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ねとらぼ
2026/10/28 21:15(公開)

「子どもを捨てたいと思った」 母親の声に答えた“メッセージ”に「寄り添ってくれてありがとう」「SOS出せない雰囲気は良くない」

Googleで優先するソースとして追加

 母親からの告白に、元先生が回答する動画が、Instagramで話題です。投稿は記事執筆時点で151万回以上表示され、5万2000件以上の“いいね”を獲得しています。

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児童自立支援に携わった男性の回答は

 動画を投稿したのは、Instagramユーザーの「きのぴー先生」(@kinoppi30)さん。普段は元児童自立支援施設併設校生徒指導主任として、子育ての技術や質問への回答を投稿しています。

 今回話題を呼んだのは、「子どもを捨てたいと思ったことがあります。私が悪いのも分かってます」という母親からの投稿を受け、真摯に応える動画です。

画像出典:PIXTA
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責めるのではなく火元を探す手助けを

 きのぴー先生はまず「そんなこと思っちゃいけないとは言えない」と、優しく受け入れます。「人には限界がある」と続け、捨てたいという思いは限界を迎え、心が壊れる直前に生まれた“非常ベル”のようなものだと表現。頭をよぎった気持ちがすべて本心な訳ではないと真剣に語りました。

自身を責めるような内容
自身を責めるような内容
そう思った親が悪いわけではない
そう思った親が悪いわけではない
限界を迎えて生まれた思いと解説
限界を迎えて生まれた思いと解説

 きのぴー先生のこれまでの経験では、非常ベルを鳴らす原因となっている“火元”は、決して子どもではなく、終わりの見えない毎日や孤独など、親であるがゆえのもやもやとした気持ちであることが多いそうです。「子どもを捨てたい」という言葉を聞いたときに大切なのは、その人に寄り添い、そう思った原因をしっかり聞いて探すことだといいます。

本当に捨てたいものとは
本当に捨てたいものとは
切羽詰まっている原因が大事
切羽詰まっている原因が大事

 何も知らないまま「親なんだから頑張れ」と伝えるのは、火事を無視して応援の言葉だけを投げかけていることと一緒と見解を述べます。「教育とは人を裁くことではなく、火元を一緒に探すことだ」という言葉が印象的です。

 厳しい意見にも理解を示しながら、親を責めることに意味はなく、むしろ頑張っていきたいと思っている親だからこその考えなのではと、投稿者にねぎらいの言葉をかけて動画を締めくくりました。

本人を責めるのは違う
本人を責めるのは違う
頑張る意志がある人ならでは
頑張る意志がある人ならでは

「優しい世界が広がるといいな」「本当に感動しました」と反響

 この投稿に対し、コメント欄では「孤独の中、必死で戦ってるヒーローを助ける、ヒーローのヒーローだと思うわ」「寄り添ってくれてありがとうございます」「優しい世界が広がるといいな」「一緒に探すというお言葉に本当に感動しました」「SOS出せない雰囲気は良くないですよね」「私すごく辛いんですってちゃんと言える世の中にこれからなっていってくれたらいいな」などの声が寄せられました。

 また「泥だらけの地べたを這うように、光を手放さないように、必死に過ごしている親として、何回もこの投稿リピートしてます。寄り添ってくれてありがとうございます」「母親辞めたいって思うこと多々あります…思春期の今、本当に難しい。逃げたい。子育てってずっーと苦しいですよね」「こんな言葉をかけてもらってたらあの時本当に救われただろうにと思います」「みんなには言えないけど、そう思う事多々あります。それが良いとか悪いとかじゃなくて、母親なんだからそんなこと思うなんておかしい、変、間違ってるって言われるより、母親だけど人間なんだから気持ちの限界があって爆発するし、全て嫌になることなんてめちゃくちゃある」など同じような経験をした人からの声も届いていました。

 きのぴー先生さんはこの他にも、Instagramアカウント(@kinoppi30)やTikTokアカウント(@kinoppi301)、YouTubeチャンネル「きのぴー先生 子育て手札提案者」などで情報を発信中。子育てに関する悩み相談への回答などを見ることができます。

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動画提供:きのぴー先生(@kinoppi30)さん

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