「アンジェラさんのは、ロックを感じさせるピアノなんです」――植松伸夫さん
SHIBUYA TSUTAYAでは、3月16日早朝に行われた「FINAL FANTASY XII」の発売記念カウントダウンイベントに引き続き、夜にはアンジェラ・アキさんと植松伸夫さんを交えたトークショーとミニライブが開催された。
3月16日夕方に開催された「ファイナルファンタジーXII プレミアム・ミニライブ」は、同日早朝に行われた発売記念カウントダウンイベントで「FINAL FANTASY XII」(以下、FFXII)を購入した人たちから、さらに抽選で選ばれた強運のファンが参加。場内は熱気であふれかえっていた。
登場したアンジェラさんは、「FINAL FANTASY VIII」のテーマ曲である「Eyes On Me」をまず熱唱。「FINAL FANTASY VII」は好きでプレイしたことがあるほか、妹さんがゲーマーでよくゲームをしているとか。また、アメリカに住んでいるお母さんの家族が、ファイナルファンタジーシリーズはすべてプレイしているそうだ。「いとこから、わたしと同姓同名の人がFFXIIの挿入歌を歌うことになったらしいと言われ、それはわたしのことだと言ったらびっくりしていた」とアンジェラさん。
ここでFFXIIの挿入歌である「Kiss Me Good-Bye」の作曲者である植松伸夫さんも登場してのトークセッションとなった。
植松さんは「アンジェラさんとわたしの共通点は多いんです。わたしが高知で彼女が徳島出身ということで、同じ“四国つながり”だし、彼女はハワイに住んでいたけど、わたしも『FINAL FANTASY IX』の時に1年くらいハワイに住んでました」と語る。また、植松さんはエルトン・ジョンのファンで「弾き語りだけどロックしているピアノなんです。アンジェラさんのデモテープを聴いたときにもロックのピアノを感じたんです」とも。
それを受けたアンジェラさんも「わたしもタッチが強い方なので、弾いていて調律がずれちゃったりするんですが、“鍵盤は打楽器”ということでも、巨匠と意気投合しました」と話すなど和気あいあい。「話してるのは雑談ばかり」(植松さん)というほど、レコーディングの時から、スタッフも含めて雰囲気がよかったそうだ。
アンジェラさんは、今回のKiss Me Good-Byeについて、「植松さんの曲を聴いて、その世界観が壮大すぎてどのように作詞しようかと思いましたが、曲を聴いてるうちにただ『愛してる』と言うだけでなく、切なさも感じて、テーマは“別れ”だと思った」と語る。なお、歌詞については、薬局で買い物をして、重い袋を下げて歩いていたときにふと歌詞が降りてきたそうだ。「書かなきゃ! と思ってあわててコンビニに走り込んで、ペンを借りました(笑)」(アンジェラさん)
植松さんは「メロディだけを渡して、歌詞ができていなかったので“ラララ〜”だけしか聴けなかったが、それを聴いたときには出だしだけで“いける”と思った」というほど、アンジェラさんについて絶賛。「アンジェラさんは1人でも生きていけるほど強い人。アイドルっぽく売り出していく人もいるけど、彼女はゼロから作り上げていく人だと思う」(植松さん)
アンジェラさんは最後に挿入歌であるKiss Me Good-Byeを熱唱したあと、「先ほど話した、歌詞が降りてきたときのことを思わず思い出してしまい、ぐっと来た」と語り、「デモテープの“ラララ〜”を思い出しました」と植松さん。最後にアンジェラさんは、「曲を通して知り合えた、植松さんやスクウェア・エニックスの方々と出会えて本当にうれしい。新しい出会いに乾杯!」と語り、そして「曲というのは、作ったものを聞いてくれる人、喜んでくれる人がいて完結する。Kiss Me Good-Byeも録音はとっくに終わっているが、今日初めて完成したと思った」植松さん。
Kiss Me Good-Byeを聞いて、FFXIIの世界により浸ってみるのはいかがだろうか。
関連記事
- 壮大な建造物のような作品――早朝から賑わう「FFXII」発売記念カウントダウンイベント
- FFVIII「EYES ON ME」、FFXII「Kiss Me Good-Bye」を熱唱――アンジェラ・アキさんトークショー&ミニライブ
- 渋谷で「FFXII」の発売記念カウントダウン&ミニライブ開催決定
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」