日本の食卓に欠かせない万能調味料の「しょうゆ(醤油)」。こいくち(濃口)やうすくち(淡口)、たまり(溜)などさまざまな種類があり、地域によって定番の味が異なっているのも特徴です。
そこで今回は、総務省統計局の家計調査をもとに、しょうゆへの支出額が多い都市(県庁所在地および政令指定都市)をランキングで紹介します。なお、この調査は2人以上の世帯を対象に、2020〜2022年の平均支出額を算出したものです。
ちなみに、全国平均は1821円でした。さっそく、上位の2都市から見てみましょう。
(出典:総務省統計局「家計調査」)
「しょうゆ好きな都市」ランキング
第2位:鹿児島市(2527円)
第2位は鹿児島県鹿児島市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は、2527円となっています。
鹿児島県は支出額が多いだけでなく、甘口のしょうゆが好まれているのも大きな特徴です。もともと九州のしょうゆは甘いことで知られていますが、その中でも鹿児島県のしょうゆは特に甘いといわれています。その理由については、砂糖が手に入りやすかったから、辛口の焼酎には甘い料理のほうが合うからなど、諸説ありはっきりしていません。
いまも鹿児島市内にはいくつかの蔵元があります。たとえば、1928年創業の老舗蔵元「吉永醸造店」では店頭に数種類の甕が並び、甘口しょうゆの量り売りもしているそうです。
第1位:山形市(3047円)
そして第1位は、山形県山形市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は3047円で、2位を520円も上回っています。
山形県のしょうゆの支出額を押し上げている要因のひとつといわれているのが、郷土料理の芋煮。鍋を囲んで食べる「芋煮会」は新年会や忘年会と並ぶ年間行事のひとつで、県内陸部の芋煮はしょうゆ味がベースとなっています。また、山形名物の「玉こんにゃく」も、水を使わずにしょうゆだけで煮ることが多いので、その影響もあるのかもしれませんね。
山形市内には、「マルジュウ醤油」の丸十大屋や、「山形マルヤマ醤油」の庄司久仁蔵商店のほか、山二醤油醸造、河田醤油醸造場といった多くの蔵元があります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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