夫は箱根駅伝、妻は大学女子駅伝優勝の“最強ランナー夫婦” 引っ越しの手伝いをきっかけに急接近→現在は夫婦でランニングスクールを運営(1/2 ページ)
「新婚さんいらっしゃい!」に大学駅伝で日本を沸かせたランナー夫婦が登場。
タレントの藤井隆さん、井上咲楽さんがMCを務める「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ)の3月16日放送回に、陸上界の最強カップルが出演します。
最強ランナー夫婦
夫は箱根駅伝に3年連続で出場。2019年には、「魔の3km」と呼ばれる第6区で歴代3位のタイムを記録し、東海大学を初優勝に導いた中島怜利さん。
一方の妻は、2001年の長野マラソンで優勝したケニア人ランナーを父に持ち、中学時代から天才少女と呼ばれた高松智美ムセンビさん(「高」は「はしごだか」、現在は中島姓)。名城大学では全日本大学女子駅伝に4年連続で出場。2018〜2021年で区間賞を3回獲得し、チームは全ての年で優勝を果たしています。
井上咲楽さんがお宅リポート
番組では、井上さんが2人が暮らす千葉県松戸市へお宅リポート。井上さんは、週4回、10kmのランニングを欠かさないという芸能界きってのランナーで、先日行われた東京マラソンでは3時間24分23秒のベストタイムを記録しています。
家に入ると、靴箱にはランニングシューズがズラリ。スパイクなども合わせて40足以上あるとのこと。2人の日課は10kmのランニングだそうで、練習時間を確保するため、料理は便利家電で時短しているんだとか。
現在は、小中学生向けのランニングスクールを設立して夫婦で運営。大学駅伝までに得た知識に加え、妻の父、マラソン大国・ケニアの練習方法を取り入れた最強メニューで指導しており、中には往復2時間かけて通う生徒もいるといいます。
出会いのきっかけ
2人が出会ったきっかけは、大人向けの陸上競技の大会やランニングのイベントを主催していた夫が、招待選手の一人として声をかけたことから。当日は、あまり話せなかったものの、爽やかな印象の夫に妻の方から意識するようになったとのこと。後日、夫がゲストランナーたちにお礼のLINEを送ると、妻とのやりとりが継続。これまで陸上一筋で恋愛経験ゼロだった妻。異性とLINEをした経験もなく、全員に送っていたとは知らずに、1人盛り上がっていたというキュートなエピソードも。
そして結婚へ
お互い関西出身ということもあり、意気投合した2人。1カ月ほどやりとりを続けたころ、妻が大阪から上京することになったと伝えると、「引っ越しを手伝おうか?」と夫が提案。もともと妻の弟が来る予定でしたが、1人増えたら早く終わるだろうとお願いしたところ、埼玉在住だった夫の終電がなくなってしまい、2人は急接近……!
その後、何日かデートを重ね、夫が正式に告白。しかし、ウブな妻からまさかの一言が……? 「フラれたのかと思った」というピンチを乗り越えて交際が始まり、約1年半後の2023年8月にゴールインしました。「お互いの好きなことを仕事にして一緒に生きていけるのは本当に幸せ」。
番組では、指導者として新たな門出に立つ2人に、恩師から温かいエールが贈られ、スタジオ中が感動の渦に包まれました。
現在はYouTube活動も
中島さんは、現在YouTuberとして「レイリーチャンネル」を更新中。走り方のコツ紹介やランナーへのインタビュー、長距離スパイクのガチレビューなど、陸上ファンから競技者まで楽しめる約500本の動画(記事執筆時点)を発信しています。
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