ゲーム性が大きく進化する!? 激動の最新大型アップデート「Revolution 9」体験リポート!――「真・三國無双 Online 〜蒼天乱舞〜」:変更点は5つ
「真・三國無双 Online 〜蒼天乱舞〜」の最新バージョン「Revolution 9」の試遊リポートをお届け。ゲーム性がさらに広がる「激突」「争奪」の新ルールに注目!
コーエーテクモゲームスが開発し、CJインターネットジャパンが運営する人気オンラインアクションゲーム「真・三國無双 Online 〜蒼天乱舞〜」では、7月21日に大型アップデート「Revolution 9」が実施されることが決定している。
前回の大型アップデート「Revolution 8」では、オンラインゲームの醍醐味でもある、人と人の繋がりを意識したものが多かったが、今回はどのように変化するのだろうか。
そんな疑問が浮かぶ中、CJインターネットジャパンの本社にて、体験プレイをする機会がいただけた。本記事では、体験した中で分かったことや、新たに判明したバージョンアップ関する新要素など、様々な情報をお届けする。
本バージョンでの追加点、変更点は大きく分けて5つ。どれも、従来までのゲーム性や見た目を大きく変化させるものとなっている。
「Revolution 9」主なアップデート内容
- 新シナリオ「潼関(ドウカン)の戦い」スタート
- 新武器「牙剣(ガケン)」登場
- 「激突」「争奪」のシステムリニューアル
- アップデートを記念した服飾の登場
- 「副将」関連システムのパワーアップ
本作は、三国志演義のストーリーを土台としているが、新たなシナリオ「潼関の戦い」では、これまでの「連環の計」で登場していた勢力のいくつかが消滅し、新たな勢力が登場する。消滅する勢力は、袁紹軍と董卓軍と孫堅軍。追加されるのは馬超軍、孫権軍となる。歴史的にも大きな動きを見せ、今後の三国時代へ続く話が主に語られる。
では、ここから先は実機で確認した新要素についての内容を記してゆく。分かりやすくなるよう、上で紹介した順に見出しを分けて情報を掲載していくので、インデックスとして活用してほしい。
新武器「牙剣(ガケン)」の全刻印を試遊リポート 刻印の使い分けが牙剣マスターへのカギ!?
アップデートごとに追加される新武器。前回は「麟角刀(リンカクトウ)」そして今回は孫堅の持つ「牙剣」だ。装備可能な刻印は「覇」「砕」「突」「盾」「衛」「陣」の6つ。体験プレイでは、そのすべてを実機で試すことが出来た。なので「牙剣」自体の性能に併せ、それぞれの刻印の性能、及び使用感をお伝えする。
まず、大元となる「牙剣」自体の性能について解説しよう。小柄な見た目通り、小回りとスピードに優れている。連打だけで隙のない連撃が、最大で7回まで続くので、単体の敵を相手にする際は重宝するだろう。大軍を相手にする場合も、見た目の割に攻撃範囲が広いチャージ4攻撃などで対処できるので、非常に汎用性が高い武器と言える。
武器固有の究極強化は「共鳴」。同じ戦場で友軍プレイヤーと、戦場で獲得したアイテムの効果が分割されるという、一風変わった能力になる。
2人特務、3人特務など、そもそもの参加人数が4人に満たない戦闘での効果は人数で分割され、2人が牙剣を装備していれば、1人が受けとる効果は1/2、3人が装備していれば1/3となる。わざと2人だけが牙剣を装備して行動するなど、戦略の幅が広い武器でもある。
6つの刻印は、牙剣の攻撃範囲の狭さやリーチの短さを補う役割を果たす。そういった意味では、非常に長い移動距離を持つ刻印1の「盾」と、隙の少ない自分中心の吹き飛ばし効果を持つ刻印6の「覇」の組み合わせが、最も扱いやすく感じた。
「衛」を使った、チャージ4攻撃から繋がる大ダメージ連続攻撃もかなり強力だが、攻撃範囲が狭いので敵の多い場所で使用するのは危険だ。究極強化の共鳴を活用し「大群を相手にする」「敵将を無力化する」といった役割分担で運用しよう。
刻印や協力している別プレイヤーの武器など、状況やカスタマイズ次第で幅広い戦略に対応できる武器に仕上がっている。基本の動作がベーシックなだけあり、初心者でも扱えるが、プレイヤーの力量によって様々な可能性を見せてくれる。入手したら、とにかく色々試してみて、自分なりの「牙剣」の使い方を見つけてほしい。
新システムの搭載で「激突」「争奪」のバランスが強化! 待っていても勝利は訪れない!
本タイトルのメインコンテンツと言える、「激突」と「争奪」、今回のアップデートでは、その調整が行われた。このバランス調整は、間違いなく本アップデートの大目玉と言える。
まずは「激突」の変更点について。新勝利条件を「敵戦力の撃滅」に設定すると、画面上に敵軍と自軍の「戦力数」ゲージが表示される。相手の戦力数ゲージを0にすると自軍の勝利となる。
敵の戦力数ゲージは「敵兵を一定数以上撃破する」「拠点を一定時間維持する」「敵将を撃破する」など、自軍の戦況に貢献する行動をとると減らせる。
さらに、新たな判定基準「なし」が追加。これについても、これまでのルールとは大きく違う設定になっている。以前までは、タイムアップで戦闘が終了した際に判定条件が「撃破数」の場合は、双方の総撃破数を比べて勝敗を決していた。今回の判定基準「なし」は、完全に勝敗が決しなければ、結果が「引き分け」になってしまう。つまり、勝利のためには常にぶつかり合う必要が出てくるのだ。
続いて「争奪」に関してだが、こちらにも勝利条件「敵戦力の撃滅」が追加。
戦闘条件の決定方法がランダムとなり、新システム「戦神降臨(センシンコウリン)」が追加された。
これは、ある条件を満たすことで発動し、特定の戦線の兵力ダメージが一定時間上昇するシステム。1から5までのレベルが用意されており、発動中にさらに条件を満たすことでレベルアップする。「戦神降臨」となった戦線では、勝利側は敵兵力に通常より大きなダメージを与えることが出来る。また戦闘条件がランダムになったことで、復活時の仙丹による強化状態が「維持」になることや、時間切れの判定基準が「総合評価」になることもある。
本作はこれまで「一度リードを取ったらあとは逃げればいい」という戦術をとるプレイヤーもいた。しかし「敵戦力の撃滅」を選択した場合、たとえリードを取ったとしても、
逃げ回っていては兵や拠点を奪取されて敗北してしまうため、おのずとプレイヤーとプレイヤーが戦闘する必要が出てくる。これにより、本作は非常にアグレッシブなゲームへ進化した。
判定基準「なし」に関しても、ゲームの時間を短縮させ、ぶつかり合いをより重要にした。この調整は、根本的に本作のゲーム性を改善、改革したと言っていい。
恒例の新服飾「孫堅」そして「礼装服」が登場!
アップデートでは毎回恒例となった新服飾。今回登場するのは英傑服飾「孫堅服」、新デザイン服飾「礼装服」、限定パラメータ服飾、アンコール限定服飾の4つ。
これまで「歴史物らしさ」を感じさせるようなデザインがされてきた服が多かったが、今回の「礼装服」はかなり現代的な雰囲気が漂っている。女性と男性でデザインが全く違うのも特徴で、特に女性用のデザインは大胆で実にスバラシイ。「無双」の世界に新たな風を吹きこんでくれそうだ。
限定パラメータ服飾やアンコール限定服飾に関してはその名の通り。過去に存在した服飾のパラメータ調整をしたものだ。その内容や見た目はまだ発表されていないので、続報を待とう。
「副将」システムがパワーアップ!
最後に紹介するのは、「副将」システムの進化について。動物副将が追加されて以来、虎、狼と追加されてその数を増やしてきたが、今回は種類の増加に加えて、副将システムそのものに大きな変化が加わった。
まずは今回追加された動物副将「鹿」を紹介しよう。なんとも戦うイメージのない動物だが、実は素早く、力も強い動物である。副将としての能力はまだ不明なので、期待して実装を待つことにしよう。
動物副将に関しては、騎乗可能な動物副将を配置できる庭園が拡張可能になり、最大で4頭までの動物副将を配置できるようになった。今後騎乗が可能な動物副将が増えることが予想されるので、いまのうちに拡張しておくのもよいだろう。
そして次に「システムそのものの変化」について。本バージョンアップ後は副将のレベル上限が解放され、上限レベルが60に上昇する。レベルを上げると既存のスキルが強化され、新スキルも習得するとのこと。これにより、副将がより頼もしい存在となる。レベルが上昇すると、服飾も豪華に変化するので、そこも見所だろう。
大型アップデート「Revolution 9」について、今回判明した内容は以上だ。激突と争奪のルール拡張や、牙剣の究極強化「共鳴」など、対戦要素がより洗練され、対戦・協力ゲームとして大きく躍進を遂げたと言える。
新動物副将「鹿」や、戦神降臨についての詳細など、まだ公開されていない情報もあり、バージョンアップ当日である7月21日までは続報も予想されるので、期待して待つことにしよう。
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徐々に通常どおりの運営に戻りつつあるようだ。
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