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すし店を経営する企業の売上高が伸びている。東京商工リサーチによると、すし店を経営する96社の最新決算(2025年7月期~2026年6月期)の売上高は、合計9846億円(前期比9.4%増)となり、直近7期で最高を更新した。一方、コメ価格の高騰や人件費の上昇などが利益を圧迫し、前期より利益が減った企業は約4割(38.5%)に上った。
当期純利益は合計362億円となり、売上高と同様に直近7期で最高を更新した。売上高と純利益は、コロナ禍で落ち込んだ2021年の調査対象期を底に、5期連続で増加している。都市部を中心に、訪日外国人の利用や、企業の接待・会食需要の回復などが追い風となった。ただ、食材費、テナント賃料、人件費の上昇が利益を圧迫する構図が強まっている。
「増収減益」の企業が倍増
ただ、大手3社(はま寿司、あきんどスシロー、くら寿司)を除く93社の合計では、売上高は最新期まで5期連続で増えたものの、純利益は減少に転じた。全体の利益を押し上げたのは、あきんどスシローだ。店舗で撮影された迷惑動画の影響で2023年9月期は大幅な減益となったが、その後は急回復。最新期の2025年9月期も大幅な増益となった。
96社の最新期の業績を前期と比べると、「増収増益」が27社(28.1%)で最多だった。次いで「増収減益」が20社(20.8%)、「減収減益」が16社(16.6%)と続いた。前期からの変化を見ると、「増収増益」は33社から6社減った一方、「増収減益」は11社から20社に増え、ほぼ倍増した。
東京商工リサーチは、来店客数の増加や値上げによって売上高は伸びたものの、原材料費や人件費の上昇分を補いきれない企業が多いとみている。
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