「カップル入店拒否!」 クリスマスにカップルの為に仕事したくないバーのオーナーに真意を聞いた(1/3 ページ)
強い意志を感じる。
クリスマスは「カップル入店拒否!」――12月24日と25日の期間限定ながら確固たる信念をもってカップルの入店を断り続けて3年目のバーが名古屋にあります。理由は「クリスマスにカップルの為に仕事したくない」から。その理由の裏の真意をオーナーに直接聞いてみました。
なぜカップル入店拒否なのか
クリスマスはカップル入店拒否のバーは「Bar Oath」(愛知県名古屋市中区)。店舗の入り口には目立つように「カップル入店拒否!」の看板が置かれています。普段はカップルも大歓迎ですが、2021年からクリスマス期間はカップルを断り続けているそうです。
オーナーの豊島賢仁さんによると看板にもある「カップルのために仕事したくない」からは文字どおりではありますが、常連を大切にしたいという思いが強いと明かしてくれました。オーナー自身、13年バーテンダーをしている中でクリスマスの時だけ来る客も多く、女性が席を立った隙に強いお酒に変えようとするなど、飲み方としても好ましくないという出来事を目の当たりにしたといいます。また、クリスマスに一般の客が入れず、クリスマスカクテルやディナーを楽しめなかったり、入店を断らざるをえなかった経験も理由に挙げています。
2020年の開業時はカップルの入店も特に制限していなかったのですが、2021年からは現在にも続く「カップル入店拒否」を貫いています。常連や一般の人に知れ渡ってくると、逆に注目が集まり予約でいっぱいになってしまうこともあるんだとか。
みょーい(@Dr_Reiton)さんが通りがかりに撮影した画像とともに「カップルに親でも殺されたんか」と24日にXに投稿するとたちまち拡散し、13万いいねを獲得。「孤独な方の気遣いでしょうか」「力強い」「あまりにも強い意志を感じる」と共感する声が寄せらました。
オーナーによるとこの投稿を見てきたという客や、看板をわざわざ撮影にくる人も増えたんだそうです。なお、26日からは通常どおりカップルの入店も歓迎とのこと。
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