「アンジェラさんのは、ロックを感じさせるピアノなんです」――植松伸夫さん

SHIBUYA TSUTAYAでは、3月16日早朝に行われた「FINAL FANTASY XII」の発売記念カウントダウンイベントに引き続き、夜にはアンジェラ・アキさんと植松伸夫さんを交えたトークショーとミニライブが開催された。

» 2006年03月16日 20時13分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

 3月16日夕方に開催された「ファイナルファンタジーXII プレミアム・ミニライブ」は、同日早朝に行われた発売記念カウントダウンイベントで「FINAL FANTASY XII」(以下、FFXII)を購入した人たちから、さらに抽選で選ばれた強運のファンが参加。場内は熱気であふれかえっていた。

画像 「(元の曲を歌った)フェイ・ウォンさんの世界は大好き。自分でも歌っていて鳥肌が立つ」とアンジェラさん

 登場したアンジェラさんは、「FINAL FANTASY VIII」のテーマ曲である「Eyes On Me」をまず熱唱。「FINAL FANTASY VII」は好きでプレイしたことがあるほか、妹さんがゲーマーでよくゲームをしているとか。また、アメリカに住んでいるお母さんの家族が、ファイナルファンタジーシリーズはすべてプレイしているそうだ。「いとこから、わたしと同姓同名の人がFFXIIの挿入歌を歌うことになったらしいと言われ、それはわたしのことだと言ったらびっくりしていた」とアンジェラさん。

画像

 ここでFFXIIの挿入歌である「Kiss Me Good-Bye」の作曲者である植松伸夫さんも登場してのトークセッションとなった。

 植松さんは「アンジェラさんとわたしの共通点は多いんです。わたしが高知で彼女が徳島出身ということで、同じ“四国つながり”だし、彼女はハワイに住んでいたけど、わたしも『FINAL FANTASY IX』の時に1年くらいハワイに住んでました」と語る。また、植松さんはエルトン・ジョンのファンで「弾き語りだけどロックしているピアノなんです。アンジェラさんのデモテープを聴いたときにもロックのピアノを感じたんです」とも。

 それを受けたアンジェラさんも「わたしもタッチが強い方なので、弾いていて調律がずれちゃったりするんですが、“鍵盤は打楽器”ということでも、巨匠と意気投合しました」と話すなど和気あいあい。「話してるのは雑談ばかり」(植松さん)というほど、レコーディングの時から、スタッフも含めて雰囲気がよかったそうだ。

画像 「ゲームの音楽はシングルなどと違い、ヒットしなくてもOK。このゲームの世界にはどの曲があうのか、純粋に挑戦させていただけるのがいい」(植松さん)

 アンジェラさんは、今回のKiss Me Good-Byeについて、「植松さんの曲を聴いて、その世界観が壮大すぎてどのように作詞しようかと思いましたが、曲を聴いてるうちにただ『愛してる』と言うだけでなく、切なさも感じて、テーマは“別れ”だと思った」と語る。なお、歌詞については、薬局で買い物をして、重い袋を下げて歩いていたときにふと歌詞が降りてきたそうだ。「書かなきゃ! と思ってあわててコンビニに走り込んで、ペンを借りました(笑)」(アンジェラさん)

 植松さんは「メロディだけを渡して、歌詞ができていなかったので“ラララ〜”だけしか聴けなかったが、それを聴いたときには出だしだけで“いける”と思った」というほど、アンジェラさんについて絶賛。「アンジェラさんは1人でも生きていけるほど強い人。アイドルっぽく売り出していく人もいるけど、彼女はゼロから作り上げていく人だと思う」(植松さん)

画像 アンジェラさんがKiss Me Good-Byeを歌っているシーンは、渋谷に設置されている屋外マルチビジョン、Q's EYE(TSUTAYA)、109フォーラムビジョン(109)、スーパーライザ渋谷(大盛堂書店上)でも生中継された

 アンジェラさんは最後に挿入歌であるKiss Me Good-Byeを熱唱したあと、「先ほど話した、歌詞が降りてきたときのことを思わず思い出してしまい、ぐっと来た」と語り、「デモテープの“ラララ〜”を思い出しました」と植松さん。最後にアンジェラさんは、「曲を通して知り合えた、植松さんやスクウェア・エニックスの方々と出会えて本当にうれしい。新しい出会いに乾杯!」と語り、そして「曲というのは、作ったものを聞いてくれる人、喜んでくれる人がいて完結する。Kiss Me Good-Byeも録音はとっくに終わっているが、今日初めて完成したと思った」植松さん。

 Kiss Me Good-Byeを聞いて、FFXIIの世界により浸ってみるのはいかがだろうか。


画像 終了後は握手会も開催された。お2人がサインしたFFXIIのポスターが手渡された

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/18/news004.jpg 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  2. /nl/articles/2405/18/news066.jpg 「なぜ今になって……」 TikTokで“15年前”の曲が大流行 すでに解散の人気バンド…… ファン驚き 「戸惑いが隠せない」
  3. /nl/articles/2405/18/news055.jpg ガチ“別人級”……凄腕メイク術駆使したビフォアフが「日本の頂点」と話題、“フォロワー数580万人”の美容系インフルエンサー
  4. /nl/articles/2405/18/news003.jpg 0歳娘がはじめて歩けた瞬間、パパの顔を見て…… 号泣必至の“表情としぐさ”に「やったねえ!すごいねえ!」「かわいくて涙が」
  5. /nl/articles/2405/15/news106.jpg 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  6. /nl/articles/1611/04/news117.jpg 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  7. /nl/articles/2405/18/news023.jpg 死んだはずのスズメバチ、お尻をよく見てみると…… 「亡者の執念発動してますね」「だから怖いんだよな」油断できない生命力におののく声
  8. /nl/articles/2405/18/news068.jpg 『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博がXで怒り 立て続く“誤配”で「三度目です」「次はもう知らん」
  9. /nl/articles/2405/17/news026.jpg トリミングでシーズーを「ハムスターにしてください」とお願いしたら…… インパクト大の完成形に「可愛いーーー」「なんて愛おしい鼻毛カール」
  10. /nl/articles/2405/17/news022.jpg 妻が作ったキャラ弁にフランス人夫と3歳娘が大爆笑! 「怖い」と言われた完成形に「蓋開けた瞬間w」「一緒に笑っちゃいました」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評