「難しい選択だった」 “からあげ”は大健闘も2位 世界フライドチキン対決を制したのは…… 海外グルメYouTuberのガチ検証に反響(1/3 ページ)

12カ国のフライドチキンが参戦。

» 2024年08月22日 19時15分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 フライドチキンが一番おいしい国はどこ? 各国のフライドチキンを実際に調理し、食べ比べて検証する動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で340万回以上再生されています。トーナメント方式の勝ち抜き戦で行われたこの企画には、日本の「からあげ」も参戦。果たして優勝したのはどこの国だったのでしょうか。

「世界一おいしいフライドチキン」を探せ!

 動画を投稿したのは、食べ物や料理について楽しくワクワクする動画を発信しているYouTubeチャンネル「Joshua Weissman」(@JoshuaWeissman)。まずは予選として「一番おいしいフライドチキン」について事前にアンケートを実施し、12位までにランクインしたフライドチキンが参戦することになりました。

予選の結果

  • 1位:韓国「ヤンニョムチキン」
  • 2位:アメリカ「フライドチキン」
  • 3位:日本「からあげ」
  • 4位:オーストリア「バックヘンデル」
  • 5位:台湾「イエンスージー(鹽酥雞)」
  • 6位:マレーシア「アヤムゴレン」
  • 7位:ドミニカ共和国「チチャロン・デ・ポロ」
  • 8位:インド「チキンパコダ」
  • 9位:タイ「ガイトート」
  • 10位:イタリア「ポッロフリット」
  • 11位:ブラジル「フランゴ・ア・パッサリーニョ」
  • 12位:ホンジュラス「ポジョチュコ(Pollo Chuco)」

 これらの12カ国のフライドチキンが「世界一おいしいフライドチキン」を決める戦いに参加。なお上位4カ国の韓国、アメリカ、日本、オーストラリアは1回戦が免除され、準々決勝からの参戦です。1回戦はまずインド「チキンパコダ」対タイ「ガイトート」から始まります。

 チキンパコダは、とても風味が良いけれどもっと歯ごたえが欲しかったとの評価。対するガイトートは歯ごたえは感じられるが、より味に奥行きがあるとのことで、この勝負はチキンパコダが勝利しました。

YouTubeチャンネル「Joshua Weissman」 1回戦は「チキンパコダ」VS「ガイトート」(画像はYouTubeから、以下同)

 続いては台湾「イエンスージー」とホンジュラス「ポジョチュコ」。チキンパコダにも似ていると評されたイエンスージーは、甘辛くホワイトペッパーが利いており、鶏肉に味わい深さがあるようです。

 一方ポジョチュコはアメリカのフライドチキンのような味わいがあり、さらに歯ごたえがすばらしいとの賛辞を受けます。こちらの勝負は、ポジョチュコに軍配が上がりました。

YouTubeチャンネル「Joshua Weissman」 日本の「からあげ」が登場

 そしてトーナメントは進んでいき、ブラジル「フランゴ・ア・パッサリーニョ」との勝負を制した日本のからあげは、準決勝に進出する健闘ぶり。準決勝ではドミニカ共和国「チチャロン・デ・ポロ」と対戦します。

 からあげについて対フランゴ・ア・パッサリーニョ戦では、「やわらかいけど歯ごたえがある」「サクサクしていて、フライドチキンの歯ごたえとしては他ではあまり見ないもの」「とてもはっきりとした味わいだけど、繊細でもある」など絶賛され満場一致で勝利。一方で、準決勝のチチャロン・デ・ポロとの戦いでは、2対1の結果で何とか勝利を収めた形になりました。

 準決勝でフランゴ・ア・パッサリーニョに票を入れた審査員は「ドミニカ共和国のフライドチキンの方がより歯ごたえと風味とうま味があった。ソースもいらない。からあげは本当においしさを引き立てるためにマヨネーズかソースが必要だと思う」と分析。からあげを選んだ審査員側からは、「からあげの方がより歯ごたえがあり、味に深みがある。難しい選択だった」と接戦だったことがうかがえます。

YouTubeチャンネル「Joshua Weissman」 準決勝を勝ち抜くからあげ

 こうしてついに決勝まで勝ち進めたからあげ。相手は予選1位の韓国「ヤンニョムチキン」です。ヤンニョムチキンはこれまでの戦いで「カリッと歯ごたえがあり、甘辛のバランスが絶妙」「二度揚げのおかげでソースがかかっていても歯ごたえが消えない」「このフライドチキンを超えるのは本当に難しい」などと大絶賛を受け勝ち進んできた強豪です。

YouTubeチャンネル「Joshua Weissman」 決勝は「ヤンニョムチキン」VS「からあげ」に

 そして審査の結果、最終決戦を制したのは……「ヤンニョムチキン」でした。おめでとうございます! 決勝で敗退となってしまったものの、からあげも十分健闘したといえますよね。

 動画には世界中からコメントが寄せられており、日本からは「唐揚げが決勝まで行けたのは素直に嬉しい。ぜひ日本に来て本場の美味しい唐揚げ食べてみてほしいね〜。それと韓国に行ったらヤンニョムチキン食べてみたいな〜」「やっぱ唐揚げは毎日でも食べたいとなるから好き」という声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「Joshua Weissman」では今回の「フライドチキンが一番おいしい国を決める」動画のほか、「最高のホットチョコレートの作り方」「アメリカのファストフード店で朝食を食べ比べてみた」など、食べ物や料理に関して好奇心を刺激される“楽しくておいしい”情報が多数投稿されています。

読まれている記事

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/17/news102.jpg そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  2. /nl/articles/2409/18/news120.jpg マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
  3. /nl/articles/2409/17/news182.jpg 心身不調の壇蜜、1年の“30%以上が入退院”な難事に本音吐露 次々襲うネガティブ変化に「難所は多種多様」「長生きって難しい」
  4. /nl/articles/2409/17/news034.jpg 「ジオング」を“貴婦人風”に徹底アレンジした結果…… 2年がかりの“超大作3DCG”に反響 「立体化してほしい」
  5. /nl/articles/2409/18/news144.jpg 「普通に失礼だとか思わないんかな」 小浜線公認キャラの展示パネルを覆うように“貼り紙”で謝罪 観光協会「不快な思いをさせた」
  6. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  7. /nl/articles/2409/18/news128.jpg 大竹しのぶ、お別れ近づく“孫娘”と笑顔のペアルック 10年後の17歳でも「私達の事覚えていてくれるかなぁ」
  8. /nl/articles/2409/18/news164.jpg 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  9. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  10. /nl/articles/2409/17/news173.jpg 普通に買い物してる!? 佐々木希、 “すっぴんノーガード状態”で地元スーパーに出没「違和感半端ない」「隠しきれない美人オーラ」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  3. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  4. 「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
  5. 第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
  6. そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  7. 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
  8. 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
  9. 合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
  10. 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」