ドクターストップの米倉涼子、「肉体的にも精神的もボロボロ」と謝罪 海外からも「あまり自分を責めないで」とエール集まる(1/2 ページ)

ファンからは「謝らないで」の声が殺到しています。

» 2022年09月29日 13時58分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 9月28日、米倉涼子さんが11月と12月に予定されていたミュージカル「CHICAGO」ブロードウェー公演と来日公演の降板を発表しました。事務所公式サイトの発表では「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」による「ドクターストップ」だと明かされていましたが、自身のInstagramでもファンに向け詳細を説明しています。

米倉涼子ブロード公演をドクターストップで降板 ロキシー・ハート役への強い思いが伝わります(画像は米倉涼子さんのInstagramから)

 公式サイトでは「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音」とドクターストップまでの苦しい過程を想像させるコメントを出していた米倉さん。翌日に更新したInstagramでは、英語と日本語のコメントを掲載し、「断腸の思いでこの決断に至りました…」と冒頭から悔しい気持ちをにじませました。

 米倉さんは、「去年も今年ずっと低髄液に悩まされていて」と持病の低髄液圧症候群に悩まされていたことを告白。検査を重ねて腹部側から髄液が漏れている箇所が見つかったため、医師から提案された治療法により、改善へと向かっていたようです。

 治療を続けながら活動を行うも、「仙骨周囲の激痛」「馬尾神経腫大」「強度の坐骨神経痛等」「歩行困難」などの問題に直面。「とにかくどうやっても背中を湾曲させることができない」と日常生活に支障のない範囲ではあるものの、舞台でパフォーマンスするにはほど遠いコンディションであることを明かしました。

 米倉さんは、「ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい」と心から苦しみを吐露するようにファンに向け謝罪。「ここに来るまで肉体的にも精神的もボロボロ状態です。気合いと根性だけではどうにもなりませんでした」と降板がどれほど辛い決断だったかを正直に明かしました。

米倉涼子ブロード公演をドクターストップで降板 英語コメントも(画像は米倉涼子さんのInstagramから)

 しかし、共演者らに迷惑をかけることや、当日キャンセルという事態だけは避けたいとの思いから、今回の決断に至ったとのこと。苦しい気持ちを明かしつつも、回復に専念し、「この悔しさを今後の糧として」「もっと強い女になってやるっ!! もっと器の大きな、引き出しの多い表現者になってやるんだ!!」と前向きに力強く決意を語り「待っててね、待っててください(ハート)」とファンに感謝を述べ締めくくりました。

 米倉さんのコメントには、「ヨネさん謝らないでください」「私たちコメっ子はよねさんが心身共に元気でいてくださることこそが幸せです」「立ち止まるときも人生あります。ゆっくり身体を休めてまた笑顔で会わせてください」と日本のファンから回復を祈る声が殺到しました。また、英語コメントの方では「お大事にしてください。あなたの舞台を観られるのを楽しみにしているよ」「早く良くなりますように」「あまり自分を責めないでください。愛とハグを送ります」など英語での励ましが寄せられています。

 米倉さんが初めて「CHICAGO」ロキシー・ハート役でブロードウェイに進出したのは2012年。その後2017年と2019年にも出演し、今回が4度目の出演になるはずでした。公演は米NYアンバサダー劇場でのブロードウェー公演が11月7日から20日まで、東京国際フォーラムでの来日公演が12月14日から31日までを予定していました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/29/news009.jpg 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
  2. /nl/articles/2501/31/news120.jpg 大野智さん巡る悪質“逮捕デマ”巡りSTARTO社が発信者情報開示請求 「株式会社嵐」代表は「一呼吸おいてよく考えて」と心境吐露 
  3. /nl/articles/2501/31/news085.jpg “自分を醜い”と感じてきた49歳女性が…… “別人級の大変身”に感動 「衝撃的だった」「信じられない」
  4. /nl/articles/2501/30/news026.jpg 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
  5. /nl/articles/2501/31/news185.jpg 大谷翔平、“消防士たちとの5枚のショット”に反響 「どの消防士より屈強」「これは期待の新人」
  6. /nl/articles/2501/31/news014.jpg 手芸で余った大量のハギレ → あまさず活用する“驚きの方法”に反響 「ナイスアイデア」「考えたこともなかった」
  7. /nl/articles/2501/31/news050.jpg 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
  8. /nl/articles/2501/30/news047.jpg 「死ぬほど笑ったw」 “ほろよい”限定デザイン → 人気ゲームの“例のロゴ”に見えると話題に まさかの公式も反応「ほろよい うま」 投稿者に話を聞いた
  9. /nl/articles/2501/31/news019.jpg “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
  10. /nl/articles/2412/09/news077.jpg 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議