新しい「ひだ」で行く、高山の懐かしい「ボンネットバス」ツアー 「さるぼぼ」の駅弁でお腹いっぱい!(2/3 ページ)
新しいハイブリッド車両の特急「ひだ」と懐かしの「濃飛ボンネットバス」を存分に楽しみます。
【おしながき】
- 白飯 牛しぐれ煮 やきとり 錦糸玉子
- 鶏の唐揚げ
- 蒲鉾
- 玉子焼き
- ウインナー
- 海老フライ
- 山くらげ煮
- 桜漬け
赤いさるぼぼの形をしたふたを開けると、白飯の上には、牛肉のしぐれ煮に、錦糸玉子とやきとりが載っていて、牛・鶏2つの肉が楽しめるようになっています。おかずも、蒲鉾・玉子焼きに加え、鶏の唐揚げ、ウインナー、海老フライといった、子どもには楽しく、大人には懐かしいものがいっぱいです。もともと、2000年代に入って登場した「開運さるぼぼ弁当」を、より幅広い世代に向けてリニューアル。開運の願いを込めた金亀館オリジナルの「さるぼぼちゃんの缶バッジ」がおまけとして付いているのも嬉しいですね。
親から子へ世代が変わっていくように、鉄道車両もバス車両も駅弁も、その時代によって変わっていきます。新しいものには新しい良さがあり、古いものには古い良さがあります。新しいものと古いものが共存して、両方楽しめるタイミングこそ、じつは旅の出かけどき。いよいよ秋本番! ハイブリッドの最新技術と昔ながらのエンジン音を楽しみながら、飛騨ののどかな里山の風景を満喫しに、出かけてみてはいかがでしょうか。
(初出:2022年9月14日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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