仲良すぎだろおおお! 福原遥&赤楚衛二&山下美月が明かす「舞いあがれ!」撮影裏 第4週は「一歩一歩成長」(2/2 ページ)
「人見知りすぎてスタッフさんの目も見られなかった」福原の幼少期
―― 幼少期の舞は、人の気持ちを察するのが得意な一方、自分の気持ちを抑えてしまう子どもでした。福原さん自身は、どのような子どもでしたか?
福原 家族からは、幼少期の舞と私が「リンクする」ってよく言われます。小学1年生でこのお仕事を始めたとき、私は人見知りすぎてスタッフさんの目も見ることができなかったんです。ずっと後ろに母が付いていてくれて。今もですが、自分の意見もあまり言えない。すごく似てますね。
―― 当時小学5年生の福原さんが務めていた、NHK「クッキンアイドル アイ! マイ! まいん!」の「まいんちゃん」を見ていると明るく元気な印象を受けましたが。
福原 私が人見知りだったために、「まいんちゃん」の現場では、スタッフの方々が収録の数カ月前から打ち解けられるよう、体を使って遊んだり、ゲームをしたり、レッスンをしたりしてくださったんです。初めて、大人の人と話せるようになりました。舞と同じで環境に恵まれたから、まいんちゃんは、自分のまんまでできました。
―― 「まいんちゃん」は人見知りを克服する転機になったのですね。赤楚さんと山下さんは、貴司や久留美の幼少期と重なるところはありましたか?
山下 私も昔は人見知りで、全然しゃべれなかったです。あとは一人っ子だったので、お父さんとお母さんに喜んでもらいたくて、テストや運動会を頑張ろうって思っていたところが、久留美ちゃんの「お父さんのために頑張りたい」という思いとリンクしています。
赤楚 僕は貴司と似ていない。どちらかというと、一太に近いんじゃないかな。ずっと自然の中を冒険したり、駆け回ったりする野生児だったので。クールな貴司くんみたいな男の子ではなかったですね。
福原 でも大人になった貴司くんと赤楚くんは、リンクしているよね?
赤楚 時間を重ねて今の自分の性格になったからね。昔は「俺が俺が」って主張していたけど、成長して、貴司くんのようにまるくなっていったよ(笑)。
福原 内側の部分は、今も一太のように活発なんだろうなって思うけどね。
山下 少年だよね。さっき遥ちゃんからもらったお菓子も、すぐに食べてた。
赤楚 “少年みたい”は、どこに行っても言われる。お菓子はせっかくもらったんだから! すぐ食べなきゃ!
福原 ありがとう(笑)。
ベストフレンズが明かす見どころ
―― 笑いの耐えない会話で、こうしている今も、本当に3人の仲の良さを感じます。
赤楚 五島列島のロケで、役でもプライベートでも「仲良し」から「超仲良し」になったね。フェリーの中は修学旅行感があった。
福原 カードゲームして、カップ麺食べて、朝ドラ見たね。
赤楚 2人とも仕事熱心で純粋に応援してくれる、ピュアな心に救われています。仲良くなれて良かったなって思います。
山下 実は私は、2人のファンみたいになっていて。例えば映画やネットニュースで2人の姿を見ると、絶対に見ちゃう。2人の活躍が、自分のことのようにうれしくて。それに忙しいだろうから「体大丈夫かな」って、ずっと心配しちゃう。2人には健康に長生きしてほしい。
福原・赤楚 私/俺もそう思う!
山下 おばあちゃんになっても、老人ホームで遊びたい。
赤楚 老人ホームでカードゲームだよ。BFFですね。ベストフレンドフォーエバー!
―― ベストフレンズである3人が作り出す幼なじみの関係性、楽しみです。最後に、それぞれ見どころを教えてください。
福原 3人がそれぞれどんな仕事をして、どんな人たちと出会って、どう成長したかが見どころです。舞は自分の意見が言えず、一歩を踏み出せない女の子なので、人力飛行機サークルのみんなと出会ったり、航空大に行ったり、一歩一歩成長する姿を丁寧に作らせていただいています。
赤楚 第3週までみんなが作ってきたものを、ちゃんと受け継ぎたいと思い作っているので、期待していただけたらと。貴司の家族や、外での関係などを掘り下げていきます。これまでの変化と、これからどう変化していくかを楽しみにしていただきたいです。
山下 クランクインする前に東大阪を調べたとき、人情の街だなって感じました。小さなつながりが、どんどん大きなつながりになっていく。幼なじみ3人の関係性がまさにそうなのと、3人を支えてくれる登場人物全員があたたかいことを感じていただけるかな。大阪は、自分にとって第2の故郷に感じちゃうくらい好きになりました。
そして朝ドラで久々に現代の作品なので、3人に共感できる部分もたくさんあると思います。それぞれ悩みを抱えていて、どうやって壁を乗り越えていくかを見ていただきたいです。朝から「パワーをもらえた」って思ってもらえる作品を作れるよう、全力で頑張っていきます!
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