娘が子猫を保護→ある日おなかが異様にふくらみ、病院へ連れて行くと? 「貴重な経験」となった診察結果に驚き(1/2 ページ)
第37回は保護猫「もぐ」ちゃんです。
近年、動物の虐待や飼育放棄、悪質な業者による繁殖・販売、不適切な飼養が社会問題となっています。個人や団体、地域が行き場をなくした動物たちを守るため、日々保護活動に取り組む一方で、動物たちが命を失う悲劇は後を絶ちません。
私たちの身近な場所で繰り返されている、動物たちの殺処分や衰弱死などの厳しい現実。しかしまた一方で、動物との心あたたまる出会いや愛に満ちた生活が、保護活動によって生まれ、営まれていることも事実です。微力でも地道に保護という選択を伝え続けていくことが、動物たちの命を守ることにつながるかもしれません。
そこで、ねとらぼ生物部では保護動物と暮らす読者にアンケートを実施。寄せられた数々のエピソードと写真を紹介するとともに、尊ぶべき命の輝きや、愛する家族との暮らしの喜びを伝えていきます。
第37回は投稿者・やよいさんと暮らす猫「もぐ」ちゃん(現在の年齢:2歳)。保護した猫のおなかが、ある日突然、異様に膨らみ……? 驚きの診察結果と、新たな出会いを紹介します。
―― もぐちゃんとの出会いと、保護当時の状況を教えてください
やよいさん:2021年6月に、長女が駅前で保護しました。長女いわく、もぐが人懐こく、あとをついてくるのでどうしても連れて帰りたくなったとのこと。もぐは比較的元気だったものの、痩せていて小さかったです。
保護時、もぐは生後推定10カ月で、最初からとても人懐こく、誰にでも触らせてくれる子でした。しっかりごはんを食べて、痩せて小さかった体がだんだんとふっくらとしてきました。
―― もぐちゃんの現在の様子を教えてください
やよいさん:ある日、おなかだけが異様に太ってきて、まさかと思い動物病院へ連れて行きました。診察の結果、もぐのおなかに4匹の子猫がいることが判明。
8月に無事出産し、子猫たちを里子へ出すことを考えましたが、2カ月間もぐと一緒に子育てをしていると、何とも離れ難くなってしまい……。わが家には現在もぐと子猫2匹がおり、あとの2匹はすぐ近くの実家で暮らしています。
―― 最後に、愛猫たちに対する思いを聞かせてください
やよいさん:子猫たちは柄も違えば性格もそれぞれ。かわいい出会いに感謝です。何よりもぐには、子猫の出産というなかなか目にする機会がない貴重な経験をさせてもらいました。親子5匹、これからも元気いっぱいで過ごしてほしいです。
(了)
保護当時は痩せていたというもぐちゃんが、まさか妊娠していたとは……驚きです! 娘さんと出会い、安心できる場所で無事に4匹を出産できて本当に良かったです。
すくすくと成長した子猫たちも、もぐちゃんに似てみんなキュートですね! これからもそれぞれのお家でみんな仲良く、幸せに過ごしていってくださいね。
ねとらぼ生物部では、引き続き「保護動物のエピソード&お写真」を募集しています! 犬猫、小動物、爬虫類など、動物のジャンルは問いません。アンケート内容とお写真は部内で審査の上、記事で紹介する可能性があります。
愛する家族との出会いのエピソードや、クスッと笑ってしまうかわいいお写真など、お気軽に【こちら】までお寄せください。皆さまからのご応募、お待ちしています。
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