昭和に人気博したゼブラの鉛筆型シャープペン「ノックペンシル」が復活 廃番から20年以上、令和に復活の背景(1/4 ページ)
2001年に廃番になり、要望を受けて復活。
「愛用してた」「懐かしい」――昭和の時代に人気を博したゼブラの鉛筆型シャープペン「ノックペンシル」が、令和の世に再登場します。廃番から20年以上、復活の背景についてゼブラに聞きました。
復活に喜びの声
ノックペンシルは1980年に発売された、鉛筆のような外観のノック式シャープペンシル。100円と安価な価格で登場し、人気になったものの2001年に廃番となりました。
しかしその後20年以上、再販を求める要望が寄せられていたといいます。ゼブラは要望に応え、ノックペンシルを令和版にアップグレードした「ノックペンシルM-1700」(220円)を3月4日に発売します。復活が発表されるとSNSではかつての愛用者からの懐かしむ声や喜ぶ声、「買いたい」「予約した」などの声が上がっていました。
ノックペンシルが登場した背景や、今復活する理由など、ゼブラに聞きました。
手頃な価格で人気
ゼブラによると、初代ノックペンシルは「誰にとっても買いやすく使いやすいシャープペン」を目指して開発されたといいます。ノック式のシャープペンは1960年代から発売されていましたが、当初は1本500円以上と高価なものがほとんど。機構が複雑なこと、当時は強度があるプラスチックが少なく、ボディが金属製だったためです。
1970年代には300円台のプラスチック製シャープペンが登場したものの、当時の物価ではまだ手に入れやすい価格ではなかったことから、同社は手頃な価格の製品でシャープペン市場を広げようと考え、ノックペンシルを発売したとしています。
1本100円という価格もあり、ノックペンシルは大人気に。ゼブラによると、「M-1300」から「M-1400」「M-1500」「M-1600」とラインアップを増やしてかなりの数を販売したそうです。
また価格の他に、「当時学校や仕事で一般的によく使われていた鉛筆の六角軸の形に似せたことで、親しみやすく手になじんだことで鉛筆から乗り換えてもらえた」「芯を削り出すことなく簡単に鉛筆の代わりに使えることを訴求したことが便利だと思われた」ことも人気の理由だったと同社は見ています。
ノックペンシルのボディの色は当時の主要な鉛筆メーカーの商品の色に似せており、またテレビCMで「ゼブラが鉛筆を作りました」とナレーションを入れることで、まだ遠い存在だったシャープペンが身近な商品であることを訴えたそうです。
令和に復活のワケ
人気だったノックペンシルも、2001年に廃番に。シャープペン普及後はさまざまな商品が発売され、より高度な使いやすさが求められるようになったことが背景にあります。ラバーグリップ付きの太くて疲れにくいもの、芯が尖り続けるもの、芯が折れにくい機能付きのものなどが登場し、外見も高級なものが好まれるように。「ノックペンシルは外見も機能もシンプルなため、時代の需要に合わなくなり売上が低迷。2001年に全てのシリーズが廃番となりました」とゼブラは説明しています。
廃番になったあとも20年以上、「鉛筆と同じでクリップがなく軽くてシンプルだから使いやすい」「書き心地が良くもう30年以上使っている」「ノックペンシルの再販予定はありませんか?」など再販を求める声があったといいます。では、なぜ今のタイミングでの復活を決めたのでしょうか?
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