ライトなゲーマーをNDS購入に踏み切らせる、ある意味キラータイトルか?「だれでもアソビ大全」レビュー(1/4 ページ)

ニンテンドーDS用ソフト「だれでもアソビ大全」は、任天堂が11月3日に発売したテーブルゲーム集。タッチペンを駆使した直感的な操作方法で遊べるタイトルは、実に40種類以上。懐かしさと新しさを兼ね備えたテーブルゲームの数々は、ゲーム離れした人々の感覚にも訴えかける力を持っているようだ。

» 2005年12月06日 09時00分 公開
[仗桐安,ITmedia]
画像

なぜか集中して発売された「テーブルゲーム集」タイトル

 「だれでもアソビ大全」がニンテンドーDS(以下、NDS)で発売されたのが2005年11月3日。本作は「テーブルゲーム集」と銘打たれており、有名なものからマニアックなものまで、古今東西のテーブルゲームが収録されたタイトルだ。

 NDSの発売スケジュールをざっと見て気づくのは、本作が発売された前後に似たようなコンセプトのゲームが複数発売されているということ。まず「テーブルゲームスピリッツ」が11月10日にタスケから発売されている。これもジャンルは「テーブルゲーム集」。そして遡れば、9月29日に「タッチゲームパーティー」がタイトーから発売されている。こちらは「バラエティー」というジャンルとなっているが、内容としてはテーブルゲーム集と言ってよいものだ。なぜこれらの似通ったタイトルが登場したのだろうか。

 NDSのタッチペンによる操作が直感的で、今までにないプレイスタイルをユーザーにもたらしたのは言うまでもないことだ。NDS発売から早1年が経過しようとしているこの時期、ソフトのラインアップも充実してきている。初期にNDSで出たテーブルゲームといえば麻雀系が主だったが、これらを遊んだときに筆者は思ったものだ。「麻雀の牌を切る作業が、タッチペンを使うことで本来の麻雀の感覚に近づいている」と。今までの家庭用ゲーム機なら十字の左右で選択し決定ボタンで牌を捨てるという作業が常につきまとっていた。しかしNDSはそのわずらわしさを取っ払ってしまったのだ。

 加えてNDSのワイヤレス通信が4人対戦プレイをいとも簡単に実現させた。据え置き機でのプレイは基本的に2人以上での麻雀に向いていなかった。しかしNDS本体さえそろえばOKという手軽さと、相手の牌が見えない状態でプレイできるという利点が4人打ち麻雀を容易なものにしたのだ。

 という点を踏まえての予測でしかないが、タッチペンで選択するという操作がテーブルゲームの動作と相性がいいということに、各社が目をつけたのではないだろうか。そして前述したワイヤレス通信の利便性。これもテーブルゲームやトランプゲームなどと相性がよい組み合わせだという結論に至るだろう。「さわるメイドインワリオ」や「きみのためなら死ねる」などの小気味よいミニゲーム集が好評を博したというのも考慮に入れると、NDSでテーブルゲーム集が登場する必然性というのも感じられると思うのだが、どうだろうか。

 そんなわけで、なぜだか似た時期に各社より発売されたテーブルゲーム集。残念ながら「テーブルゲームスピリッツ」と「タッチゲームパーティー」は未プレイな筆者だ。おそらく2タイトルとも、それぞれ独自の要素があってやり込み甲斐のあるつくりになってはいると思う。しかし純粋にテーブルゲームの数でいえば「テーブルゲームスピリッツ」が11、「タッチゲームパーティー」が7ということで、40を超える本作に軍配があがりそうだ。

 実際に本作を遊んでみて思ったのは、やはり40種類以上というそのボリュームが本作の懐の深さになっていて、何とも言えない楽しさを醸し出しているということだ。次項では各モードをリポートしよう。

画像 ボリューム満点の本作。実際にやったことがあるゲームはいくつあるかな?
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」