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ドワンゴ川上量生氏が会長職から退任 今後は”取締役CTO”へ

「新技術の開発により集中することがグループの価値を極大化できる」との判断から。

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 ドワンゴは12月21日、同社代表取締役会長である川上量生氏について、同日行われた取締役会をもって、代表取締役会長から退任することになったと発表しました。川上氏は今後、新たにIT全般の最高責任者として「取締役CTO」の職に就く形となります。退任理由については「(川上氏は)新技術の開発により集中することがグループの価値を極大化できる」との判断からとしています。


ドワンゴ 川上会長 退任ドワンゴ 川上会長 退任 niconico(く)発表会に登壇した川上氏(関連記事

 川上氏は1997年にドワンゴを設立し、代表取締役社長に就任。2009年9月からは代表取締役会長としてグループの運営を担っていました。川上氏は今後、人工知能や教育事業などのIT先端技術関連の新規事業開発に注力していくとのこと。ドワンゴの中核サービスであるniconicoについては、既報の通り取締役の栗田穣崇氏が現在、川上氏に代わって責任者となっています(関連記事)。


ドワンゴ 川上会長 退任ドワンゴ 川上会長 退任 11月28日に行われた発表会では、発表内容に対し批判が多く寄せられ“炎上”状態となっていました(niconico(く)発表会より)

ドワンゴ 川上会長 退任 川上氏に代わり、niconicoの運営責任者に就任した栗田穣崇氏(12月12日の意見交換会映像より


川上氏コメント

 本日付でドワンゴの代表取締役会長を退任し、代表権を有しない取締役となりました。今後は、新規ビジネス及びそれを支える技術の開発に一層注力してまいります。niconicoの運営とサービスはドワンゴ取締役の栗田穣崇が責任者としてユーザーの皆様と向き合い、ユーザーとともに作り上げるniconicoの原点に戻って改善を進めてまいりますので、どうか引き続きご期待いただきますようお願い申し上げます。


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