ニュース
» 2022年10月26日 15時06分 公開

人気野球漫画『ダイヤのA』、「俺たちの戦いは……」型最終回が波紋 “打ち切り”のうわさに作者が反論(1/2 ページ)

『actIII』はあるのか。

[小西菜穂ねとらぼ]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 『週刊少年マガジン』に掲載されていた野球漫画『ダイヤのA actII』が10月26日発売号で、第一部から数えて16年にわたる連載に幕を下ろしました。ところが余白の多い終わり方を巡り読者からは「打ち切りなのでは」との臆測が流れ、Twitterでは関連ワードがトレンド入り。作者の寺嶋裕二さんがTwitterを更新し、これを否定しています。

『ダイヤのA』 『ダイヤのA』(画像はAmazon.co.jpから)

 寺嶋さんは連載終了の理由として体力の低下や、スケジュール管理の難しさを上げつつ「何より自分自身が元気のない沢村を見たくなかったし、無理して話を進め、みんなの進路や人生を雑には決めたくなかった」と不本意な形で作品を続けていくことへ抵抗があったと説明。「最後にバカでギラギラした沢村が描けて嬉しかった泣」と自分自身、納得のいく最終回だったことを強調しています。

 『ダイヤのA』は主人公・沢村栄純が地方から東京の強豪校に入学し、全国から集まったチームメイトと切磋琢磨(せっさたくま)しながら甲子園を目指す物語で、1年時の夏から秋大会を区切りに第一部完結。休載を挟み『actII』として再スタートしたいきさつがあるため、今回も『actIII』として復活するのではとの期待が寄せられていました。しかし寺嶋さんは「週刊連載でのダイヤのAはここで区切ることにしました」とはっきりコメント。また2017年から続くファンクラブも2023年でのクローズが発表されています。

 一方で「これからのことはゆっくり考えます」と伝え、ファンや関係者への感謝をあらためて示した寺嶋さん。ツイートには日本語だけでなく、英語や中国語でも感謝のメッセージが寄せられていて「その後のストーリーが読めるのを楽しみにしております!」「寺嶋先生が納得いくラストに出来たのならファンの私も嬉しいです」とあたたかな声が寄せられていました。

 『ダイヤのA』は2006年に連載を開始。2013年から2015年まではアニメが放送され、また舞台、ミュージカル化と多岐にわたってメディア展開され人気を博していました。最終回を巡っては連載打ち切りの定型としてネットミーム化している「俺たちの戦いはこれからだ!」に当てはまるとの声が多く、「こんな打ち切り方で本当にいいのか?」「16年間追っかけてきた人たちが本当につらくなる終わり方」と不満を訴える声がSNSに数多く投稿されていました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/02/news048.jpg 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  2. /nl/articles/2312/01/news138.jpg 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  3. /nl/articles/2312/01/news012.jpg 娘が子猫を保護→ある日おなかが異様にふくらみ、病院へ連れて行くと? 「貴重な経験」となった診察結果に驚き
  4. /nl/articles/2312/02/news060.jpg 庄司智春、“夫婦格差”を表す1枚の写真に共感続々 「あるだけマシですよ!」と哀愁漂う反響も
  5. /nl/articles/2312/02/news003.jpg ちいかわデザインのおくすり手帳を開いたら……? “まさかの中身”に衝撃走る「絶対に笑ってはいけない」
  6. /nl/articles/2312/01/news121.jpg “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  7. /nl/articles/2309/23/news080.jpg 「ボッタクリにも限度ある」 FFイベントで売店の“焼きそば”めぐり騒動 運営謝罪「スタッフが半ばパニックに」
  8. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. /nl/articles/2312/02/news061.jpg 「ちょっと緊張してるパパ」ギャル曽根、夫が第3子を抱く“顔出し”ショットが幸せの極み 「素敵な写真」「ちっちゃーい」
  10. /nl/articles/2311/30/news047.jpg 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」