頚髄完全損傷の“帝王”高山善廣が7年4カ月ぶりにリングイン 「プロレスファンで良かった」「何もかもが素晴らしい興行」(1/2 ページ)
泣ける……。
首から下が動かない「頚髄完全損傷」のリハビリで長らくリングを離れているプロレスラーの高山善廣選手(高ははしごだか)が、実に7年4カ月ぶりとなるリングインを果たしました。盟友・鈴木みのる選手との時間無制限一本勝負に臨んだ姿がファンの心をわしづかみにしています。
高山選手と言えば、タッグチーム「NO FEAR」での活躍、さらにはPRIDEでドン・フライと完全ノーガードで殴り合ったシーンなどを見せてきた、日本を代表するプロレスラーの1人。2017年5月のDDT豊中大会出場後、負傷のため病院に救急搬送。同年9月には「頚髄完全損傷」で回復の見込みなしという診断が下され、首から下が動かない厳しい状況でリハビリに励んでいます。
9月3日に東京・後楽園ホールで開催された「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」は、高山選手の支援を目的としたイベントで、2019年8月以来約5年ぶりに開催。メインイベントの鈴木みのる vs. 柴田勝頼戦後、スペシャルゲストとして高山選手がリングに呼び込まれました。
場内から「高山コール」が巻き起こる中、車いすに乗って現れた高山選手。ロープが外されたリングに迎えられると、突然ゴングが鳴り響き、突如鈴木選手との時間無制限一本勝負がサプライズスタート。
立ち上がることなどままならない高山選手に、「かかって来い!」と目を潤ませながら挑発する鈴木選手。プロレスラーとしての矜持か、幾度となく体に力を入れて動こうとする高山選手の所作全てに場内のボルテージも上がっていきました。
その後鈴木選手は、「お前が立てないんだったら、この勝負お預けにしてやるよ。その代わり、テメェが帰ってくるまで、俺はプロレスのリングでお前のことずっと待ってるからな!」とマイクパフォーマンス。続けて、「何が帝王だ。今のプロレス王はこの俺、鈴木みのるだ! 悔しかったら立ち上がって、俺の顔蹴っ飛ばしてみろ、コノヤロー!」と挑発スタイルながら同志へのエールを送ると、最後は、高山選手自ら「いくぞー! NO FEAR!!」と叫び、大会を締めくくりました。
このイベントにネットでは、「目から汗が…」「大号泣してしまった… プロレスっていいなぁ」「プロレスファンで良かった」「何もかもが素晴らしい興行」と絶賛の声があがっており、高山選手の不屈の闘志と復活への期待が高まっています。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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