あの“白いお皿”毎回足りなくならないの? もはや国民的祭典、累計交換枚数5億7000万枚の「ヤマザキ春のパン祭り」の秘密(1/2 ページ)
祭りも折り返し、山崎製パンに聞いた。今年の交換予定枚数は1200万枚以上!
毎年この季節にスーパーやコンビニなどの店頭で実施される「ヤマザキ春のパン祭り」。規定の点数を集めると必ずもらえるという「白いお皿」はどこの家庭にも数枚はあるのではないかというほど交換されてきました。今年は中東情勢の不安定化でお皿を乗せた船便がスエズ運河を避けたために到着が遅れているなんて話も。
なぜか欲しくなるあの「白いお皿」
一家に数枚はあるであろうあの「白いお皿」の歴史や込められたパンメーカーの思い、そして“秘密”について山崎製パン広報部に聞いてみました。
―― キャンペーンはいつ頃からはじめたのでしょうか?
山崎製パン広報部(以下広報部) 歴史はけっこうありまして、1981年にスタートしました。ヤマザキの商品を日頃からご愛顧いただいているお客様へ、パンの消費が最も多い春の時期に感謝の気持ちとして白いお皿のプレゼントをはじめました。第1回目のキャンペーンを実施するにあたり、パンを食べる朝の食卓をイメージして、パン食文化の本場であるフランスのデュラン社製の真っ白なお皿を採用しました(現在は、アルク・フランス社)。このお皿は清潔感とスマートさにあふれた、おしゃれなお皿として好評をいただいたことから、以後、継続して景品としています。
―― あの「白いお皿」ですが、これまでどれくらい交換したのですか?
広報部 第1回から昨年までの累計交換枚数は約5億7000万枚です。最も人気があったのは2012年の「白いモーニングボウル」です。ちょっと深めの使い勝手がよいお皿として、その時は約2269万枚を記録しました。ですので、各ご家庭に何枚かあると思います。
―― 毎回デザインが変わっていますが「白いお皿」はどうやって選んでいるのですか?
広報部 2024年の「白いスマートボウル」で例えると、昨年(2023年)のキャンペーンの行われている3月頃から流行やトレンドなどをもとにデザインの検討に入りました。8月頃には10種類程度に絞り、消費者モニターからのご意見を参考にサイズや使い勝手について検討を重ね11月頃に決定しました。
―― 毎回足りなくなったり余ったりとしそうなものですが、交換予想枚数はどうやって予測しているのでしょうか?
広報部 「春のパン祭り」は4月30日まで続きます(北海道地区は季節感を考えて5月31日まで)。最終的な枚数は現時点ではまだわかりませんが、ここ数年の交換枚数の実績は1200〜1500万枚です。交換予測枚数は全国20カ所を超える工場の営業スタッフが各地の売れ行きや交換率を元に算出しています。
―― ヤマザキの白い皿は割れにくいというイメージがあるのですが材質はなんでしょうか?
広報部 実は陶器ではなく全面物理強化ガラスで製造しています。一般のガラスに比べ丈夫にできていますが、決して割れない、欠けないということではありませんので丁寧に扱っていただくと長持ちすると思います。
なお、今年のお皿は中東情勢の不安定化を受けフランス発の船便がスエズ運河を避けたため、アフリカの喜望峰を回って到着していますが、「白いお皿」は問題なく交換できるとのことです。
今年の「ヤマザキ春のパン祭り」は2024年2月1日〜4月30日となっていて(北海道地区は季節感を考慮して2024年3月1日〜5月31日)、規定の台帳にシールを貼り付けることで必ずお皿がもらえます。
関連記事
- すき家の「まぐろたたき丼」終売に惜しむ声 担当者は「一時的」と回答
根強いファンが多い牛丼チェーンの海鮮系メニュー。 - チョコザップなのにジムがない!? まさかの“ジムなし”店舗に驚きの声 なぜなのかライザップに聞いた
「ジムなし」と入り口に書かれたチョコザップが目撃され話題に。 - 「肉の万世」秋葉原本店の閉店で「パーコー麺どうなるの?」と不安広がる もう食べられないのか聞いた
3月をもって閉店が発表された秋葉原本店でのみ、パーコー麺が提供されていた。 - 小学生が発明した“天才すぎる絆創膏” 予想を上回る売上と要望に「改良版」を検討
マツキヨココカラ&カンパニーのプライベートブランド「matsukiyo」から2023年8月に発売された「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」の話を聞きました。 - SNSで好評の“ファミマのスウェット”、売れ行きは「想定以上」 ファミリーマートに反響を聞く
コンビニとの「親和性」からスウェットを投入。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
-
“雑草ボーボー”で荒れ果てた庭→22歳素人が“2日間かけて”伐採をしたら…… 見事なビフォーアフターに「すごい感動」の声
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた