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『ホビット』と『ドラゴンクエスト』がまさかの遭遇 ピーター・ジャクソン監督×堀井雄二氏、思いがけない対談が実現

『ホビット』と『ドラゴンクエスト』、2大ファンタジー夢の制作者の対談が実現した。

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ピーター・ジャクソン監督(右)と堀井雄二氏(左)が対談 写真一覧(7件)

 『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手掛け、アカデミー史上最多受賞を果たした巨匠ピーター・ジャクソン監督が新しい“指輪”の物語を放つ。世界中で1億人が読んだ、J.R.R.トールキンによる冒険小説『ホビットの冒険』を完全映画化するアドベンチャーファンタジー『ホビット』3部作。その第1部『ホビット 思いがけない冒険』が、12月14日 日本を始め、全世界約67ヶ国にて同時公開を迎える。

 12月1日(土)に、ピーター・ジャクソン監督ら新たな冒険の仲間が来日を果たし、都内で来日記者会見とジャパン・プレミアが開催。そのイベント中に、ピーター・ジャクソン監督と国民的ゲーム『ドラゴンクエスト』(以下『ドラクエ』)シリーズの生みの親・堀井雄二氏との夢の対談が実現していたことが明らかになった。

 『ドラクエ』シリーズは、製作・開発に堀井雄二氏、キャラクターデザインに鳥山明氏、音楽にすぎやまこういち氏が参加。1986年の第1作発売以来、26年もの間、不動の人気を誇り、シリーズ累計約4000万本の国内出荷本数を記録する国民的ロールプレイングゲーム。最新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』では、壮大なストーリーに計算され尽くした世界観、おなじみのモンスターといった『ドラクエ』ならではの面白さはもちろん、シリーズ初のオンラインゲームとなったことで、仲間と楽しむ冒険の楽しさでファンを魅了した。また、エルフ族やドワーフ族がプレイヤーキャラクターとして使えるなど『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズに通じる要素も。他にはどういった共通点があるのか、2大ファンタジー夢の制作者の対談が実現した。

 一足先に本作を鑑賞し、20代の頃にJ.R.R.トールキンの冒険小説に触れたという堀井氏は、本作について「素晴らしい映像でした。トールキンの世界観を、誰もが納得できる映像にしたなと。どこが実写でどこがCGか分からないくらいリアルで、本当に感動しました」と熱く語り、主人公ビルボに対しても「『ドラゴンクエスト』の中でも、ごく普通の少年が突然主人公に選ばれて冒険に出るという設定が結構多いんですよね。『ホビット』と、とても近いものがあると思います。今後のビルボの成長が楽しみですね」と『ドラクエ』との共通点を披露。

 また、ピーター・ジャクソン監督も「私が好きなストーリーは“思いがけないヒーロー”がいるものなんです。正にビルボがそうなんですが、彼は好んで冒険するわけでもないし、戦士でもなければ剣も使えない。本当は家に居たいというキャラクターなのに旅に連れて行かれてしまいます。彼に共感しながら一緒に冒険ができる。私たち自身がビルボの気持ちになれると思います」と自信作をPRした。今回の対談企画の全文は、12月20日発売のエンタメ誌「オトナファミ」で掲載される。

 日本を代表するRPG『ドラクエ』と、ジャンルを超えて多くの共通点を多く持つ『ホビット』シリーズ。日本国内興行収入シリーズ累計272億円を突破した『ロード・オブ・ザ・リング』の世界を舞台に、新たな冒険がいよいよ幕を開ける。

 『ホビット 思いがけない冒険』は、12月14日(金)より丸の内ピカデリー他全国公開。

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記事提供元:MOVIE ENTER

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