登録者数2000万超の米YouTuber、未成年者との不適切な関係告発に“ウクレレ弾き語り”弁解で火に油 「全く無意味、もはや有害」(1/2 ページ)

36歳で3児の母。

» 2023年06月29日 16時24分 公開
[小西菜穂ねとらぼ]

 米YouTuberコリーン・ボーリンガーが6月28日、未成年者との不適切な関係を告発されたことへウクレレの弾き語りで返答。終始自分のペースを崩さずちゃかすような内容がさらなる反発を呼び、再生数は9時間で130万回を突破。米版Twitterではトレンド入りし、同日に緊急搬送が報じられたマドンナを越える反響となっています。

歌で告発内容について言及するコリーン・ボーリンガー 歌で告発内容について言及するコリーン・ボーリンガー(画像はYouTubeから)

 コリーンが動画を投稿したのは、チャンネル登録者数300万人超のメインチャンネル。36歳で3児の母でもある彼女は2000年代からYouTube動画の投稿をスタートすると、“ミランダ・シングス”という誇張したメイクに、おかしな動きをするコメディーキャラを生み出し人気を獲得。現在運営している複数のチャンネル登録者数は合計すると2000万人超で、歌手、俳優としての顔も持ち、映画やテレビにまで活動の場を広げています。

 しかし6月24日、子どもにも人気の高いYouTuberのショッキングなニュースを米版Huffington Postが報道。複数の人物から、彼らがまだ10代だった当時に不適切な関係を結んだとして告発を受けました。コリーンの動画はこれに応じるもので、神妙な面持ちでスタートしたあとにウクレレを奏でながら一連の告発を「有毒なゴシップ電車」と例え、大勢が乗って楽しんでいると歌にしています。

 コリーンは「久しぶり。しばらく気分が悪いから休んでいたよ。みんなが私について言っていることは、全く事実じゃない。本当のことであれどうであれ、みんなは面白ければそれでいいみたいだね」と歌い、告発内容を否定するとともに世間をやゆ。さらに、自身のチームからは告発については発言せず、しばらくオンラインとは距離をおいた方がいいと忠告されたことを暴露すると「歌うなとは言われなかった」として、自身の“真実”について伝えたいと弾き語り動画投稿の意図を明かしました。

告発へのコリーンの返答動画、タイトルは「hi.」

 コリーンの行為は、グルーミングと呼ばれ子どもからの信頼を獲得し、“手なずける”ことで関係性を大人が意のままに操るものにあたるとされていますが、本人は「私が手なずけたのは2匹の猫だけ。私はグルーマーじゃない」とこれを真っ向から否定。告発内容にあった通り、特にキャリア初期には“みんなの親友でありたい”とファンと近い距離で交流するためグループチャットをしたり、DMを送ったりしていたことは認めながら“ぶっちゃけすぎていた”という自省からある時期からは線引きするようになったとし、「ファンを無視するべきだったとは思えない」と主張しました。

ミランダ・シングスになりきるコリーン・ボーリンガー コリーンの持ちキャラ、ミランダ・シングス(画像はYouTubeから)

 終始、普段のペースを崩さずふざけた調子だったこともありコメント欄には手厳しい意見が並ぶことに。特に告発者の中には性的関係を迫られた、性的なポーズを取るよう求められた、また性的な質問をされたといった内容も含まれていたため「笑い事ではない」として、「彼女の主張には誰も満足しないだろう」「謝罪になっていない謝罪」「全く無意味、もはや有害」「被害者ぶっている」と批判されています。

 一方で、「大げさにうそをついてお金にしようとしている」「大半はアンチが騒ぎを利用して私をおとしめようとしているだけ」というコリーンに同調し、「めちゃくちゃ正直でいいと思う」「自分らしさを貫いてほしい」「信じているよ。頑張って!」といったエールも寄せられています。

コリーン演じるミランダ・シングスのオリジナルソング
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」