パワプロ最新作「2020」が発売、「矢部君の声優に笑った」「栄冠ナイン目当てに買った」など話題に

　コナミデジタルエンタテインメントの野球ゲームシリーズ「実況パワフルプロ野球（パワプロ）」の最新作「eBASEBALLパワフルプロ野球2020（パワプロ2020）」が7月9日に発売され、話題となっています。

　パワプロは、1994年にスーパーファミコン用ソフト「実況パワフルプロ野球’94」が発売されて以来、長年に渡って人気を集めている野球ゲームシリーズです。

　そんなパワプロの2020年最新作に、ネットではどのような反応があったのでしょうか？　詳しく見ていきましょう。

「パワプロ」の評価は？

「パワプロ」の盛り上がりは？

　パワプロ2020は事前ダウンロードが可能だったため、発売日前夜の7月8日から話題となり始め、プレイ可能となった7月9日0時にピークを迎えました。

パワプロ2020に多くのポジティブな反応

　ポジティブと分類されたツイートでは「面白い」「うれしい」といった共起ワードが頻出していました。実際にパワプロ2020をプレイしたユーザーや、動画や配信でプレイ映像を視聴したユーザーから、パワプロ2020の感想が相次いで投稿されています。

　 投稿されていたツイートを見てみると「10数年ぶりのパワプロ。めっちゃむずいけどめっちゃ面白い」や「さまざまな人が配信などでプレイしていて、パワプロが盛り上がっているの見ていると、個人的にすごくうれしいです」といった感想が確認できました。多くの人がパワプロの最新作を楽しんでいるようです。

　 特に、一部のシリーズのみで実装されている人気モード「栄冠ナイン」の話題性は高く、SNS分析ツールの解析結果でも「栄冠」「ナイン」と、それぞれ頻出しているのを確認しました。

　栄冠ナインは高校野球をテーマにしたモードで、プレイヤーは高校野球の監督となり、練習の指示や試合の采配をおこなってチームを甲子園優勝に導くモードです。

　パワプロ2020を購入したユーザーからは「今回のパワプロは栄冠ナインがあるから、気合いを入れて発売日に有給を取った」「栄冠ナインをやりたいがためだけに買っちゃった」など、栄冠ナインの人気の高さが伝わるツイートが多く投稿されています。

新タイトルに違和感を覚えるとの声

　パワプロシリーズのタイトルは、これまで「実況パワフルプロ野球」がスタンダードでしたが、今作では「eBASEBALLパワフルプロ野球」に。長年続いたタイトルに変化が訪れました。

　新たなタイトルに違和感を覚えるとの声も少なくはなく「eBASEBALLってなんやねん。実況をしろ」「パワプロの正式名称が『実況』から『eBASEBALL』に変わったけど、語呂悪くない？」といった声が見られました。

　愛称が「パワプロ」なので、そこまで気にするユーザーは多くないようですが、タイトルコールから「実況」が消えたことで、不満を持つユーザーもいました。往年のファンからすると、やはり違和感を覚えるようです。

　一方で、新たなタイトルとなったことを「タイトルが『実況』じゃなくて『eBASEBALL』に変わったのは時代を感じる」といった声も。なお新タイトルは、パワプロと日本野球機構（NPB）が共催するプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」から名付けられているようです。

大谷育江さんが声優を務める矢部くん声も話題に

　パワプロ2020では、シリーズおなじみの友人キャラクター矢部明雄に声があてられ、その声優がポケモンの「ピカチュウ」やワンピースの「チョッパー」役で知られる大谷育江さんであることでも注目されています。Twitterでは「パワプロ」だけでなく「大谷育江」もトレンド入りしていました。

　実際に投稿されたツイートでは「矢部くんの声優が大谷育江さんなのは笑う」「やんすが大谷育江さんなのは聞きたさしかない」といった声が見られました。多くのユーザーが、矢部くんの声優として大谷育江さんが抜擢されたことを「面白い」と反応しているようです。

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