あの興奮がパワーアップして帰ってきた! 「モンスターハンター2[dos]」と「モンスターハンターポータブル」:東京ゲームショウ2005――カプコンブース
大盛況のカプコンブースの中でもひときわにぎわっている「モンスターハンター」コーナー。アイルーの着ぐるみさんも参加者たちを熱く応援! そんな「モンスターハンター」シリーズの新作試遊台に触れてきたのでさっそくリポートします。
モンスター級の待ち時間
プレイステーション 2のオンラインアクションゲームとして大ヒットした「モンスターハンター」。そして「モンスターハンターG」を経ていよいよ正当なる続編「モンスターハンター2[dos]」(以下、MH2)がプレイステーション 2に登場する。今作では「2」を「ドス」と読ませるようだ。旧作をプレイしたことがある人なら理由はお分かりだろう(敵のボスモンスターには「一族の長」という意味合いで「ドス」という名称がつくケースがある。そこに由来しているものと思われる)。
発売時期、価格ともに未定だが、今年のカプコンブースでは大々的な試遊エリアを確保。4人協力プレイを数セットできるように試遊台が組まれていた。かなりの人数が一挙にプレイできる環境であるにも関わらず、9月17日の午前中の段階でプレイまでの待ち時間はなんと150分! 2時間半待ってでも遊びたい! と最後尾につくファンが後を絶たなかった。その人気と期待の高さを改めて感じたヒトコマだ。
Gどころの騒ぎではない。2は劇的な進化を遂げている!
実際にプレイをしてみると、ファンなら歓喜するであろう要素がちりばめられている。まず大きな違いは武器の追加。太刀(たち)と呼ばれる大剣タイプの武器と弓と呼ばれるボウガンタイプの武器が新しく加わっていた。また最初のキャラセレクト画面で武器に応じたキャラを選べるのだが、見たこともない武器や防具を各キャラクターがどっさり装備しているのだ。そのなかで筆者はひとまず“新しもん好き”ということで太刀を選択。いざモンスターハンターの世界へ。
試遊台で遊べたクエストは「ドドブランゴの討伐」。ブランゴおよびドドブランゴは完全なる新キャラで要は「猿」である。マップも完全に刷新されており「森と丘」っぽい場所から北へ進むと雪山につながっているという箱庭。広さは旧作とそんなに変わらないがゲームの性格上何度も同じマップに立ち寄るので、場所が新しいというだけでかなりの新鮮さを覚えた。特に雪山エリアは今までにないフィールドなので走っているだけでも楽しい。
また新武器である太刀の使用感はどうかというと、これがなかなかの曲者。大剣と同じ感覚で扱えないのだ。刃渡りが大きくて豪快にぶん回すため斬ったあとの反動がものすごい。加えてガードもできない。その代わりに斬り続けると赤いゲージがたまっていき、たまりきると鬼神化的な超絶パワーをしばらく得られるという代物だった。弓に関しては試していないので未知数。ボウガンに近い感覚だとは思うが相違点はあるのだろう。気になるところだ。
さて、任務を忘れてはならない。雪山に潜むボス猿を倒さなくてはならないのだ。相手は猿なのでイャンクックやリオレウスのように飛行したりはしない。今回はTGS用だからだろうか、特に極悪な攻撃もなく、適度にヒットアンドアウェイを4人で繰り返していたら10数分で討伐できてしまった。注意すべきは周りにいる雑魚の猿。誰かがこれを掃除することでボスへのアプローチは比較的楽になっていたようだ。
その他に今回のプレイで気が付いた点は、まず崖を登るときにR2を押すことで腹は減るが早く登れるようになった、ということ。「走る」と同じ操作感覚でできるので快適だ。あとはドドブランゴから「獅子猿の鋭牙」なるアイテムが剥ぎ取れたことにハッとした。新しいモンスターがいるということは新しい素材が手に入る。新しい素材が手に入るということはまだ見ぬ武器や防具があるはずだ。当たり前のことではあるが、「モンスターハンターG」の改良に多少の物足りなさを感じていた筆者にとっては、それだけでも嬉しいことであった。
正味10数分の短い体験ではあったが、まだ見ぬMH2の世界に思いを馳せるには十分な、刺激的な試遊だった。
PSPは最早ポータブルPS2か
MH2の世界を体験したあとは、流れでふらりと「モンスターハンターポータブル」(以下、MHP)の試遊エリアへ。MHPは12月に5040円での発売が予定されているため、かなり製品版に近い仕様だと思われる。ファンがMH2に詰め寄っているためかMHPの試遊台は少し控えめな入り。それでも1人最大15分プレイで1時間ほど待つことになった。
左右のスティックを駆使する特殊な操作方法の「モンスターハンター」だけに、PSPでの操作はどうなっているんだろう、というのが最大の関心事であったが、なるほどうまく処理をしていた。筆者は大剣を使ってみたのだが、△が縦斬り○が薙払い△+○が斬りあげ、という操作は、多少の違和感はあったもののすぐに慣れてしまえるものだった。
その他画面のインタフェースなどは驚くほどにPS2の「モンスターハンターG」をベースに作られている。試遊で体験できたクエストは森と丘マップ内でのイャンクック討伐だったのだが、PS2の画面を見ているのではないかと錯覚するほどだった。アイコン関係のグラフィックは粗が目立つが、フィールドや自キャラや敵のグラフィックはPS2版に迫る勢いで美麗。PSPの描画力を改めて思い知らされた。
そんなMHPなので、森と丘でのイャンクック討伐は懐かしさすら感じる筆者。落とし穴をあらぬところに設置して作戦失敗をしたり、他プレイヤーが置いた大タル爆弾に被弾して大ダメージを喰らったりとハプニングもあったが、最終的には4人で協力をしてイャンクックを討伐。あまりにスムーズだったので、もうちょっと色々回ってからでもよかったかな、と後ろ髪をひかれる思いで台の前を去った筆者であった。ちなみにMHPはMH2との連動が予定されている。いったいどんな連動が行われるのか。続報を待ちたい。
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カプコンブースの一角。「モンスターハンター」コーナーはかなり大きい。
余りの人気に150分待ち! 壮絶な時間との戦いである
上の画面にもプレイしている様子が映し出される。

こいつが今回の獲物、ドドブランゴ。鋭い牙が恐ろしい

1人がプレイできる時間は最大15分。めいっぱい遊び倒せるか?

PS2で描かれたあの世界を完全再現!いつでもどこでも狩りを楽しめる
「モンスターハンター」シリーズのマスコット的存在であるアイルーが応援にかけつけてくれた。みんなの人気者で、記念写真にひっぱりだこだった。がんばれ、アイルー!