Xbox 360「闘龍門」対戦イベント中の現場に潜入。プロ雀士に本作の魅力を聞いてきました
AQインタラクティブから発売されているXbox 360ソフト「通信対戦麻雀 闘龍門」。その通信対戦イベント「プロチャレンジ杯」の現場へと潜入し、最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士2人に、本作をプレイしての感想や魅力などを語ってもらった。
AQインタラクティブから発売されているXbox 360ソフト「通信対戦麻雀 闘龍門」にて、最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士との通信対戦イベント「プロチャレンジ杯」が開催されることは、こちらの記事にてすでにお伝えしていたが、このたび、実際にイベント中の現場へとお邪魔する機会を得ることができた。
闘龍門は、手軽にマージャンを楽しめるのが特徴で、短時間で逆転可能な「割れ目システム」などの搭載により、1ゲーム5分程度で勝敗が決まる。また、Xbox 360の通信機能である「Xbox Live」によるオンライン対戦も可能で、フリー対戦、全国段位認定モード、段位別対戦(ノーマル)、段位別対戦(上段位者限定)、通常大会、特別大会、通信対戦といったメニューを用意。大会に参加するためには、月額300円(2006年4月1日まで無料)の課金サービスに加入する必要があるが、直接対戦は無料で楽しむことができるという。
この日のプロチャレンジ杯には最高位戦日本プロ麻雀協会所属の近藤誠一プロと山口まやプロの2人が参加。近藤プロは闘龍門に触れるのが初めてということもあり、少し操作に戸惑う場面があったようだが、方向キーとAボタン、Bボタンの3つを覚えればプレイ可能とあって、すぐに慣れたようだった。一方の山口プロは2回目ということで、操作はもちろん、ボイスチャットもしっかりと装着するなど、手慣れたものだった。
対戦イベント自体は、記者が横からチャチャを入れていたのが悪かったのか、両プロともにサービス精神旺盛なのか、常にユーザー側が1位を取るという展開に。急きょ行われた記者との直接対決でも、事前に“振り込み野郎”の異名を持っていると言ったのを覚えていてくれたのか、明らかな「清一色(チンイツ)」(※「字牌」が混じっておらず、一種類の牌のみで構成する)狙いの手に気付かないふりをして、勝利を譲ってくれるほどフレンドリーな雰囲気の中で行われていた。
ボイスチャットを介して麻雀をやる楽しさ
つつがなくプロチャレンジ杯が終了した後、近藤プロと山口プロにイベントの感想などを聞くことができた。対戦したユーザーのレベルについて、「前もそうでしたけど、ユーザーさんはいつも強い。プロチャレンジの意味はプロ“に”チャレンジではなく、プロ“が”チャレンジですね」と山口プロは笑いながら語る。ただ、それ以上にCPUが強いと感じるそうで、これに同意した近藤プロからは「CPUは人と違ってある程度オーソドックスな打ち方をしてくる。それが逆につらいんです」との意見が聞かれた。
また、プロ雀士は公式の対局では黙って打つのが基本となっているが、山口プロはボイスチャットを介してみんなで話しながらプレイするほうが好きだという。「公式の対局では黙ってやるのが普通なんですが、私はみんなで話しながら打つほうが好きなので、ボイスチャットはすごく気にいりました。遊びでやるのだから、話しながら楽しくやったほうが良いですよ。ボイスチャットだと“あっ!”とか声を出しちゃうから勝負にならないという人もいるかもしれませんけど、それは普通に卓を囲んで打っていたとしても、表情などで分かりますから。声で手牌がバレてしまう、といったことは気にしないで良いのではないでしょうか」
一方の近藤プロは、ゲームのマージャンの利点について、いくつかの具体例を挙げながら説明してくれた。「卓を囲んでやる現実のマージャンと違って、山が崩れるといったトラブルがまず起きないのが良いですね。間違って操作してしまうことはあるかもしれませんけど、それは慣れでどうにかなるでしょうし、あくまで自己の問題なので、ほかの人とトラブルになることはないですから。それと、公式の大事な対局の場合、記録係が手書きで記録を取っているんですが、ゲームを使えば記録が残るという面もあります。記録というのは、プロの雀士でも上のリーグにいかないと取ってもらえないものなので、ゲームをプレイしながら自分で記録を取って、自分の悪いところを調整していく、といったことも可能だと思います」
これには山口プロも同じ意見だったようで「最高位戦日本プロ麻雀協会には40〜50人の研修生がいるのですが、学習する場がないんです。ですから、闘龍門のオンライン対戦で、対局する人たちでルールを決められるようになったり、観戦モードでみんなで議論できるようになれば、マージャン業界自体の可能性も大きくなると思います。データで残っていると、マージャンを知らない人に説明をする時も“ここでこうしたからこうなった”と理由を説明しやすくなりますし。データ採取にはうってつけだと思うので、ぜひ次は入れてください」と、その場にいたAQインタラクティブのスタッフに次回作の要望をするほどだった。
なお、次回のプロチャレンジ杯は現在のところ未定だが、こちらでもお伝えしているように、2006年3月26日に東京・秋葉原にある秋葉原コンベンションホールにて、「通信対戦麻雀 闘龍門杯」が開催される。大会参加者でなくとも、勝利者を予想・的中させればプレゼントももらえるそうなので、興味のある人はぜひ足を運んでいただきたい。
タイトル名 | 通信対戦麻雀 闘龍門 |
発売日 | 発売中 |
価格(税込) | 6090円 |
大会参加 | 通信対戦大会参加時にはチケット購入が必要(2006年4月1日まで無料) |
(C)Yuki Enterprise Inc.
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
-
「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
-
“膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた