「炊飯器レシピ」に警鐘 タイガー魔法瓶が炊飯器の正しい使い方をレクチャー、NG料理方法は?(1/2 ページ)

実は間違った使い方かもしれない……あなたの炊飯器の使い方、大丈夫?

» 2023年12月15日 20時32分 公開
[ねとらぼ]

 2023年の「TikTokトレンド大賞 グルメ&ヒットアイテム部門」にランクインするなど、炊飯器で簡単にさまざまな料理が作れるとSNSを中心に話題になった「炊飯器レシピ」。しかし、タイガー魔法瓶は、調理機能付きでない炊飯器で「炊飯以外の調理」をすることは、そもそもNGだと注意を呼び掛けています。場合によっては危険なことにもつながるのだとか。

炊飯器 本来は「炊飯器」なので米を炊くものです(画像:PIXTA

炊飯器の間違った使い方

 調理コースが搭載されていない炊飯器の通常の炊飯(白米)コースは、ごはんを炊くことに特化しています。通常の炊飯コースでは、吸水から昇温、炊きあげ、蒸らしという炊飯の工程で進み、中の水が蒸発するまでグツグツ煮込む動作になっています。そのため、本来の基準とは異なる量の水や米以外の材料を入れると、水が早く蒸発し内なべが焦げてしまうことがあるのだとか。また、圧力式の炊飯器では炊くときにかかる圧力で、中の材料が調圧孔をふさいでしまったり、そのことが原因で内圧が高くなり中身が吹き出す危険性が高まるそうです。

炊飯器 調理コースが搭載されていれば大丈夫(画像:PIXTA

 タイガー魔法瓶はそうした危険性を踏まえ、炊飯器でNGな調理方法を解説しています。なお、3〜5は圧力炊飯ジャーを対象にしています。

  1. ポリ袋を使った料理(湯煎):鍋で湯煎するような形で、ポリ袋などに具材や調味料を入れて加熱するのは危険。クッキングシートやアルミ箔・ラップの使用も同様の理由で危険。なお、レトルトパウチの使用には対応している機種もあるため取扱説明書を確認のこと
  2. 多量の油を入れる料理:温度が上がりすぎて温度センサーが誤作動を起こす恐れ。炊飯器の底が焦げ付くほか、内なべがいたむ(炊飯器が故障する)可能性も
  3. とろみがついた料理:あんかけなど「とろみ料理」がもつ熱をキープする性質で、炊飯器の温度センサーが誤作動を起こして内なべの底が焦げ付いてしまうことが想定される。また、吹き上がった際に調圧孔をふさいだり、蒸気孔から吹き出すことも
  4. 葉物野菜を使った料理:調圧孔や内ぶたに貼り付きやすい。トマトなどの皮の付いた野菜も、加熱によって剥がれた皮が調圧孔に付き、中身が吹き出たり、フタが開くことも
  5. 膨張しやすい/煮炊きで分量が増える食材の料理:練り物や豆類、麺類など、煮炊きで分量が増える食材を使用すると、吹きこぼれやフタが開く原因に。練り物は加熱によって膨張しやすく、豆類は泡が発生して吹きこぼれやすいため、豆の皮がはがれて調圧孔や内フタに貼りつく恐れも

 炊飯器レシピを楽しみたいときは、調理機能付き炊飯器を推奨しています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/10/news085.jpg 夫に「ゴミ買ったの?」と言われたハギレを並べて縫っていくと…… とんでもない完成品に「ワクワクしかない」「かわいすぎる!」
  2. /nl/articles/2503/10/news122.jpg 【べらぼう】“最後”のシーンに「最終回かと」「神回」 27歳俳優が「あんなに演技上手かったんだ……」と話題
  3. /nl/articles/2503/10/news100.jpg 新山千春の娘・もあ、高校卒業後は海外へ「ダンサーの夢に向かって」 高校最後の弁当も公開
  4. /nl/articles/2503/09/news003.jpg 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  5. /nl/articles/2503/09/news010.jpg ダイソーのセルフレジが「身に覚えのない商品」を認識→“まさかの正体”に大仰天 「そんなことあるんですね」
  6. /nl/articles/2503/08/news043.jpg グッズを高額転売された人気VTuber→「強すぎる」まさかの対処法が「天才か?」「めっちゃいい案」と560万表示
  7. /nl/articles/2503/10/news107.jpg 「お前はーーーッ!!」 マクドナルド、謎のキャラクターを“ドアップ”でネタバラシ→分かる人には分かる“顔”に「おかえりなさい!」
  8. /nl/articles/2503/10/news098.jpg 『ちいかわ』にミスド登場!? エンゼルクリーム売上好調か 「かなり売れてた」「みんな買っている」
  9. /nl/articles/2503/03/news065.jpg 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  10. /nl/articles/2503/10/news034.jpg ウサギの帽子をかぶった赤ちゃんが5年後…… 同じ帽子で撮影した“現在の姿”に反響「成長って凄いですね!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 40代女性、デートに行くため“本気でメイク”したら…… 別人級の仕上がりに「すごいな」「めっちゃ乙女感出てる」
  3. 30年以上前の製品がかっこいい ソニーの小型ラジオのデザインが「すごい好き」「いまでも通用しそう」
  4. 幼くてかわいらしい兄妹が4年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「これはあかん」「よすぎて声出ました」
  5. 「早く買えば良かった」 無印の1490円“本格せいろ”が690万表示の反響 「ほぼ毎日使ってる」「まっっじでいい」と感動の声
  6. ごはん炊き忘れた父「いいこと閃いた!」→完成した弁当に爆笑「アンタすげぇよ!」 息子「意味ねぇことすんなよ」
  7. 使わなくなった折りたたみ傘→切って縫うだけで…… 驚きのアイテムに変身「こうすればよかったのか!」「見事」【海外】
  8. 高3女子「進学を機にイメチェンしたい」→美容師に依頼すると…… 仕上がりが「すげえええ」「鳥肌立ちました」と1000万再生
  9. とんでもない量の糸をくれた先輩→ママがお返しに作ったのは…… 完成した“かわいいアイテム”に「絶対喜ばれるやつ!」
  10. 「洗濯機が壊れた!」→修理を頼む前によくよく調べてみると…… 「えぇ〜」“まさかの原因”が200万表示「何度もやりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に