カプコン「BEAT DOWN」キャラクターやシステムを紹介――仲間を集めろ、あいつへの復讐のために(1/2 ページ)

「バイオレンス/格闘アクション」という過激なジャンルに分類される本作。タイトルの発表からしばらくが経ち、ようやくゲームの内容が見えてきたので、ここに公開する。

» 2005年04月01日 16時54分 公開
[ITmedia]

この街のルールはただ1つ「BEAT DOWN」

 カプコンサイト上に突如現れた「謎のサイト」の正体が、プレイステーション2とXboxにて発売される新作「BEAT DOWN」だったのは、先日お伝えした通り。

 今回は、オープニングストーリーとキャラクターの一部、そして新システムが明らかになったので、ここに公開しよう。

 ――暗黒街、ラス・ソンブラス。当然のように暴力と犯罪が蔓延るこの街で、最大の勢力を誇る組織「ザネッティファミリー」。この組織には、これまで様々な裏の仕事を片付けてきた腕利きの五人がいた。ある日五人はファミリーのボス、ザネッティから「敵対組織の麻薬取引を潰せ」との命を受ける。襲撃計画を実行に移す五人。

 しかし現場を訪れた彼らを待っていたのは、敵対組織の麻薬ディーラー達の死体だった。戸惑う彼等に追い討ちをかけるように、ザネッティファミリーが五人を襲撃する。「俺達をハメやがった!!」組織を追われ、ディーラー殺害の濡れ衣を着せられながらも生き延びた五人は散り散りになり、身を隠すしかなかった。街に出ればザネッティの刺客や敵対組織の奴らのほか、殺人容疑を掛けられた五人に対し、警官までも襲い掛かってくる。

 仲間を集めろ!散り散りになった最強の五人の仲間を探し出せ!街にいる組織の人間を脅して情報を聞き出せ!姿を変え、時には味方をも欺き、降りかかる事件を己の拳で解決しろ!すべては、俺達を裏切った麻薬王・ザネッティへの復讐のため。そして最後に生き残るのは・・・、俺達だッ!!――

 「BEAT DOWN」は、この「組織に裏切られた5人」がメインキャラクターを務めるタイトル。今回そのうちの1人「Raven(大烏)」を紹介しよう。Ravenは喧嘩に明け暮れていたころ、誘われた暗黒街の賭け格闘試合で認められたことから、ギャングの世界に身を投じた。闘うことが生き甲斐、生きている証だといってはばからない男だ。

 ザネッティファミリーでは腕利き5人組の1人だったが、組織の裏切りに遭い、追われる身となる。だが、闘争本能の塊のようなRavenは、無敵のストリートファイトを武器に復讐を誓う。

photo 今回明らかになったメインキャラクターのひとり「Raven」

 Ravenを含む5人の復讐の対象となるのは、裏切り者のブタ野郎こと、麻薬王・ザネッティ。彼への復讐の物語は、プレイヤーが数々の「ミッション」を遂行することで進行する。だが、ミッションをクリアする方法は1つではないという。自分のやりたいように行動して、最終的に復讐をやり遂げればいい、そんなシステムになっているとのことだ。

 では、プレイヤーはどのような行動を取ることができるのか?ここからは舞台となる暗黒街「ラス・ソンブラス」でプレイヤーが行うことができる5つの要素を紹介しよう。

Battle

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 街にいる人には誰にでもケンカを吹っかけることができる。会話するよりも、拳でコミュニケーションを取れとのことだ。また、5人は追われる身である。屈辱を受ける場合もあるだろう。そんな時は、相手は追いつめて復讐するのが本作の定石だ。

Mission/Event

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 プレイヤーの行動次第で、さまざまなミッションやイベントが発生する。自分の思うがままに行動して、ザネッティを追い込め。

Crime

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 悪事を重ねると警察に睨まれる。捕まったらムショ行きなので倒せ!または逃げろ…。

Other Field

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 街の中のありとあらゆる場所へ自分の足で歩いて行くことができる。相手を追い詰める時や、警察から逃げるためのルートを叩き込め。ちなみに上はガソリンスタンド、下は埠頭となっている。

Party Organize

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 強い奴や便利な奴など、誰を連れて行くのがその時のベストなのか?仲間たちの個性と状況を考えて判断する必要がありそうだ。

Shop

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 アイテムや服は購入できる。服装も自分の思うコーディネートをきめろ。なお、バーに行って酒を飲めば体力を回復することも可能だ。

 以上6つが「BEAT DOWN」におけるプレイヤーの行動だ。しっかりと頭に叩き込んで、ザネッティを追い詰める方法を模索してもらいたい。では、次に「BEAT DOWN」に採用されている新システムの紹介に移ろう。

すべてを奪い取れ!「ネゴシエーションシステム」

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