwww」「ろくに確かめもせず、パッと信じ込んじゃってね。お前らの常識とネットリテラシーの無さが露呈しましたね!www」などと挑発しています。
投稿者はSNS上にこのようなフェイクが存在することや、該当投稿がデマであることを明示するために、元の投稿は削除しない意向とのこと。SNS上では「全く反省してない」「自己弁護してないで消しな」など批判の声が続出しています。
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