美少女ゲームブランド「LiLiTH」の代表作である「対魔忍」シリーズが、スマートフォン向けアクションゲーム「アクション対魔忍」としてiOS/Android向けに2019年内に配信予定であることが発表されました。美少女ゲームの中でもハードコアな部類に属する同シリーズがまさかの健全なアクションゲームとなったことにネットでは衝撃と混乱が広がっています。対魔忍は健全。

「対魔忍」は、2005年10月に発売された美少女ゲーム「対魔忍アサギ」から14年の歴史を持つゲームシリーズ。近未来を舞台に、人外魔道の悪に立ち向かう「対魔忍対決」と呼ばれるくノ一たちが敵と戦う独特のストーリーとグラマラスなビジュアルで長くユーザーたちから愛されています。
そんな対魔忍が豪快なアクションを楽しめる3Dアクションゲーム化されることは、9月12日から開催の「東京ゲームショウ2019」に併せて発表され、同イベント会場のブースでは、対魔忍のコスプレイヤーも登場した他、試遊台で実際にプレイも可能となっており、Twitter上ではプレイしたユーザーの「思いの外面白くて笑っちゃった」などの感想も散見されます。
この日は、誰が読んだか“さくらオルタ”こと夜叉の登場が明かされた「サクラ大戦」と、対魔忍の特徴的なワードといえる「感度3000倍」など、東京ゲームショウ2019関連のトピックがTwitterのトレンドワードにも多数出現。それらの話題が入り交じり、「新しいサクラ大戦は対魔忍要素があるってわけか」など魔合体した解釈まで生まれてしまう事態となっています。


昨今の美少女ゲーム業界というと、売上本数の減少など苦境に陥っており、かつて「ef」シリーズで一時代を築き上げたminoriや、人気作「蒼の彼方のフォーリズム」を制作したspriteなどのブランドも既に解散。また、虚淵玄さんを擁するニトロプラスは「仮面ライダー鎧武」や「魔法少女まどか☆マギカ」で一般向けに舵を切り、TYPE-MOONも看板タイトルである「Fate」シリーズを一般向けにアレンジし、スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」として世界的なコンテンツへとシフト。「グリザイアシリーズ」で知られるフロントウイングも自社主導でのアニメ製作に注力するなど、大手美少女ゲームメーカーは一般向け作品へのシフトを始めています。
そうした中、「対魔忍」がヒーロー的な要素を抽出してアクションゲームとなったのも時代の流れといえそうです。生まれ変わった健全な「対魔忍」は事前登録受付もスタート。新しい歴史がここから始まるのかもしれませんね。
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