議論を呼ぶ「旅客機におけるペットの扱い」 ペット同伴サービスを提供するスターフライヤー「議論が深まることを期待」(1/4 ページ)
事故後の利用者数の変化などを聞いてみました。
2024年1月2日、羽田空港で日本航空516便と海上保安庁の航空機が衝突する事故(関連記事)が発生。1月19日には国土交通省で事故に対する委員会が初開催されるなど、事件に関する調査が進められています。
そんな中、SNS等で話題に上ったのがペットへの対応です。今回の事故では日本航空の貨物室にいたペット2匹が犠牲となりました。
ネット上では人命を最優先とする姿勢は理解しつつも、生き物が“モノ扱い”されている点に割り切れない感情を抱える人が見受けられました。さらに芸能人などもテレビ番組やSNSアカウントで自身の意見をコメント(関連記事)しています。
動物愛護家として知られる坂上忍さんは「動物を貨物扱いするのは僕もそりゃ好きじゃないです」としつつ、「同等扱いしてくれるに越したことはないけど。そもそも人命第一なわけでしょ」「航空会社をどうのこうのとは僕は思わない」と意見(関連記事)を述べています。
その折に注目されたのが、スターフライヤーのペット同伴サービス「FLY WITH PET!」です。
こちらは追加料金を支払うことで指定のケージに入る小型の犬か猫1匹を客室に持ち込めるサービスです。機内では基本最後列の窓側に飼い主とペットが隣り合って搭乗、飛行中もペットの様子を確認できます。2022年に一部路線で導入され、2024年1月15日からは国内線全路線での利用が可能となりました。
ただし「ペットの健康状態が良好であること」「鳴き声など他のお客様のご迷惑にならないよう、充分にトレーニングされていること」などが条件に含まれる他、緊急時にはペットを機内に置いて行く旨が明記されています。
それでも大切なペットと一緒に旅客機を利用できるため、年明け前には「沖縄とか一緒に行きたいなー」「利用したい」といった肯定的な反応が多数寄せられていました。
容易に結論は出せないペットの旅客機利用。ねとらぼではスターフライヤーに事故後の変化について話を伺ってみました。
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