90年代のスーパーモデル、トリッシュ・ゴフ そっくりな一人息子が27歳で死去「激しく生き、深く愛した」(1/2 ページ)
お悔やみ申し上げます。
90年代に日本でも人気を博したスーパーモデル、トリッシュ・ゴフの長男でモデルのニマ・ワードが5月29日、27歳で死去しました。死因は公表されていません。
“ニマ”という名前はチベット語で「太陽」
訃報は葬儀社のWebサイトに掲載されたもので、1997年1月2日に生まれたニマ・リー・ワードが、「2024年5月29日、激しく生き、深く愛し、他人というものを知らない若者ならではの熱情的な思い出を作りあげながらこの世を去った」と伝えています。
続けてニューヨーク生まれた彼の“ニマ”という名前はチベット語で「太陽」という意味を持つこと、父親の写真家アーロン・ワードとトリッシュにとって、彼が「太陽であったことは間違いない」と両親から愛を一身に受けた青年であったとしています。
また、ニマはニューヨーク、ニュージーランド、ロンドン、フロリダと世界各地を拠点としており、そのなかで農業と動物への深い愛を見いだし広く活動していたとして、「道端にいる動物を助けたり、世話をするコツを聞いたりするために母親に電話する」姿が日常的なものであったとも。家族や友人、仲間たちへ深い愛情を示し、頻繁に連絡を取りつながりを確かめていたそうで、ニマの思い出は両親や祖父母、友人たちの心の中に生き続けるだろうとしています。
ニマの母トリッシュは90年代のスーパーモデルブームの中活躍した一人で、さまざまなスーパーモデルたちの中でも抜群のスタイルに少しかわいらしい印象のベビーフェイスが日本でも人気に。妖精のようなトリッシュの雰囲気を受け継いだニマは、母にそっくりな顔立ちに長身、神秘的なロングヘア―が独特の空気を醸すモデルでした。
トリッシュは人気絶頂のさなかに写真家のアーロンと結婚し、20歳でニマを出産。まだ若い母親であるトリッシュがバックステージで息子を抱っこする写真はしばしば注目の的となりました。トリッシュとアーロンは各地で生活をともにしたあと離婚し、幼いニマはトリッシュと暮らすことに。訃報でも語られていたように2人はとても仲が良く、Instagramでも仲良く寄り添う母子の姿が投稿されています。投稿された親子写真には、「お悔やみ申し上げます。お気持ちはよく分かります」という声や、「トリッシュ、気をしっかり持ってくださいね。ニマ、安らかに」など多くのお悔やみの声が寄せられています。
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最後の投稿に添えられた言葉は「生きてまたどこかで」。
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