
あなたが好きな昭和に放送された「世界名作劇場」の作品は?【人気投票実施中】
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日本アニメーションが制作したアニメシリーズ「世界名作劇場」。いずれの作品も既存の児童向け文学にアレンジが加えられ、心を激しく揺さぶるストーリーばかりで、大人になっても記憶に残っている人は多いのではないでしょうか。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな昭和に放送された『世界名作劇場』の作品は?」というアンケートを実施します。あなたが好きな作品に投票をお願いします!
それでは、世界名作劇場として昭和に放送された作品を紹介します。

フランダースの犬
「フランダースの犬」は、ウィーダ原作の『フランダースの犬』を基にした作品です。舞台は、1870年ごろのベルギー・フランダース地方。主人公の少年ネロが貧困と戦いながら、ひたむきに生活する姿を描いています。涙なしで見られない感動巨編です。
母をたずねて三千里
「母をたずねて三千里」は、エドモンド・デ・アミーチスの『クオーレ』中の挿入話を原作とした作品です。アニメ映画界の巨匠・高畑勲さんが演出を手掛けました。
主人公の少年マルコが母親を探し出すために奮闘する物語で、たった1人でイタリアからアルゼンチンまでの旅に挑み、苦難を乗り越えようとする姿に心が震えます。
あらいぐまラスカル
「あらいぐまラスカル」は、スターリング・ノースの実体験を基軸とする小説『はるかなるわがラスカル』を原作とした作品です。少年スターリングとラスカルが、ともに過ごす時間を丁寧に描写しています。時には人間と野生動物が共存する難しさを感じられる描写も。
ペリーヌ物語
エクトール・アンリ・マロの代表作『家なき娘』を原作とする「ペリーヌ物語」。旅の途中で両親を失った少女ペリーヌですが、持ち前の明るさで周囲の人々に幸せを分け与えます。冷徹だった祖父ビルフランがペリーヌとの交流を通じて、少しずつ変化する光景は感動的。
赤毛のアン
「赤毛のアン」は、L・M・モンゴメリの長編小説『赤毛のアン』を原作とした作品です。スタッフとして宮崎駿さん、高畑勲さんが携わっていることでも有名。
赤毛の少女アンが、立派な大人の女性へと成長するまでの過程を描いた青春群像劇。放送当時、悲しみを喜びに変えてしまう彼女の想像力に憧れた人も多いはず。
トム・ソーヤーの冒険
「トム・ソーヤーの冒険」は、マーク・トウェインによる少年文学『トム・ソーヤーの冒険』を原作としたアドベンチャー作品です。主人公のトムは、いたずら好きではあるものの、正義感に溢れる少年。突飛なアイディアによる彼の冒険はハラハラドキドキの連続です。服部克久さんによる音響効果も秀逸な作品。
家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」は、ヨハン・ダビット・ウィースによって書かれた『スイスのロビンソン』が原作。ロビンソン・クルーソーに影響を受けた、漂流記がテーマです。家族が南海の孤島で新たな生活基盤を作ろうとするストーリーには、感動と驚きが詰まっています。
世界名作劇場・完結版 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ [DVD]
南の虹のルーシー
「南の虹のルーシー」は、フィリス・ピディングトンの長編小説『南の虹』にオリジナルのエピソードを加え、ストーリーを再構成した作品です。
イギリスからオーストラリアへと移住する、ポップル一家のお話。一家は移住を機に、生活が苦しくなりますが、それでも前を向こうとする一家の強さに心が熱くなります。
アルプス物語 わたしのアンネット
「アルプス物語 わたしのアンネット」は、人間の心理描写を得意とするセントジョン・パトリシアの著書『雪のたから』が原作。
おてんばな女の子アンネット、少し気の弱い男の子ルシエン、2人は大の仲良しでしたが、ある事件をきっかけに2人は仲たがいしてしまいます。誰かを大切に想う気持ちが鮮やかに表現されている作品です。
牧場の少女カトリ
「牧場の少女カトリ」は、アウニ・ヌオリワーラの同名小説を原作とした作品で、自然が豊かなフィンランドの地で物語が展開されていきます。
主人公の少女カトリは幼くして父を亡くし、母も出稼ぎに出たまま音信不通となっていました。生活は苦しくなるばかりでしたが、それでも勉学に励み、自身が進むべき道を切り開こうとします。
小公女セーラ
「小公女セーラ」は、アメリカの児童文学作品の1つ『小公女』の世界観を脚本に落とし込んだ作品です。
主人公は、美しい容姿と心を持つセーラ。裕福な家庭で生まれ育った彼女は、父の死にともない、生活が一変。重労働やいじめなど、数々の苦難が待ち構えていました。健気に耐える場面では、深い感銘を覚えます。
愛少女ポリアンナ物語
「愛少女ポリアンナ物語」は、『少女パレアナ』と『パレアナの青春』、2つの作品のストーリーに基づいて制作された作品です。
主人公の少女ポリアンナは、何事もポジティブにとらえる習慣「よかった探し」を実践し、生きる道を開拓します。辛い出来事を力強く乗り越えてゆく彼女の姿に対し、「彼女のような思考を持ちたい」と思った人も多いのでは?
愛の若草物語
「愛の若草物語」は、ルイザ・M・オルコットの自伝的小説『若草物語』を題材にした作品です。
南北戦争が激化しているアメリカを舞台に、四姉妹は助け合いながら懸命に暮らします。複雑な心の機微がヒシヒシと伝わってきて、ひたむきな姿に感情移入してしまいます。
小公子セディ
「小公子セディ」は、児童文学界で不朽の名作と称されている『小公子』を原作とした作品です。
主人公の少年セディは父の急逝に伴い、イギリス名門貴族の祖父と一緒に生活することに。祖父が母アニーのことを快く思っておらず、セディは母親と離れることになってしまいますが、常に純真無垢な心で祖父の心を癒していく姿から、思いやりの心を学ぶことができます。
以上、昭和に放送された「世界名作劇場」14作品を紹介しました。それでは下のアンケートより、あなたが好きな作品にご投票よろしくお願いします!