「フルハウス」ジェシー役俳優、続編巡りオルセン姉妹と疎遠だったことを認める 仲直りのきっかけは“ダニー”ボブ・サゲットの死(1/2 ページ)
ちょっとせつなくもあるエピソード。
1990年代のドラマシリーズ「フルハウス」の“ジェシーおいたん”ことジェシー・カツォポリス役で知られるジョン・ステイモスが5月25日にポッドキャスト「And That's What You REALLY Missed」に出演。20年越しに制作された同ドラマの続編「フラーハウス」へ、ミシェル役のメアリー=ケイト・オルセンとアシュリー・オルセン姉妹が出演しなかったことに「怒り」を覚えたと当時の気持ちを語りました。
番組内でジェシーは、オルセン姉妹がニューヨークへ引っ越してからは疎遠になっていたと告白。「メアリー=ケイトとアシュリーとは、あまり会っていなかった。少しは連絡とっていたんだけど。でもボブはよく連絡を取っていた」と、姉妹の父親ダニー役のボブ・サゲットはオルセン姉妹と変わらずに仲が良かったと述べました。
そして「よく、うわさを聞いたりするでしょ、『ああ、彼らは子ども時代が嫌だったんだよね』とか『番組に出たくなかったんだ』とか」とオルセン姉妹が成長してから耳に入ってきたうわさ話があったと語ります。「僕が『フラーハウス』に出演したとき、彼らは戻ってきたがらなかった。それで僕はちょっとだけ怒った。で、(怒ったことが)バレちゃったんだよね」と当時続編にオルセン姉妹の決断が不満だったことを率直に語りました。
そしてオルセン姉妹と仲良くしていたボブは2022年1月9日に頭部の負傷が原因で滞在先のホテルで急死。この悲劇にドラマ関係者は深い悲しみに沈みましたが、ボブの死をきっかけに、ジョンはオルセン姉妹と語り会う機会を得たと言います。
「彼らは『私たち子ども時代が大好きだった。あなたといるのが大好きだった。ボブが恋しい』って」とうわさ話とは真逆の気持ちだったことが分かったとのこと。オルセン姉妹はジョンの自宅を訪ね、「ポークチョップとセージを持ってきてくれた。なんでなのかわからなかったけど、ありがとう? って言ったんだ。冷凍のポークチョップだったから本当に親切だよね。それで僕たちはとても仲良くなったんだ」とかわいらしいエピソードも明かしています。
ドラマ内ではジェシーおいたんとミシェルのやりとりが大人気で2人は名コンビに。末っ子のミシェルを特にかわいがるジェシーおいたんの溺愛っぷりも多くの視聴者を引きつけ、ドラマの人気に拍車を掛けていました。
ジョンは以前もポッドキャスト「Good Guys」に出演し、「フルハウス」シーズン1でまだ赤ちゃんだったオルセン姉妹を「クビにしかけた」という仰天エピソードも語っていました。ジェシーがミシェルの世話をダニーに任されるシーンで「僕は対処しきれなかった」と赤裸々に話すジョン。スタッフに「これじゃうまくいかない」と訴え、するとスタッフが今度は別の赤毛の双子の赤ちゃんをつれてきたとのこと。しばらくのあいだ、その別の赤ちゃんをミシェル役として試してみたもののうまくいかず、「よし、オルセン姉妹を呼び戻そう」ということになったそう。ドラマのファンからすると驚きの裏エピソードです。
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「フルハウス」ファンが動揺。
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