実写「ウイングマン」、主演は藤岡真威人&加藤小夏 監督に坂本浩一(1/2 ページ)

藤岡弘、さんの長男と実写「I"s」のヒロインが! 監督は特撮アクションの第一人者・坂本浩に。

» 2024年09月10日 07時00分 公開
[西尾泰三ねとらぼ]

 生誕40周年を記念して実写ドラマ化されることが発表された桂正和さんの『ウイングマン』で、主人公・広野健太役を、藤岡弘、さんの長男で俳優の藤岡真威人さん、異次元世界やってきたヒロイン・アオイを実写ドラマ「I"s」でヒロインの1人を演じた加藤小夏さんが演じることが発表されました。

実写ウイングマンキャスト

広野役藤岡真威人「期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました」

 生誕40周年を記念して実写ドラマ化される同作で広野を演じるのは、藤岡真威人さん。

 特撮ドラマ「仮面ライダー」で本郷猛/仮面ライダー役を演じた藤岡弘、さんを父に持ち、2021年には「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」で父が演じた本郷猛役で特別出演。2022年にはテレビ東京が実写ドラマ化した「クールドジ男子」で地上波連続ドラマ初主演を果たしました。

 実写ドラマ「ウイングマン」は藤岡さんにとって地上波連続ドラマ単独初主演となります。

アオイ役は実写「I"s」で麻生藍子を演じた加藤小夏

 また、ヒロインのアオイ役は加藤小夏さんに決定。2018年に桂正和さんの同名漫画を実写ドラマ化した「I"s」にヒロインの1人・麻生藍子役で出演。2022年には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」千世役を務めています。この他のウイングガールズメンバーのキャストは未発表です。

 監督/アクション監督は、「パワーレンジャー」シリーズの他、「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガS」といった三大特撮ヒーローのテレビ本編メイン監督と劇場版監督を全て担当した経歴を持つ特撮アクションの第一人者・坂本浩一さんが務めることも明かされました。実写ドラマでは、原作では中学生だった広野健太が高校生で、変身ヒーローに憧れるのではなく特撮オタクという設定。また、原作では10分とされていた変身タイムリミットが5分に変更されています。

ドラマチューズ!「ウイングマン」15秒ティーザー

 『ウイングマン』は、『電影少女』や『I"s』でも知られる桂正和さんの連載デビュー作で、変身ヒーローに憧れる主人公が、書き記されたことが現実となる「ドリムノート」により本物の変身ヒーローになる能力を身につけ、異次元世界から来たというアオイらとともにヒーローとして活躍する物語。1980年代に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、80年代の特撮ヒーローの影響を大きく受けた作風と、桂さんが描く魅力的な美少女キャラが人気を博し、1980年代には「夢戦士ウイングマン」としてテレビアニメも放送されました。

広野健太役:藤岡真威人コメント

 広野健太役の藤岡真威人です。俳優人生の中で地上波の単独主演をやらせていただくことがひとつの大きな夢でしたのでオファーをいただけてとてもうれしかったです。

 80年代の『週刊少年ジャンプ』に革命を起こした『ウイングマン』の広野健太役ということで、責任やプレッシャーを感じていましたが期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました。

 特撮が大好きで自作のコスチュームに身を包み毎日アクションの練習をする。そんな健太を演じるのは新鮮ですごく楽しく、少年の気持ちに戻って演じることができました。

 原作ファンの方、特撮ファンの方、特撮を一度も見たことがないという方にも楽しんでいただける作品だと思います。アクションあり、感動あり、青春ありの素晴らしいドラマをぜひご堪能ください。

藤岡真威人

アオイ役:加藤小夏コメント

加藤小夏

 アオイ役を演じさせていただきます。

 撮影に入る前に「原作読んできた? 悪いけど原作を忘れてやってくれ」と桂先生が仰っていました。とんでもないことを仰るじゃないですか……と思いましたが、その日からアオイが3次元にきた理由を大切にすることができました。

 相棒の真威人君と大好きな共演者の皆さまと猛暑やたくさんのことを乗り越えて、無事に来月の放送を迎えられること、うれしく思います。坂本監督の大人の特撮になっていると思います。ぜひご覧ください。

実写ウイングマン

監督・アクション監督 坂本浩一コメント

 監督の坂本浩一です。これまで数々のヒーローを演出して来ましたが、まさか自分が「ウイングマン」を監督出来るとは!!!と、いまだに驚きが隠せません(笑)。

 自分は1970年生まれなので『ウイングマン』連載時は中学生。まさに直撃世代です。自分とたくさんの共通点を持つヒーローオタクの健太に親近感を持ち、魅力的なヒロイン達に魅了され、毎週ジャンプの発売日を楽しみにしていました。そして何度も実写で「ウイングマン」を見たいと夢見ていました。

 多くのファンを持つ原作なので、実写化にあたり大きなプレッシャーもあります。ただ、今回は脚本開発からデザイン、造形制作やオーディションに至るまで、桂先生の指揮の元、今の時代の「ウイングマン」を創り上げることができました。キャストたちも原作のイメージを再現しつつも、新たな魅力を吹き込む、素晴らしい才能がそろいました。青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います。原作ファンから、原作を知らない人たちまで、是非多くの人たちに健太とアオイの成長を見守っていただけたらと思います!

(C)桂正和/集英社・2024「ウイングマン」製作委員会

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた