「佐川急便の集荷中、クロネコヤマトの人が黒い犬を連れて来た」って……? 心あたたまる奇跡の実話が390万表示(1/2 ページ)

登場人物が全員優しい。

» 2023年11月20日 19時30分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 「佐川急便の集荷中にヤマト運輸の人が迷い犬をつれて歩いて来た」という謎すぎる状況から生まれたほっこりエピソードがX(Twitter)で注目を集めています。投稿は記事執筆時点で391万件表示を突破、4万3000件を超える“いいね”が寄せられました。じ、情報量が多い……!

佐川急便の集荷中、クロネコヤマトが黒い犬を連れて歩いてきた……!?

 投稿したのは、Xユーザーのブルータルファーマー(@mnr_sk111)さん。佐川急便の集荷が来たので庭で小麦を積んでいたら、ヤマト運輸のお兄さんが黒い犬を連れて歩いて来たそうです。話を聞くと、お兄さんは近所を配達中にワンちゃんを見つけ、放っておけなくなって保護をしたのだとか。なんて優しい……!

 この出来事があったのは、近所みんなが顔見知りののどかな場所。投稿者さんはこのワンちゃんにも見覚えがあり、すぐにどの家の子なのか目星がついたといいます。しかし、飼い主さんが仕事中で連絡が取れなかったため、ひとまず預かることにしました。

 投稿者さんは犬を飼っていませんでしたが、居合わせた佐川急便の配達員さんが犬を飼っており、保護にあたりアドバイスをしてくれたそうです。こちらも優しい!

クロネコヤマトの人が迷い犬をつれて歩いて来た クロネコヤマトのお兄さんとワンちゃん

ワンコ、無事にお届け完了

 予想通り、ワンちゃんは投稿者さんの本家の子でした。無事に連絡が取れたため、2時間ほどでお家に帰れたそうです。良かった!

 その日の夕方、再び集荷に来たヤマト運輸の配達員さんに報告をしたら、喜んでくれたとのこと。「クロネコヤマトの人が黒い犬の配達完了を喜ぶ」というちょっぴりシュールな状況は、想像するとほほ笑ましいですね。

クロネコヤマトの人が迷い犬をつれて歩いて来た お家はどこかな?

謎の状況と連携プレーに反響集まる

 投稿には多くの注目が集まり、さまざまな反響が寄せられました。「全てにホッと、ほっこりしました」「神様かな?優しすぎる」「皆さんの見事な連携プレーのおかげかも」と、投稿者さんや配達員さんたちの優しさに感心する声や、「犬好きに悪い人はいないを体現したね」といったコメントも集まっています。

投稿者さんに詳しい話を聞いてみた

 ねとらぼ編集部は、投稿者のブルータルファーマーさんに当日の詳しい状況を取材しました。

―――ワンコについて、「大人しくて賢い良い子だった」という投稿を拝見しました。クロネコヤマトの配達員さんに保護されてきたときや、預かっている間のワンちゃんとのエピソードがありましたら聞かせてください。

 一度も吠えたりせず、大人しくニコニコしながら尻尾を振っていました。結果論ですがすぐ裏の家のわんちゃんだったので、慣れた場所だったのもよかったのかもしれません。

 我が家は昔犬にかまれた経験がある人間が2人いるためちょっと犬に恐怖心があり、どちらかというと猫派なのですが、保護されたわんちゃんはとても大人しくて良い子だったので、昼休み中みんなで交代でなでていました。

 実は結構高齢だったようですが、目がキラキラしていて、ふわふわでとてもかわいかったです。

―――2時間ほどでお家に帰れたとのこと、本当に良かったです! ワンちゃんの飼い主さんには保護時の不思議なエピソードをお伝えしましたか?

 ヤマト運輸の人が見つけて下さったことはお伝えしました。とても感激していました。賢いわんちゃんだったので、遠くまで行っていなかったのも幸いしたと思います。

―――投稿は多くの注目を集めています。反響への思いや、メッセージがありましたら聞かせてください。

 今回の件で、もし自分が大量の荷物を抱えて走り回っているヤマト運輸のお兄さんだったら、同じことができただろうかとずっと自問自答しています。

 近所はみんな遠い親戚という田舎だったからこそ、すぐに飼い主が見つかって「奇跡のほっこりエピソード」になりましたが、そもそもヤマト運輸のお兄さんが保護してくれいなければ……あのわんちゃんがどうなってしまっていたかと思うと怖いです。

 普段仕事や家事で忙しくて心に余裕がない日々ですが、周りに優しく気を遣えるヤマト運輸のお兄さんのような大人に自分もなりたいと思います。

(了)

画像提供:ブルータルファーマー(@mnr_sk111)さん

オススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」