ヤクザ漫画の金字塔『静かなるドン』、伊藤健太郎主演の令和版実写が115万再生 「懐かしいな〜」「ヤクザ系相性いい」と反響

YouTubeで配信されている第1話の再生回数は115万再生を突破。

» 2023年07月20日 15時13分 公開
[やまもとゆかねとらぼ]

 俳優の伊藤健太郎さんが暴力団の三代目総長を演じた令和版「静かなるドン」が、YouTubeで115万回再生を突破。平成を彩ったヤクザ漫画の金字塔が令和の世でも話題となっています。

令和版「静かなるドン」に反響 令和版「静かなるドン」に反響

 新田たつおさんの漫画『静かなるドン』は、1988年から2013年まで『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載。関東最大規模の暴力団で三代目総長を務める近藤静也のヤクザ人生とカタギ人生の奮闘を描いた物語は連載終了後もファンが多く、2020年には電子書籍での売上が6億円に到達、累計発行部数は4600万部を突破。現在は、前作から10年後の物語を描いた続編『静かなるドン ーもうひとつの最終章ー』が『グランドジャンプ』(集英社)で連載中です。

 過去に中山秀征さんや香川照之さんらが近藤静也を演じた実写作品も人気を博した同作は、「今日から俺は!劇場版」などでも知られる伊藤さんを主演に迎え再び映像化。DMM.comは「令和アウトローレーベル」として昭和から平成をまたにかけた名作のリメイクを展開しており、2022年には青木雄二さんの『ナニワ金融道』を高杉真宙さん主演で映画化。「静かなるドン」は同レーベルの第2弾作品として、前後編に分けたものが5月に2週連続で劇場公開されました。

原作漫画の累計発行部数は4600万部を突破 原作漫画の累計発行部数は4600万部を突破

 DMM TVでは、映画「静かなるドン」前編・後編全8話の特別編集版として6月から配信、7月20日に最終話が配信されました。4話配信開始後にはDMM TVの総合ランキングで1位となり、YouTubeで公開している第1話も再生回数が115万回を突破。「原作とは別物だけど普通に面白く仕上がってていい」「2面性ある主人公をナチュラルに演じ分けててすごい」「ヤクザ系相性いいなぁ。カッコいい!」「懐かしいな〜漫画よく読んだな〜」などさまざまな世代からのコメントが寄せられています。

令和版「静かなるドン」第1話

新田たつおさんコメント

10年前に完結した『静かなるドン』が4〜5年前から電子でまた売れ始めました。それ以前もそれなりに売れていて、たくさんの人に読んでもらっていましたが、令和になって振り込まれた印税から一桁違ってました(笑)。担当編集者に聞くと、読者がひと回りして現在は漫画アプリで若い読者が読んでいて、しかも女性がけっこう多いと。反響も大きく「もっと読みたい」という声もいっぱいあって、そんなに喜んでくれるなら……と、いま実業之日本社と集英社の協業でグランドジャンプ誌に『静かなるドン ―もうひとつの最終章―』という続編を描いてます。

人生ってつらいことが多いじゃないですか。だから、読んでくれている人たちの憩いになればと思っています。肩肘張らずに娯楽として楽しんでほしいですね。毎日通勤電車に揺られながらスマホで読んでくれている人もいるでしょう。その人たちが日々の苦しさから一瞬でも逃れられるなら「良いことをしたな」と思えます。

読まれている記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」