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「ジグザグに走る」「おもちゃみたい」 ダージリン紅茶の名産地を走る鉄道がめっちゃ「近く」て親近感(1/2 ページ)

みんな大好きスイッチバック。インドの登山鉄道が何かかわいいです!

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 おもちゃのような列車がジグザグに走る! 山を登るインドの鉄道がめっちゃ「近い」です。

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進行方向を変えながら登山電車が山に挑む! (Harish Kumar/YouTubeより、以下同)

 インドの鉄道系YouTuber・Harish Kumar氏の動画で、インド北東部にあるダージリン・ヒマラヤ鉄道の様子を楽しめます。

 ダージリン・ヒマラヤ鉄道は、紅茶の名産地として知られるダージリン地方を走る登山鉄道です。線路幅は610ミリと狭く、車両も相応に小型なので「トイトレイン」などとも呼ばれます。ちなみにダージリン・ヒマラヤ鉄道は「インドの山岳鉄道群」として世界遺産に登録されていたりもします。へぇぇ。

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進行方向を変えて客車を先頭にバックで登ってくる。みんな大好きスイッチバックだ!
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線路幅はとても狭い。トラックと比べるとその狭さが何となく分かる

 列車は進行方向を変えて、こちらに向かってきます。ディーゼル機関車は向きを変えず、客車を先頭にした「推進運転」で進んできます。そして列車はすぐ目の前をかすめるように、お構いなしに通ります。「超近い!」。さすがインドってわけではありませんが、珍しい光景で新鮮です。

 列車は車掌の誘導で、遮断機のない踏切を通過します。列車にはそこそこ多くの観光客が乗っていて、高地から景色を眺められる大きな窓やゆったりとした座席があることも分かります。

 「運行本数や座席が少ないものの、乗りたい人が殺到してチケットが取れない」という話もありますが、テレビのびっくり映像番組などで見かける「驚きのインド乗り」(関連記事)まではこの列車にはないようです。動画で見る範囲では穏やかで優雅です。

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客車の様子。車内はゆったりおだやか
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進行方向を変え、今度はディーゼル機関車を先頭にして出発

 進行方向を変えながらジグザグに登っていく方法は「スイッチバック」と呼ばれ、日本でも親しまれます。箱根登山鉄道(関連記事)やJR豊肥本線などにあります。今度スイッチバックを体験したときは、インドのダージリン・ヒマラヤ鉄道も思い出してみてくださいね。



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