レビュー
» 2006年01月11日 18時00分 公開

移動、戦闘、イベントが間断なく繰り広げられていくことに驚嘆「ローグギャラクシー」レビュー(2/3 ページ)

[小泉公仁,ITmedia]

戦闘時の操作はわかりやすいが、“詰め込みすぎ”という感も

 敵との戦闘は、アクションゲームさながらにボタン操作で剣を振ったり銃を撃つというスタイル。基本は、ファーストウェポン(○ボタン)、セカンドウェポン(□ボタン)、ジャンプ(×ボタン)の3つを使うだけなので、それほど難しくない。また、序盤ではことあるごとにチュートリアルが表示される親切設計なので、マニュアルを読まずに始めても操作で迷うことは少ない。

 パーティーは3人で構成され、移動中あるいは戦闘中でも操作するキャラクターを変更できるので、主人公以外にも特性の異なるさまざまなキャラクターを使い分けられるのがおもしろい。

 武器による通常攻撃とは別に、「アビリティ」と呼ばれる特殊能力も用意されている。これには、敵全体にダメージを与えるもの、パーティー全員の防御力をアップするものなど、効果もさまざま。そして、アビリティは「ひらめきフロー」にアイテムをはめていくことで修得するしくみになっているため、所定のアイテムさえ手に入れば、キャラクターのレベルに関わりなく使用可能になる。なお、アビリティや回復アイテムなどは戦闘中にメニューを開いて使用する方式だが、「サジェスト」といって自分以外のキャラクターから使用を提案されることもある。

画像 「ひらめきフロー」の穴にアイテムをはめると、新しいアビリティが使用できるようになる。「ひらめきフロー」はキャラクターごとに異なり、修得できるアビリティもそのキャラクター固有のもの
画像 戦闘中にアビリティを発動すると、このような派手な演出がカットインされる。さすがに何度も見せられると飽きるが……
画像 自分が操作していないキャラクターが、アビリティやアイテムの使用を提案してくる「サジェスト」。このとき「L1」「L2」ボタンを押すと、そこに書かれているアビリティを発動(またはアイテムを使用)する。なお、自分が操作しているキャラクターのアビリティは、メニュー画面から選択しないと発動できない

 戦闘に関しては、ほかにも「アタックターンゲージ」(攻撃を行うごとに減っていき、なくなると攻撃やアイテムの使用などが行えなくなる)や、ランダムに発生する「チェインアタックモード」(マーカーに従ってタイミングよくボタンを押すと強力な連続攻撃になる)など、多くの要素が盛り込まれている。戦闘が単調にならないための工夫であることはわかるが、少々詰め込みすぎかな、という印象も受ける。中でも「チェインアタックモード」については、最後までつなげることができても見返りは小さく、戦闘の流れを止めてしまうことの方がむしろ気になる。

画像 いわゆる“音ゲー”のような要領で、左から流れてくる○マークが〔 〕の枠と重なるタイミングでボタンを押していく「チェインアタックモード」。最後までミスせずにボタンを押せると大ダメージを与えられるが、それまでのテンポが乱れてしまうように感じる

 また、装備の変更に手間がかかるというのも難点だ。戦闘中は特に手数が多くなり、まずメニュー画面を開いてから、「メインメニュー→仲間→(キャラクター)→装備→(現在の武器)→装備変更→(新たに装備する武器)」と、異様なほど階層が深い。このゲームでは、ある特定の武器がないと全くダメージを与えられない敵もいるため、装備の変更を行う場面も多い。それだけに、このプロセスがなおのこと面倒に感じられてしまう。

画像 装備の変更にまつわる操作が煩雑という点が残念。実は、装備の変更にはもう1つ方法があって、「メインメニュー→アイテム→(新たに装備する武器)→装備」でも可能。こちらの方が手数は少なくて済む反面、武器の攻撃力などの情報を見られないという難がある

 戦闘そのものは、キャラクターが小気味よく動いて楽しいので、あまり欲張らずに、もう少しシンプルに構成しても十分魅力的だったと思う。「アタックターンゲージ」や「チェインアタックモード」などは、戦闘に変化をつけるというより、流れを止めてしまう方向に作用しているように感じられた。また、操作するキャラクターの切り替えやアビリティの発動が、メニューを介さずにボタン操作でダイレクトに行えたら、よりアクティブなバトルが楽しめたかもしれない。

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