ゲーム企画コンテスト「PERACON」炎上で謝罪 応募作品に「沈没するクソ会社に出すアプリ企画」など暴言(1/2 ページ)

「モラハラ・パワハラではないか」といった批判を浴びていました。(※追記あり)

» 2020年09月08日 20時45分 公開
[ねとらぼ]

 ゲーム企画コンテスト「PERACON」の審査員コメントが「モラハラ・パワハラではないか」と批判を浴びていた件で、PERACON事務局は9月8日、サイトを更新し「一部の審査員コメントに不適切な発言があり、応募者の皆様にご不快な思いをさせてしまう記述がありましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。併せて、2020年の結果ページからも全てのコメントが削除されています。


PERACON 炎上で謝罪 トップページに掲載された謝罪文

 「PERACON」は、ゲーム開発者向け技術交流イベント「CEDEC」の中で開催されているコンテスト企画の1つ。ペラ1枚(A4用紙1枚)でゲームの企画を表現し、その優劣を競うというもので、プロ・アマチュアを問わず例年多くのクリエイターや学生が参加。審査員長は2011年の初回から、「ゼビウス」の生みの親として知られる遠藤雅伸氏が務めています。

 しかし、各作品の順位と審査員コメントがサイトに掲載されると、一部審査員の「で?」「沈没するクソ会社に出すアプリ企画ですか?」といった、公の場で投稿者をなじるようなコメントが「ただの罵倒」と批判を浴びる形に。また、審査員長である遠藤氏自身の「こんなシート書いてるようじゃゲーム作り諦めてくれ」「才能ないからゲーム企画は諦めれば?」といったコメントや、教え子の作品に対する「今年のワーストプロ」「恩師の顔に泥塗り続けてる勘違い君」といった言動も問題視されており、ネット上では「ただのパワハラ」「ゲーム業界ってもうこういう体質なんだろうな」など、コンテストや審査員に対する批判が相次ぎました。

 PERACON事務局によると、今後は運営体制の見直しを含めた再発防止に務めていくとのこと。また、現在非公開になっている審査員コメントについては、不適切な部分を訂正したうえで後日再掲載するとしています。


PERACON 炎上で謝罪 1位の作品のページ。当初はページ下に審査員コメントが並んでいましたが、現在は見られない状態に

PERACON 炎上で謝罪 当初のトップページに掲載されていた「きっと上の人が『お前も審査員やれ!』とパワハラしてくれるんじゃないかと期待しています」といった文章も批判されていましたが、これも現在は削除されています(Web魚拓より)

【9月10日追記】スマイルブームが謝罪コメントを発表しました

 批判を浴びていた審査員の1人、徳留和人氏が所属するスマイルブームが、サイトで謝罪のコメントを発表しました。「今回の誠意に欠ける数々の発言は、楽しい物を作る若い皆様を応援していきたいという弊社のポリシーに全く反するもの」であり、代表取締役および徳留氏の処分を決定したとしています。



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/02/news008.jpg ジャングルのようだった庭が…… 12時間かけた掃除の成果に「感動的な変貌」「素晴らしい」と称賛の声
  2. /nl/articles/2405/10/news008.jpg なかなか体重が増えない保護子猫に高カロリーフードを与え続けたら…… 約1年半後“マッチョ猫”への変貌に驚きが止まらない
  3. /nl/articles/2405/11/news006.jpg 0歳赤ちゃん、ゲップ直後にママを見た瞬間…… かわいすぎる表情の変化に「きゃあああ」「たまらないですね!!」
  4. /nl/articles/2405/09/news132.jpg 【今日の計算】「4×2−6÷2」を計算せよ
  5. /nl/articles/2405/11/news002.jpg 7歳娘、自作の“映画泥棒”コスで踊る姿が1000万再生 「いいね1つじゃ足りない!!!」「腹ちぎれそうなくらい笑った」クオリティーの高さに絶賛の声
  6. /nl/articles/2405/11/news007.jpg 犬の散歩中、知らないおじいさんに呼び止められ…… グッとくる一言に「最高」「お目が高い」と称賛の声が殺到
  7. /nl/articles/2405/03/news025.jpg 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  8. /nl/articles/2405/08/news177.jpg プログラミング言語で書かれた謎の広告→「分かる人」が見ると……? 粋なアイデアが「おしゃれ」と話題 東急に制作背景を聞いた
  9. /nl/articles/2405/11/news012.jpg カナヘビを捕獲→リリースしたのに…… 友人の手の上でくつろぎはじめた謎の姿に5万いいね「何この羨ましい絵面」
  10. /nl/articles/2405/10/news021.jpg 空き家を復元中の夫妻が謎の空間を発見→畳を剥がすと…… 昭和の日本家屋ならではの仕掛けに懐かしむ声が続々
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評