片足で立つことができない老鳥の毛づくろいをお手伝い 愛情深く繊細なケアがステキだと96万再生を突破

荒鳥だったとは思えないほどなついてます!

» 2023年08月05日 09時00分 公開
[Yukiねとらぼ]

 老鳥の毛づくろいをお手伝いする様子が、YouTubeチャンネル「pino hana」に投稿され話題になっています。動画は記事執筆時点で再生数96万8000回を突破、8600件を超える高評価を獲得。

老鳥 自分で出来ない羽繕いのお手伝い 筆毛ほぐし
サムネ 老鳥との暮らし

 話題となっているのは、6歳8カ月のコキンチョウ「カラ」くんです。カラくんは、長い間ホームセンターのペットショップで生活していた荒鳥(あらとり/人に警戒心を持ち人間慣れしていない鳥)でしたが、2020年2月に3歳3カ月で投稿者さんの家族に迎えられました。

ツクツク 頭にツクツク(筆毛)がいっぱい

 換羽期に入ったカラくん。足が悪く、片足で立つとバランスが崩れてしまうので、毛づくろいは自ら狭い場所に移動し、体を支えながら行います。しかし、どうしても足が届かず自力ではできないのが“頭や顔周り”で、かゆいのか壁に頭部をこすりつけていました。

羽づくろい 狭い場所で羽づくろいしますが
壁にこすりつける 頭は上手にできません

 通院の際に獣医師さんにそのことを相談すると、「手でほぐしてあげるといい」と教えてもらい、投稿者さんは早速カラくんの頭部のツクツクを指でほぐしてあげましたが、首あたりはまだしも、スズメより小さなカラくんの頭は、なかなかむずかしく、互いにスッキリしない日々を過ごしていました。

教えてもらった 獣医師さんに教えてもらった方法で……
スッキリしない日々 やっぱり顔まわりは難しい!
指で取る スズメより小さな鳥なんです

 そこで、投稿者さんが使ってみようと思ったのが“ピンセット”です。獣医師さんが教えてくれた方法ではなく独自の方法なのですが、これがツクツクがよく取れるんです。目にとがった部分が近づかないように注意しながら少しずつ羽鞘(うしょう/新しい羽根を守っているストロー状の鞘)をほぐしてあげると、指でするのとは比べものにならないほど効率よく取れてくれます。

ピンセットでほぐす ピンセットを使ってみます
少しずつ 慎重に……数日かけてのお手伝い!

 カラくんも気持ちがいいのかおとなしくしてくれて……それでも数日かけて慎重に毛づくろいのお手伝いをしました。これで少しかゆみが楽になったであろうカラくん、良かったですね!(ピンセット使用はあくまでも投稿者さんが自己責任で試した1つの方法であり、使用の推奨はしていません)

かゆみが楽に かゆみが楽になりました

 動画には「丁寧に繕ってあげている所作に、ものすごく深い愛情を感じる」「飼い主さんと鳥さんの信頼関係があるからこそ出来る事ですね」「大変繊細なケアで感動しました」といったコメントとともに、「長生きしてね」「いつまでも元気でね」という声が寄せられています。

 投稿主さんのお家には、カラくんの他にもジュウシマツや文鳥、セキセイインコなど、元荒鳥だった鳥や保護鳥がたくさん暮らしており、鳥たちと家族の愛情にあふれた毎日はYouTubeチャンネル「pino hana」で公開しています。

昨年12月に保護鳥をお迎えした時のお話です
【オカメのそばにいたいセキセイインコ】はなの事が好きすぎて離れられないぴの
12gフィンチ新しい環境にも物おじしないジュウシマツ 月美

画像提供:YouTubeチャンネル「pino hana」

(Yuki ブログInstagram

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/09/news034.jpg 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  2. /nl/articles/2409/07/news027.jpg “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  3. /nl/articles/2409/08/news032.jpg 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  4. /nl/articles/2409/10/news035.jpg 米人親友に日本土産を渡したら……「もうアメリカのは食べたくない」と言った食べ物は? 意外な和食への高評価にも驚きの声
  5. /nl/articles/2409/07/news032.jpg 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  6. /nl/articles/2409/10/news083.jpg Apple「iPhone 16」を発表 ピンクなど新色3つ追加、カスタマイズ可能なボタンも
  7. /nl/articles/2407/29/news021.jpg 貝をも砕く怪力魚に“指を砕かれてみる”実験に絶句…… 「親指がしばらく使えない」予想外の結末に「不謹慎ながら草」
  8. /nl/articles/2409/09/news024.jpg 「嘘だろ」ネットで買ったメダカの卵を育てた結果…… ショックが隠せない“事実発覚”に「びっくりしました」「わたしも……」
  9. /nl/articles/2409/10/news147.jpg 本田真凜の『ONE PIECE』ビビ役が再び話題 「まさに王女」「美の極み」と絶賛の声 アイスショーでの美しすぎるコスプレ姿
  10. /nl/articles/2409/09/news010.jpg 妻が自腹で古民家を購入→DIYで“ガタガタのトイレ”をリフォームしたら…… 新築同然の仕上がりに「ここまでできるなんて」「明るくてきれい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」