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北条隆博、「仮面ライダー剣」は“ネタ要素多い作品”だったが「悪いことばかりではなかった」 悔しさが絆を強くした、20周年目前インタビュー(2/2 ページ)

オンドゥル語への率直な思いも聞きました。

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北条隆博さん
北条隆博さん

リアルな数字がチームの絆を強くした 「くそー! と思うことで本当に仲が良くなった」

―― オンドゥル語に関しても、1年半後に知ったとおっしゃっていましたけど、放送当時はどこまで放送時の反響とか自分のキャラへの感想を把握されていたのでしょうか?

北条 当時は……全員「ちょっとな」「申し訳ねえな」って気持ちがあったと思います。「仮面ライダー龍騎」「555」と右肩上がりだった視聴率が「剣」でガクッと減った。毎週、戦隊とライダーの視聴率がスタジオに貼り出されてリアルに聞かされるんですよ。

―― 前作の「555」は人気作で、同時期に放送されていたのは「デカレンジャー」でしたね。

北条 「555」は僕もめちゃくちゃ食い入るように見ていたほど。すごく面白かったし、「デカ」も人気だったんですよ。グサッとくるくらい面白かった。当時は放送開始も同時期だったじゃないですか。

―― 数週間ずれるだけでした。今は4カ月くらいずれてますね。

北条 そう。放送時間も今とは反対で、戦隊からのライダーの順番で続けて見られるようになっていたのに、ライダーで視聴率がちょっと下がっていると「あれ?」となるんです。反対なら皆さん途中で起きてきたのかなと想像できたのですが、見ていない人たちがいるとはっきり突きつけられるわけで。

 バンダイさんからも、おもちゃの売り上げの報告が現場へ入ってくるんです。そういう数字を撮影中にずっと聞かされるので「うわっ。やばいな、やばいな」と思いながらも、毎週渡される台本には決められた物語があり、僕らは新人の俳優でそれに沿ってやっていかなきゃいけない。

 そんな経験があったからなのか、よりチームとしての結束力が高まりました。本当は1人ずつ部屋があるんですけど毎日のように椿さんの楽屋に集まり、一緒に何をするわけでもなくおのおの好き勝手していました。みんな私物を置いていくからとんでもない部屋になってしまい、椿さんがいなくても誰かしらいる楽屋になっちゃっていましたね。

―― 劇中ギスギスする展開もありましたけど、裏では関係なく?

北条 関係なく、絶対一カ所にしか集まらないんです。「特撮チームでここまで全員が仲良いチームは見たことない」ってよく言われました。いまだに遊ぶし、電話もする関係です。数字が伸びないのは僕らからしても面白くはなかったので、「くそー!」と思うことで本当に仲が良くなった。「何で自分の代で落ちてしまったんだろう」と責任を感じていたというか、ちょっと罪悪感もありました。僕(レンゲル)のおもちゃに関しても、やっぱり4号ライダーですし後付けのライダーだから売り上げは……。そもそも数も作っていなかったし、めっちゃシビアでした。

―― 今はSNSもあり、お店もあり、直接ポジティブな意見を見聞きできる環境が増えましたが、どう感じていますか?

北条 励みにもなるし、周りの人たちがどう思っていて、どういうものに需要があるのか目に見えるので指標にしやすい。もともとすごく苦手だったんですよ。昔だとブログとか「なんか書こう」じゃなくて「やばい、書かないといけないわ」ばかりで、ただの自己満足でしかないのかなとしばらく使っていない時期があったんですけど、7、8年前くらいからぼちぼち投稿するようになりました。天野さんも最近X(Twitter)を始めて「俺の日常をこんなに喜んでくれる人たちがいるんだ」とびっくりしていました。

 今はもうSNSを見れば何が起きているのかすぐ分かるようになった。すごく便利なツールですよね。反応をすることでさらに盛り上がって、日本だけじゃなくて海外の人たちまで広がっていく。最終的には僕らの盛り上がりで、「日本の特撮やばい、めちゃくちゃ面白い」と海外の方へ気付かせられればいいですよね。

―― それは仮面ライダーOBとして思うことなのか、ファンとして思うことなのか、どちらの要素が強いと思いますか?

北条 ファンとして30%、OBとして70%くらい。半分趣味で、半分使命感。おもちゃが売れないと次の作品に影響を与えかねないんですよ。視聴率も、あの当時すごく気にしていました。

 根底にあるのは仮面ライダーをもっと世界に知らしめたい気持ち。日本の特撮には、日本の技術スタッフだからできるクオリティーがあると思うんです。小さい国からでっかい国へ。『ONE PIECE』がNetflixで実写化されたみたいに、もっと宣伝して、もっと興味を持ってもらい、海外でヒットすれば制作費も回収できてしっかりとした投資になる。海外から利益を得た上で、国内で制作できるようにしていったら、もっとやべえものを作れるんじゃないかなと思ってます。これはあくまで理想論であって「世界でヒットさせるには、物事はそんなに簡単ではない」という事は重々分かっています……。でも、世界中の人々にメイド・イン・ジャパンの特撮をもっと好きになってもらいたい。

―― 経営者の視点だ。YouTubeでの配信もスタートしたばかりですが、反響はありましたか? 睦月やレンゲルの出番はまだまだ先ですが。

動画が取得できませんでした

北条 それこそ最近やたらと海外の方々から届いているんです。昔と比べるとちょっとずつ反応が増えて、濃くなったし良い流れがきている感じがすごくします。今の時代は正直、YouTubeで全部見られるので、無料のプレミア公開も間違ってはいないと思う。まず海外向けにちゃんと字幕など付けていただいて、内容をしっかり見てもらいたいです。

 ただお国柄や背景が全然違うから海外で何が刺さるか分からないんですよね。戦隊は「パワーレンジャー※」で成功しているけど、比べると海外での仮面ライダーはそれほど……。でもパワーレンジャーがあれだけ伸びるんだったら仮面ライダーも壁を突破して、そのうち「マーベルヒーローズvs仮面ライダー」が実現してもおかしくないじゃないですか。

※パワーレンジャー …… スーパー戦隊をベースにした米国内で放送されるシリーズ。変身後の戦闘シーンなど以外を現地で制作して放送するやり方で、1993年から30年続く長寿シリーズに

―― めちゃくちゃ見てみたいです。

北条 アメリカンヒーローとジャパニーズヒーローの対決。そんなお祭り映画があってもいい。アイアンマンがはやるんだったら、仮面ライダーがはやってもいいだろうと思っちゃうんですけど。ねぇ?

 生誕50周年の仮面ライダー展や、藤岡弘、さんのインタビューを見た上で、これから先仮面ライダーがなくなることはないと思いました。もしかしたら「BLACK RX」の後(「クウガ」放送開始までの10年4カ月)みたいに数年空くことはあるかもしれないですけど、完全になくなることは絶対ないはず。

“元仮面ライダー”の誇り 「がっかりさせないような生き方をしなきゃ」

北条隆博さん
レンゲルのカラー“緑”の小物を身に着けることが多いと話してくれた北条さん

―― OBとして、海外ヒットの他に仮面ライダーシリーズや後輩へ望むことはありますか?

北条 後輩ライダーたちには数字とか何も気にせず、のびのびやってほしいです。たぶん彼らも数字について聞かされていると思うので。でも今の時代はTikTokとかSNSで彼ら自身の魅力を拡散できるコンテンツがすごく多い。本人たちも愛されやすくなっている環境はすごくいいと思います。僕たち平成1期の世代は初めて対面してやっと「そういう感じの人だったんですね」と分かる時代でした。

―― 天野さんが顕著ですね。X(Twitter)のアカウントを開設されたことで、今になって違う面がどんどん発信されています。

北条 そう、「天野さんってこんなド天然お花畑なのか」って顔を合わせてようやく分かる時代だったのが、ここ最近は公式が本人たちの素顔を発信してくれています(笑)。

 「ギーツ」の(主演)カンキチ(簡秀吉)くんがめちゃめちゃ好きなんです。撮影が始まった時期に1回お会いしてるんですけど天然というか面白い子で、1年通してその面白さと愛嬌(あいきょう)をしっかりSNSでも振りまいてくれた。役とのギャップもあってカンキチファンがすごく増えて、そういう面では今の時代が本当にうらやましいです。

 反対に、変な意見が飛んできたとしても、気にせず自分たちの思ったようにどんどんやってくれればいい。特撮ってすごく特殊な現場で、番組が終わっても5年、10年、20年たとうが、絶対ずっと言われ続けます。僕自身こうも何年たっても言われるものだとは思っていませんでした。

―― それは今日、ぜひお聞きしたかったところです。仮面ライダー俳優の肩書は一生もので、プレッシャーもあればいい働きもあると想像しますが、ご自身はどう捉えてらっしゃるんですか? 睦月は闇落ちも経験する難しいキャラでした。

北条 睦月の役ですら「すごく好きだった」「レンゲルめっちゃ好きです」と言ってくださる方々がたくさんいらっしゃいます。リアルタイムで見ていた世代が大人になって、いまだに「僕にとってはレンゲルが一番のヒーローです」と言ってくださる人たちを、仮面ライダーというか特撮に携わった自分としては裏切れないという思いがあります。

 もし何かやらかしてしまえば絶対「元仮面ライダー俳優が」と見だしにつけられてしまうものです。仮面ライダーのイメージを傷つけてしまうし、ファンにも申し訳ない。清廉な生き方を、なんて言えないですけど、ずっと憧れてもらえる存在でい続けたい。がっかりさせないような生き方をしなきゃとずっと心の中にあるし、肝に銘じています。何年たとうが「ヒーローでいたい」という気持ちをくれるので、本当にものすごい力を持つ作品です。

 OBにも「ずっと元仮面ライダーは嫌だ、要はそれを越すような役や芝居ができていないんじゃないか」と嫌がる人はいます。でも僕は構いません。そもそも仮面ライダーになれる人が世界にどれだけいるのか。ほんの数%です。だから誇りを持って「元仮面ライダーです」と言いたい。払拭(ふっしょく)するような別作品が出てこなかったら、それだけ偉大な作品だったって考え方にシフトした方がいいと思う。それだけ重いんですよ。仮面ライダーって作品は。1回やっただけで誰かの記憶にずっと残り続けるんです。

 これから育っていく後輩たちには、「ずっと仮面ライダーって言われるけど、何がいけない?」と伝えたい。堂々と「仮面ライダーです」とずっと大切にしてほしい。そこは熱弁しておきます!

特撮俳優にセカンドキャリアを、レンゲルには強化フォームを 北条隆博の夢

北条隆博さん

―― 北条さんにとっての仮面ライダーとは?

北条 悪いことはダメと教えてもらえる教育番組。内容が濃いから正直子どもたちにどこまで伝わっているのか分からないですけど、ただ「悪いことしてるな」とは伝わるはず。悪いことをするとどうなるか。正義は絶対悪に勝つ。昭和から平成の初期はだいぶ難しい描き方をしてはいましたけど。

―― 平成ライダーはストーリー構築の複雑さをよく指摘されてきましたね。「555」の草加雅人に代表されるような、簡単に正義のヒーローとはカテゴライズできないキャラも誕生し「剣」にもその要素はありました。

北条 そうですね。草加にも草加の正義があり、確かにすごく難しいニュアンスではあるんですけど、大人になると人にはいろんな正義があると分かる。選ばれる正義とは何か。それが平成ライダー1期の見どころだと思います。

 昭和のライダーは分かりやすかった。悪いやつは「許さん!」で、バーン。子どもながらに、「やっぱり悪いことをしたら倒されてしまうんだ」「弱いものいじめはダメなんだ」とすごく勉強になった。怖いやつがいっぱいいますからね。

―― 敵にも印象深いキャラが多いですよね。

北条 そうそう。何だかんだでみんなかっこいい! シンプルにかっこいいから憧れて、そうになりたい、なるためにはどうしたらいいか子どもながらに考えるし希望が持てるじゃないですか。

 僕にとっての仮面ライダーといえば、「仮面ライダーBLACK RX」。倉田てつをさんではなくて、ずっと(主人公の)南光太郎なんです。僕に初めて会う人もだいたい同じで「睦月だ!」と役名で呼ばれます。「申し訳ないけどお名前は?」で全然構いません。だって僕も倉田さんに会ったら「光太郎だ!」となるから。それがヒーローだと思う。だから役名で呼ばれても邪険にするんじゃなくて、「睦月だと分かってくれたんだね、ありがとう」と言いたい。その気持ちが分かるので。

―― 今度は現実を頑張っている大人へのメッセージをお伺いしたいです。一度芸能界を引退されてそこから転機を経験されている立場として、同じように別のフィールドへ踏み出そうという方へ、伝えたいことはありますか?

北条 僕自身、引退に迷いはなかったんです。10年やったし自分のやってみたいことをやろうっていうのがきっかけで「いったん辞めます」と。飲食をやりたくて、そのためにはお金を減らすわけにもいかないし、20代で事務所を辞めてからは取りあえずアルバイト生活をしていました。いろいろやってみて、そもそも名古屋に戻ったら「東京ばっかりイベントやりやがって西の方に来ないじゃん」とイベント運営について考え始めました。

―― そこに今へつながる原点があった?

北条 飲食業をやるにしても、ステージを作ってプレミアナイトみたいに特撮俳優さんを呼べたら、ちょっとは盛り上がるんじゃないかなってところからスタートしました。

 気持ち悪いくらいピタッとはまる運命のタイミングがくると思う。今の仕事先も本当にたまたま、そろそろ動こうと思ったタイミングで話をした相手が「たまたま北条くんが話したようなスペースを今作っている」と誘ってくれました。運には確かに恵まれているのかな。見に行ったら自分が考えたまんまの場所があり、すぐ就職しました。カフェとイベントの両立ができるか分からないし、取りあえずやってみて決めますと。

―― 思い切りはいい方ですか?

北条 たぶん。でもむちゃくちゃ考えます。むちゃくちゃ考えて、ずっと考えていてもしょうがないって途中で開き直るタイプ。アントニオ猪木さんの名言と一緒で「やる前から負けることを考えるやついるかよ」。アクションを起こさない限りは何も変わらないじゃないですか。だったら動いてから悩もうと考えを変えました。何か不具合が起きるかもしれないけど、動いてみないことには何が問題か分からない。本当にやりたいことなのか、やりたくないことなのか。絶対みんな迷うと思いますが、それは興味があるから。なら行ってみてから迷って決めた方がいい。

 バイト時代でもありました。「向いてないからもう辞めます」って。ただ迷惑が掛かるのでちゃんと筋は通す。一度採用された手前、辞めづらいかもしれないですけど、仕事なんて自分の好きなことを楽しいなと思えるのが一番じゃないですか。やってみて違ったらまた別の仕事を探すなり何なりを繰り返してもいいと思う。自分のいいところを生かせる場所が見つかるまで何回もトライですね。

―― 本当にご自分がおっしゃった通りのやり方ですね。今のお店の話ですとか、大阪でもっとイベントができるようになりたいとか、ライダーの海外進出みたいな話をされていましたけど、将来的にどうなりたい・どんな自分でありたいみたいな夢を持ってますか?

北条 将来的にはどうなんだろう。出る側になっているのか、バックヤードで回す人間になっているのか、はたまた両立しているのか。まだ分からないですけど、両立できるのがベストです。

 ただ役者はその場にずっとい続けることで保たれるわけで、しばらくブランクがあると鮮度が落ちるので久々にお芝居してへこむかもしれないです。やってみなきゃまだ分からない。20周年をきっかけに復帰させていただけるのであれば、まだ自分はやれるのか見てみたい。

 最終的には、特撮の俳優さんたちを巻き込んだエンターテインメントをやっていきたいです。特撮俳優のセカンドキャリアとなる場所を何か作れたらいいな。事務所なのか、それともイベントを打ち出せる場所なのか。

―― セカンドキャリアの話が今出ましたが、特撮でブレイクしたあとには伸び悩む俳優さんは多い印象です。

北条 本当にそのパターンの人が多くて、なかなか見なくなっちゃう方もいます。大手の事務所はチャンスも多いけど、無所属や中堅クラスの事務所でくすぶっている方々の手助けがしたい。またお芝居に出てもらったり、総合エンタメのイベント企画を立てたりができるような……会社という形になるんですかね。受け皿というか、自前で企画から公演打ち出しまで全部できれば強いでしょう?

 特撮俳優さんを集めて、ウルトラ、戦隊、ライダーの俳優が入り乱れる夢のような舞台をいつか作りたい。ヒーローものではなく普通の舞台なんですけど、ファンから見たら仮面ライダーの人だ! 戦隊の人だ! ウルトラマンの人だ! とグッとくるじゃないですか。何かそこに一筋の光が見えている、今そんな感じなんです。

―― 最後に、北条さんにとって「仮面ライダー剣」とはいったい何でしょうか?

北条 何ですかね、自分の基礎を全て作ってくれた現場。ブレイドがなかったら今の自分は絶対いない。こういう考え方をしてもいなかったし、出会えなかった方もいたはず。体の水分と一緒で、なくてはダメだし、大半がそれで満たされてる。なんかきれいな言葉で納めたいな(笑)。

―― これまでの経験があって、今の北条さんが演じる睦月はどうなってるんだろうとすごく楽しみになります。睦月はいったい何してるんでしょうね?

北条 今の橘さんって、BOARD(※ブレイドに登場する組織。人類基盤史研究所の略称)の所長を引き継いで研究しているから、昔みたいにブイブイやれなくなっているでしょ。僕としては、その位置に睦月がいてほしい。一緒に研究していてほしいんだよなぁ。結局、チソ(※オンドゥル語で基礎の意味)訓練をずっと続けているパートナー同士でいてほしいな。

―― 今でも師弟関係が続いていると? 劇中から4年後が舞台の劇場版で就活して、10年後を描くドラマCDでは会社員にはなっていましたが。

北条 あんな経験して普通の会社員にはなれないですよ。劇場版でも普通の会社員じゃなくてスマートブレイン社※に入ろうとしてる設定だったし。泉くんとかが面接官でいらっしゃったんですけど。

※スマートブレイン …… 「仮面ライダー555」に登場する企業。その実、上層部はほとんどオルフェノクでこっそりオルフェノクの支援もしているいわば悪の組織

 睦月は普通の会社員に憧れて普通になろうとしてるけど、僕に言わせれば無理! だったら橘さんにそのまま拾われて一緒に研究してる方がまだいいんじゃないって。橘さん「アウトサイダーズ」※ではあんな豪華な服着てるんだから、今は給料も支払われているんじゃないかな(笑)。

※「仮面ライダーアウトサイダーズ」 …… 東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信中。複数のシリーズからキャラが出演するスピンオフ作品で、「剣」からは橘朔也/仮面ライダーギャレンが登場

―― 本編のBOARDは1話でいきなり壊滅していましたからね。衝撃でした。

北条 剣崎さんも「途中で給料も払われなくなった」ってアパート追い出されていましたね。「アウトサイダーズ」ではめちゃめちゃきれいになったから、たぶん進化しているはずです。

―― 「アウトサイダーズ」といえば、4話でギャレンのキングフォーム登場が発表されたばかり。このときレンゲルがSNSでトレンド入りしていましたが、ご存じでしたか?

北条 そうなんですか? 「あと残すはレンゲルだけか」みたいなやつでしょ。そろそろ僕もしびれを切らしてきましたよ。強化フォームがあってもいいんじゃないのかなぁ、このままだと本当に1人だけない状態なので。今の仮面ライダーってほぼ出てきた人たちみんな変身するじゃないですか。「ギーツ」に関してはナーゴのお父さんまで変身するのでびっくりしました。今の時代にもしレンゲルを出すのであれば、強化フォームは必須でしょ!?

―― きっと来ると信じつつ、20周年楽しみにしています。

北条 頑張ります! (最新作の)「ガッチャード」もカードがモチーフだから、ガッチャードとガッチャンコしたいですね。

北条隆博さん 「仮面ライダー剣 20thAnniversary STAGE&TALK」 北条隆博さん 北条隆博さん 北条隆博さん 北条隆博さん 北条隆博さん

Cafe 2nd STAGE カフェセカンドステージ

〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目9−5 インディペンデントシアター2nd 1F

Cafe 12:00〜17:00 / Bar 18:00〜22:00 定休日 水曜・火曜

公式X(Twitter) https://twitter.com/Cafe2ndSTAGE

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