90年代のスーパーモデル、トリッシュ・ゴフ そっくりな一人息子が27歳で死去「激しく生き、深く愛した」(1/2 ページ)

お悔やみ申し上げます。

» 2024年06月10日 16時46分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 90年代に日本でも人気を博したスーパーモデル、トリッシュ・ゴフの長男でモデルのニマ・ワードが5月29日、27歳で死去しました。死因は公表されていません。

90年代のスーパーモデル、トリッシュ・ゴフの息子ニマ・ワードが27歳で死去 27歳で亡くなったニマ・ワード(画像はニマ・ワードのInstagramから)

“ニマ”という名前はチベット語で「太陽」

 訃報は葬儀社のWebサイトに掲載されたもので、1997年1月2日に生まれたニマ・リー・ワードが、「2024年5月29日、激しく生き、深く愛し、他人というものを知らない若者ならではの熱情的な思い出を作りあげながらこの世を去った」と伝えています。

 続けてニューヨーク生まれた彼の“ニマ”という名前はチベット語で「太陽」という意味を持つこと、父親の写真家アーロン・ワードとトリッシュにとって、彼が「太陽であったことは間違いない」と両親から愛を一身に受けた青年であったとしています。

 また、ニマはニューヨーク、ニュージーランド、ロンドン、フロリダと世界各地を拠点としており、そのなかで農業と動物への深い愛を見いだし広く活動していたとして、「道端にいる動物を助けたり、世話をするコツを聞いたりするために母親に電話する」姿が日常的なものであったとも。家族や友人、仲間たちへ深い愛情を示し、頻繁に連絡を取りつながりを確かめていたそうで、ニマの思い出は両親や祖父母、友人たちの心の中に生き続けるだろうとしています。

90年代のスーパーモデル、トリッシュ・ゴフの息子ニマ・ワードが27歳で死去 幼いころのニマとトリッシュ(画像はトリッシュ・ゴフのInstagramから)

 ニマの母トリッシュは90年代のスーパーモデルブームの中活躍した一人で、さまざまなスーパーモデルたちの中でも抜群のスタイルに少しかわいらしい印象のベビーフェイスが日本でも人気に。妖精のようなトリッシュの雰囲気を受け継いだニマは、母にそっくりな顔立ちに長身、神秘的なロングヘア―が独特の空気を醸すモデルでした。

 トリッシュは人気絶頂のさなかに写真家のアーロンと結婚し、20歳でニマを出産。まだ若い母親であるトリッシュがバックステージで息子を抱っこする写真はしばしば注目の的となりました。トリッシュとアーロンは各地で生活をともにしたあと離婚し、幼いニマはトリッシュと暮らすことに。訃報でも語られていたように2人はとても仲が良く、Instagramでも仲良く寄り添う母子の姿が投稿されています。投稿された親子写真には、「お悔やみ申し上げます。お気持ちはよく分かります」という声や、「トリッシュ、気をしっかり持ってくださいね。ニマ、安らかに」など多くのお悔やみの声が寄せられています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  2. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  3. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  4. そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  5. 「秒速で1億円稼ぐ男」与沢翼、ドバイの大豪邸を“10億超”で売却 1000平米超の全ぼうに「こんな豪邸住んでみたい」「5億円も貰えるとかすげえ」
  6. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  7. 「これは早死にルート」 マクドナルドが提案する“休日の過ごし方”にツッコミ殺到 狂気のスケジュールに「過酷すぎ」「どうかしてる」
  8. 台風の日、祖母宅に「食べるものがない」と聞いた孫が食料を届けに行くと……? まさかの光景に「ホント良い子や」「エエッ!?」
  9. 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  10. マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」