放し飼いで増えた野良猫→山に捨てられて…… 保護した猫たちのつらい現実に「涙が出ます」「絶対に幸せになってほしい」(1/2 ページ)
4匹を保護できました。
山に捨てられていた猫たちを保護した体験が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で21万回視聴を突破、5100件を超える“高評価”が寄せられています。
野良猫が繁殖しているエリアを気にしていた投稿主さん
ある地区の一角に野良猫が繁殖しているエリアがありました。投稿主さんがこのエリアのことを知ったのは1年ほど前。保護を視野に様子をうかがっていましたが、当時40匹以上の保護猫を抱えていたため、なかなか着手できずにいたそうです。
保護活動のため、地域の住民に話を聞くと……
約1年後、ようやくこのエリアから猫ちゃんを保護することができました。1匹目の猫ちゃんはシッポがパステル三毛の女の子。かなり人間を警戒している様子です。
投稿主さんはトラブルを避けるため、このエリアの猫の保護に着手する前に近隣住民に事前に聞き込みを行っていました。
そこで聞いたのは半野良猫のような状態の飼い猫の存在。スコティッシュのその猫は不妊手術をせずに放し飼い状態だったため、外で繁殖を繰り返しスコティッシュの血を引いた野良猫たちが増えていったといいます。
放し飼いの飼い主とは話ができず……
近隣住民は何度か飼い主と話をしてきましたが、責任逃れな発言ばかりで聞く耳を持たなかったとのこと。投稿主さんが飼い主宅に行ったときもインターフォンを鳴らしても応答はなく、対話できる状態ではなかったそうです。
増えた野良猫は山へと捨てられて……
しばらく聞き込みを続けていると近隣住民から「数が増える一方なので捕獲器で捕獲して山に捨てに行った」と聞かされます。その住民は「保健所に連れていかれるよりマシ」と考えており、その行動に賛同する人もいたといいます。
投稿主さんは猫は山では生きていけないこと伝え、「ここの子は私が皆保護しますから」と名刺を渡してその日はいったん帰宅。翌日捕獲器に入っていたのが1匹目の猫ちゃんです。
山に捨てられた猫を保護へ
1匹を保護してホッとしたのもつかの間、今度は「2日前に山に連れてった子がいる」と聞かされます。季節は夏で酷暑の真っ最中。「2日前なら間に合うかもしれない」と場所を聞いて捜索しに行くことにしました。
30分ほど捜索していたら小雨が降ってきて、自分が猫ならどこに隠れるだろうと考え、山の麓にある倉庫に目をやると1匹の猫がいたとのこと。すぐに捕獲器を設置し、30分後に様子を見に行くと中に入っていました。良かった……。
人間を警戒する保護猫たちとゆっくり心を通わせて……
その後、数日を掛けて飼い猫以外の4頭を保護することができました。4頭の名前はシュガー、シーナ、ソルティ、ペッパー。つらい目に合わされてきたので人間を警戒していましたが、投稿主さんは、ゆっくりでいいからまた人間を信じてほしいと考えました。
根気よく人慣れ訓練を続けて4カ月。猫ちゃんたちと人間の距離が少しずつ縮まってきました。投稿主さんは、「これまでに捨てられた子のことを思うと悔やんでも悔やみきれませんが、この子たちには他のみんなの分も幸せになって欲しい、私の役目はその幸せをつなぐ架け橋になること」と書いています。
今後は譲渡会を開いて里親さんを募集する予定とのこと。「安心してお任せできる里親さんがみつかるまで、精いっぱい愛情を注いで毎日を過ごしたい」とつづっています。
悲しい出来事に、たくさんのコメントが集まる
この光景を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「僕の名前はデブ2nd」さん。コメント欄には「保護して頂いて本当にありがとうございます」「優しい家族に囲まれて良い顔になりましたね」「近所の方々の理解が深まる事を心底祈ります」といった声が寄せられています。
無責任な飼い主や山に猫を捨てるという行動に憤りを感じている人が多い一方、「猫を山に捨てた近隣の方は、猫が山で生きられない知識がなく、保健所で殺されるのは気の毒…と本人なりに思ったんでしょうね」「無関係のご近所さんにとってふん尿被害は大問題ですしね」と、一定の理解を示す書き込みもありました。
投稿主さんは保護猫46匹、先住犬1匹と暮らしています。YouTubeのメインチャンネル「僕の名前はデブ」、サブチャンネル「僕の名前はデブ2nd」を中心に、X(Twitter/@boku_debu)やInstagram(@boku_debu)でも情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「僕の名前はデブ2nd」
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