柳原可奈子、脳性まひの長女の保育園で感動 涙を流した保育士に「どれだけ救われたことか」「わたしも涙が」(1/2 ページ)
良い保育園、良い保育士さんだなあ。
タレントの柳原可奈子さんが8月21日にInstagramを更新。脳性まひを公表している3歳長女が児童発達支援に通っていることを明かし、過去に利用していた保育園での対応についても語りました。
柳原さんは2019年に結婚し、同年11月に第1子長女、2022年11月に第2子次女が誕生。2023年4月にはInstagramアカウントを開設し、長女の脳性まひを公表しています。
今回の投稿で柳原さんは、現在3歳の長女が児童発達支援に通うようになるまでのいきさつを告白。0歳〜1歳の時期を自宅で過ごした長女は、2歳のころに月2回の一時保育で保育園を利用していたとのこと。しかしその保育園ではてんかんの重積発作やまひを持つ子どもを預かるといった前例がなかったため、どのように対応するか園側との相談が必要になったといいます。
園長先生や保育士さんたちと「どうしたら園側も私たち親も互いに安心して過ごせるか」を話し合い、互いに結論をためらう時間が流れるなか、なんと1人の保育士さんが「園長先生、この子のお世話がしたいです」と涙を流してくれたそうです。柳原さんは当時を振り返り、「わたしも涙が止まりませんでした」とつづりました。
その後、快く長女を受け入れてくれた保育園に向け、「この子のためにみなさんがこれだけ考えてくださることが嬉しかった どれだけ気持ちが救われたことか」としみじみ語った柳原さん。長女が保育園に通うことのなくなった現在は次女がこの園を利用しており、お迎えの際には「久しぶり〜」と声をかけられる長女が照れくさそうにしていることも伝えています。
次女の誕生をきっかけに、長女は週に数回「児童発達支援」に通うことに。主に未就学の障害のある児童を対象に基本的な日常動作や集団生活への適応訓練、社会との交流の促進などを支援する場所で、柳原さんは地域の発達センターで存在を知ったとのことです。
通い出してすぐに、本人に気付かれないようにこっそり窓からダンスの時間をのぞかせてもらったという柳原さん。先生に支えてもらいながらバランスボールに乗り楽しそうに笑う長女を目にし、立ったまま静かに泣いてしまったと告白しました。
柳原さんは「ああ良かった この子にはこの子の世界が広がってる って、嬉しくってね」「私の世界も広げなきゃって 長女を頼もしくながめたの」と当時を回顧。周囲に支えられて仕事復帰がかなったことにも触れ、「娘たちが産まれて、どれだけ周りの人が支えてくれているか、よーくわかりました」と、前向きな言葉で投稿を締めくくりました。
この投稿に同じ境遇の子育て世代からは、「かなこさんの愛の言葉が響きました」「なかなか受け入れてもらえないですよね」「こういう幼稚園が増えてほしい」「文章読みながら号泣してしまいました」とさまざまな反響が寄せられています。
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