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日経ビジネスオンラインがこのたび、3月7日に掲載した「逃げる女性は美しい」という記事を取り下げました。「記事の意図が十分に伝わらず、読者の皆様に誤解を与えかねない表現になっておりました」と事情を説明しています。
同記事は、作家・エッセイストの本島修司さんによる連載コラム「セケンの勝ち方」の第1回。本島さんはそこで“人生でやり切れることは1つか2つ”と切り出した上で、以下のような持論を述べていました。
昨今の女性の多くは、どこかおかしい。僕の目には、おかしく映る。 いろいろやりすぎているように思うのだ。
「仕事も、恋も、結婚も、出産も、遊びも、旅行も、全部上手く行く美人♪」これだと、さすがに何がしたいのかわからない。ブレッブレにブレている。
仕事に邁進して嫁に行きそびれ、友人が結婚するたびキーキーとヒステリーを起こしたりする。
人間は万能にはなれない。できる女は、逃げている。ブレずに、ちゃんと。蔓延るバカから逃げている。
ネット上では記事が掲載されるや「商業媒体に載せていいレベルの文章じゃないのでは」などと批判の声が相次ぎ、一種の“炎上”状態となっていました。日経ビジネス編集部は「いただきましたご意見を真摯に受け止め、今後の編集に生かしてまいります」としています。
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