新神戸駅「天むす」(780円)〜「通信販売」の駅弁で巣ごもり休日を楽しく過ごそう!(1/12 ページ)
毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは新神戸駅「天むす」(780円)です。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年4月28日)
例年、多くの乗客で賑わう、この時期の東海道・山陽新幹線。
残念ながら今年(2020年)は、新型コロナウイルスの流行に伴い、都道府県を越えた移動が“厳しく”自粛されているため、混雑しやすい日・時間帯の「のぞみ」号の予約状況を見ても、普通車指定席1両に数人程度といった具合です。
感染拡大を抑えるため、いまは「とにかく家から出ない」生活を徹底したいものです。
さて、執筆時時点(2020年4月)のダイヤでは、東京〜新大阪間・新大阪〜博多間は最速2時間21分、東京〜博多間では4時間46分(のぞみ64号)が最速。ますます高速化が進んでいます。
合わせて、駅弁も手軽に食べられるものが重宝される傾向があります。
神戸を拠点に京阪神の駅弁を手掛ける「淡路屋」が、令和元(2019)年秋に登場させた新作駅弁「天むす」(780円)も、その1つと言っていいでしょう。
【おしながき】
- たこ飯の天むす
- 海老の天むす
- きゃらぶき
八角形容器に3つ入った「ひっぱりだこ飯」でおなじみ、明石だこを使った「たこ飯の天むす」がコリコリとした歯ごたえとスパイシーな味付けで、淡路屋らしさを感じさせる一方、定番の海老の天むすも2個入っているのが嬉しいところ。
「淡路屋」によると、片手でつまめる駅弁のニーズの高まりを受けて開発したそう。
巣ごもり中のアナタにも! ということで、通信販売のラインアップにも加えていると言います。
運動量が減っているいま、軽く食べられる駅弁がちょうどいいですね。
残念ながらいまは、新幹線に飛び乗って、旅を楽しむときではありません。
だからこそ「駅弁の通信販売」で流通業の皆さんに移動を託し、各地域の駅弁を守ることは、地域の食文化を守ることにもつながるはずです。
「駅弁膝栗毛」では、まだまだ全国各地の通信販売できる駅弁をご紹介してまいります!
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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